[ニュース]2017.5.31
「K-1 WORLD GP」6.18(日)さいたま 廣野祐、約2カ月間のヨーロッパ武者修行でトーナメントを勝ち抜く!「誰が相手でも自分がやりたいことをやれば勝てると思う」
「K-1 WORLD GP」6.18(日)さいたま 廣野祐、約2カ月間のヨーロッパ武者修行でトーナメントを勝ち抜く!「誰が相手でも自分がやりたいことをやれば勝てると思う」
5月31日(水)東京・葛飾区の高砂地区センターにて、6月18日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント〜」のトーナメント一回戦でサニー・ダルベックと対戦する廣野祐が公開練習を行った。
念願のトーナメント出場となる廣野はシャドーボクシングとミット打ちを2分1Rずつ公開。単発ながら鋭いパンチ・ミドル・ヒザ蹴りを繰り出し、「いつものことですが今は身体が疲れが溜まっています」というものの「練習が充実しているので、試合に向けた緊張感という固さはないです」と語る。
廣野はトーナメント出場が決まると約2カ月間、ヨーロッパでのトレーニングキャンプを慣行。前半はイギリスでボクシングの技術向上&フィジカル強化を行い、後半はイタリアへ渡り、ダルベック対策として元K-1MAX世界王者のジョルジオ・ぺトロシアンとスパーリングを続けてきたという。
廣野はトーナメント出場が決まると約2カ月間、ヨーロッパでのトレーニングキャンプを慣行。前半はイギリスでボクシングの技術向上&フィジカル強化を行い、後半はイタリアへ渡り、ダルベック対策として元K-1MAX世界王者のジョルジオ・ぺトロシアンとスパーリングを続けてきたという。
「今年1月にジョーダン・ピケオーに負けて、その時に自分に足りなかったものがあったので、イギリスではそれを修正するための練習をしてきました。(イギリスを選んだ理由は?)以前フィリピンでボクシングの練習をした時に知り合った日本人の方から、イギリスにいいトレーナーがいると言われて、新K-1伝説でも取り上げられたトレーナーのデービットを紹介してもらいました。
デービットはアマチュアボクシングで実績を残して、今はトレーナーをやっている人物で、現地ではボクシングのテクニックとコンディショントレーニングを教えてもらいました。イギリスのボクシングのトップ選手たちとも練習させてもらって、重量級だけど軽量級くらい動きが速い選手がいて勉強になりました。
3週間ほどイギリスで練習したあとはイタリアでぺトロシアン兄弟のいるジムに行きました。一回戦の相手(ダルベック)がサウスポーで、悔しいですけどサウスポーで世界のトップはぺトロシアンで、彼以外のスパーリング相手はいないと思って、練習をお願いしました。本当は行きたくなかったんですけど(苦笑)、トーナメントで優勝するためには手段を選べないです。
(どうやってコンタクトを取った?)最初はメールで連絡したのですが、なかなか返事がなくて…最終的に電話でしつこく『練習させてください』とお願いしました。ジョルジオ(ぺトロシアン)は試合が終わってすぐだったので、最初は同じジムの選手たちと練習して、後半はぺトロシアンたちとも練習したという感じですね。
(暖かく迎えられた?)ジョルジオは僕と戦ったシェムシ・べキリやサモ・ペティと仲が良いらしくて、ずっと僕のことを敵対視してました(苦笑)。でもちゃんとスパーリングしてくれて、確かに上手くてタイ人の強豪みたいな動きをするんですけど、思ったよりも普通の人間だなと思いました」
デービットはアマチュアボクシングで実績を残して、今はトレーナーをやっている人物で、現地ではボクシングのテクニックとコンディショントレーニングを教えてもらいました。イギリスのボクシングのトップ選手たちとも練習させてもらって、重量級だけど軽量級くらい動きが速い選手がいて勉強になりました。
3週間ほどイギリスで練習したあとはイタリアでぺトロシアン兄弟のいるジムに行きました。一回戦の相手(ダルベック)がサウスポーで、悔しいですけどサウスポーで世界のトップはぺトロシアンで、彼以外のスパーリング相手はいないと思って、練習をお願いしました。本当は行きたくなかったんですけど(苦笑)、トーナメントで優勝するためには手段を選べないです。
(どうやってコンタクトを取った?)最初はメールで連絡したのですが、なかなか返事がなくて…最終的に電話でしつこく『練習させてください』とお願いしました。ジョルジオ(ぺトロシアン)は試合が終わってすぐだったので、最初は同じジムの選手たちと練習して、後半はぺトロシアンたちとも練習したという感じですね。
(暖かく迎えられた?)ジョルジオは僕と戦ったシェムシ・べキリやサモ・ペティと仲が良いらしくて、ずっと僕のことを敵対視してました(苦笑)。でもちゃんとスパーリングしてくれて、確かに上手くてタイ人の強豪みたいな動きをするんですけど、思ったよりも普通の人間だなと思いました」
帰国後はイギリスで学んだことの延長として「デービットに教わった技術をスパーリングで試して、デービットに教わったトレーニングを継続してやってます」と廣野。対戦相手のダルベックを「左の攻撃ばかりが目立つけど、構えをオーソドックスにスイッチしてパンチを出したり細かいテクニックがある」と分析したうえで「あまり考えすぎないで、自分がやりたいことをやれば勝てると思っています」と自信をのぞかせる。
トーナメントの勝ち上がりについても「ストーリー的には決勝でピケオーにリベンジするのがいいと思いますが、現実はチンギス・アラゾフが上がってくると思います」としつつ「対戦相手は誰でもいいですね。大事なことは自分が3回勝つことで、誰が相手でも自分がやりたいことをやれば勝てると思います。自分がやりたいことを信じて貫くこと、そして臨機応変に対応すること。それで優勝に近づくと思います」とあくまで重要なことは自分がどう戦うか?だと続けた。
トーナメントの勝ち上がりについても「ストーリー的には決勝でピケオーにリベンジするのがいいと思いますが、現実はチンギス・アラゾフが上がってくると思います」としつつ「対戦相手は誰でもいいですね。大事なことは自分が3回勝つことで、誰が相手でも自分がやりたいことをやれば勝てると思います。自分がやりたいことを信じて貫くこと、そして臨機応変に対応すること。それで優勝に近づくと思います」とあくまで重要なことは自分がどう戦うか?だと続けた。
最後に廣野は「今回はプロになって初めてのワンデートーナメントです。トーナメントは未知数しかないんですけど、多分自分はトーナメントで成長できるタイプだと思います。一戦一戦明確に勝ちきること・出し切ることがテーマです。『全試合KOで…』と言いたいところですが、誰が見てもはっきり自分が勝っていると分かるような試合で3回勝ちます。そして最後にリングに立っているのは自分です」と優勝宣言。海外武者修行の成果を出して、過酷なワンデートーナメントを制することが出来るか?