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[ニュース]2018.2.22
「K-1 WORLD GP」3.21(水・祝)さいたま 左右田泰臣とウルティモ・ドラゴンが緊急合体!“新生K-1史上最大のビッグマッチ”に向けてマスクマンとしての心得を学ぶ
    
 2月21日(水)東京・新宿区のGENスポーツパレスにて、3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜K'FESTA.1〜」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]でKrush-65kg王者・中澤純と対戦する左右田泰臣が公開練習を行った。2
“K-1初のマスクマン”として戦う左右田がマスクマンとして進化すべく“世界の究極龍”ことウルティモ・ドラゴンに直接指導を仰いだ。ウルティモは世界を股にかけて活躍するプロレスラーで、左右田は「K'FESTA.1」出場を前にウルティモとのトレーニングを志願。それが公開練習という形で実現した。

 トレーニングはウルティモと左右田の完全マンツーマン形式で、スクワット、ジャンピングスクワット、プッシュアップバーを使っての腕立て伏せ、首を鍛えるトレーニングなどプロレスにおける基本的なものからスタート。それが一通り終わるとリングを使ったロープワーク、ウルティモの得意技でもあるソバットの実演指導も行われた。

 練習終了後「最初に話をいただいた時にK-1ファイターにルチャリブレを教えるのはどうかな?と思いましたが、左右田選手が子供の頃からプロレスが好きで、プロレスラーに憧れていたという話を聞いて、K-1ファイターなのにプロレスを好きでいてくれてうれしかった」と語ったウルティモ。

 直接指導を受けた左右田も「ロープワーク一つとってもこんなに痛いんだ…と思って、それを当たり前にやっているプロレスラーの方の偉大さを感じました。今日教わったことはしっかり自分の中に取り入れたいと思います」と話し、ウルティモは「K-1の経験がない私からは直接的なアドバイスはできません。今日教えたことで自分に合う・合わないがあると思うので、自分に合うものを取り入れて、それが左右田選手にとってヒントになればいいと思う」とアドバイスを送った。

 その後は左右田がウルティモに「僕は2年前に初めて3連敗して、もう格闘技をやめようと思った時にマスクをかぶろうと思いました。ウルティモ選手はマスクをかぶって何が変わりましたか?」と質問するなど、マスクマンとしての心得を聞く流れに。

 質問を受けたウルティモは自身がマスクマンになった経緯を説明したうえで「左右田選手も思うところがあってマスクをかぶったわけだから、それはいいことだと思う。これから格闘技をやっていけば色んなことがあると思うけど、勝っても負けてもリングに立つ時は気持ちが大事。絶対に勝てると思ってリングに上がらないとダメで、そうすればもっともっと色んなことが変わる」とメッセージ。

 さらに左右田が戦いのテーマとして掲げる「LIBERTAD(リベルタ)」(※スペイン語で自由の意味)についても「ルチャリブレは“自由への戦い”や“自由を手に入れるための戦い”という意味で、自由を手にするためには義務も発生する。ただ自由を手にするだけではなく、自由になって何をしたいのか? そこまで考えることで左右田選手のことが決まるし、それを考えればもっともっと結果が見えてくる」と熱く語った。

 憧れのレスラーからマスクマンとしての心得を学んだ左右田。“新生K-1史上最大のビッグマッチ”のリングでマスクマンとして何を見せるのか?
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