昨日の大会では1年2カ月ぶりの復帰戦でスタウロス・エグザコスティディスに勝利した小宮山工介。9月大会で現スーパー・フェザー級王者の大雅をKOしているハードパンチャーのスタウロスが相手だったが、得意の蹴り技で翻弄して勝利をもぎとった。会見ではスタウロス戦を振り返り「来年3月の『K'FESTA.1』出場に目標を定めて調子を上げていきたいと思います」と語った。

「1年2カ月ぶりにK-1で試合が出来てうれしく思っています。大きな怪我もなく終わってホッとしています。（スタウロスの印象は？）すごくパワーもありましたし、緊張感も高い試合でした。スタウロス選手はパンチの選手で僕は蹴りの選手で、僕の間合いに踏み込ませなかったのがよかったのかなと思います。ただ僕も前蹴りを躊躇してしまう場面もありまして、スタウロス選手もレベルが高い選手だなと思います。

（試合勘に問題はなかった？）やっと戻ってきたなって感覚ですね。やっぱりK-1のリングはいいなと思いました。ただ久々の試合ということもあって、僕の中では60〜70％くらいの出来だったかなと思います。あとはKOできず、AbemaTVさんのKOボーナスをいただけなかったのが残念でした。

（今後の目標は？）僕はK-1のベルトを目指しているんですけど、まずは大雅選手に勝ったスタウロス選手に勝てたことがうれしいです。まだ正式に（3月の『K'FESTA.1』）のオファーをいただいているわけではないので、オファーをいただくことが前提かなと思います。最近は怪我が多かったのですが、怪我も順調に回復しているので、来年3月に目標を定めて調子を上げていきたいと思います。（試合前に『腕から炎を出す』と言っていたが？）昨日の試合では出てないです（笑）。なので3月に炎を出したいです」