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[ニュース]2017.11.25
平本蓮、“肉を切らせて骨を断つ”作戦で佐々木大蔵にリベンジ!「これからも無謀な試合をしていきたい。来年3月にゲーオに挑戦して勝ちたいです」
    
 11月24日(金)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて、昨日さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催された「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜初代ヘビー級王座決定トーナメント〜」の一夜明け会見が行われた。
 昨日の大会では佐々木大蔵と約1年5カ月ぶりに再戦した平本蓮。前回の対戦(Krush-63kg王座決定トーナメント決勝)では佐々木に敗れている平本だったが、今回は試合終了間際に2度のダウンを奪ってリベンジを果たした。

 会見では「僕が攻撃をもらった方が大蔵くんに隙が出来ると思って、そこにかけるしかないと思って戦いました」と“肉を切らせて骨を断つ”作戦だったことを明かし、来年3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで行われる“新生K-1史上最大のビッグマッチ”「K'FESTA.1」(ケイズ・フェスタ・ワン)でのゲーオ・ウィラサクレック戦を熱望した。

「大蔵くんが強い選手だということは身に染みて分かっていたので、苦しい試合になると思っていました。ああいう展開になると思って練習していましたし、自分の苦手なところの練習をしていたので、一段階、成長できたと思います。

 作戦は2パターンあって、1つは1Rから戦略を練って戦うこと。もう1つは2Rに大蔵くんがペースをあげてくると思ったので、あえてその土俵に乗った方が勝てる可能性があるということでした。KRESTの選手はみんなリズムを大事にしていて、僕が攻撃をもらった方が(佐々木に)隙が出来ると思ったんですね。前回の対戦の試合映像を見ても大蔵くんが攻めている時に隙が出来ていたので、そこが勝負だと思っていました。

 だから大蔵くんの攻撃をもらいつつ、相打ちを狙ったじゃないですけど、1Rが終わった時に2Rはあえて(相手の土俵に)乗っかって、3Rにすべてをかけてやろうと思いました。勝率が50%でもいいからこの作戦でいこうと思いました。たくさんパンチをもらうと思って練習していましたし、隙があって一発入れば勝てるという作戦でした。これにかけるしかないと思っていたので、そういう練習をやっておいてよかったです。

(ゲーオ戦について)来年3月に新生K-1としてビッグイベントがあるので無謀なことをやりたいと思いました。僕の勝率は1割もないと思いますけど、僕は追い込まれれば追い込まれるほど強くなれると思うんです。今後も試合で圧勝できないと思いますけど、僕はギリギリでも勝っていける姿を見せたいと思います。僕の中ではK-1チャンピオン=ゲーオで、どうせやるなら挑戦したいです。これからも無謀な試合をしたいので、3月の『K'FESTA.1』でゲーオに勝ちたいです」

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