総合格闘家の西浦とK-1ルールで対戦したHIROYA。1R序盤、西浦のトリッキーな動きに翻弄される場面があったものの、徐々に強烈なローキックを西浦の足に叩き込んでいく。2Rに入るとHIROYAのローで西浦の動きが止まり、試合はHIROYAペースに。

　そして3R、HIROYAと西浦の右のパンチが交錯。ダブルノックダウンとなったが、すぐにHIROYAが立ち上がり、西浦にダウンカウントが数えられる。試合は続行となったが、HIROYAが強烈な右フックを叩き込み、西浦が再びダウン。ここでレフェリーが試合を止め、HIROYAがK-1ファイターとして貫録のKO勝利を収めた。

　試合後「1、2Rとなかなか攻めきれませんでしたが、イメージしたことは試合で出来ました。パンチは重かったですが、焦ることなく対処できたと思います。結果的に3RでKOできて、K-1をアピールできて良かったです」と西浦との一戦を振り返ったHIROYA。

「武尊から『おめでとう』という連絡が来て、武尊につなげられてホッとしています。31日は僕も会場に行くので、できることは何でもサポートしたいと思います」と31日に試合を控える初代K-1 WORLD GP-55kg王者・武尊にエールを送った。

［K-1ルール/3分3R延長1R］
○HIROYA
3R1分20秒　KO
×西浦"ウィッキー"聡生