[ニュース]2015.11.19
‐70kgタイトルマッチ 王者マラット・グレゴリアン×挑戦者サニー・ダルベックは中止 グレゴリアンも大会欠場、次回参戦は来年3月・4月を示唆
‐70kgタイトルマッチ 王者マラット・グレゴリアン×挑戦者サニー・ダルベックは中止 グレゴリアンも大会欠場、次回参戦は来年3月・4月を示唆
11月19日(木)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、11月21日(土)国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 〜THE CHAMPIONSHIP〜」に関する記者会見が行われた。
当初、今大会ではK-1 WORLD GP-70kgタイトルマッチとして王者マラット・グレゴリアン×挑戦者サニー・ダルベックによる一戦が予定されていた。しかしダルベックが最終調整で滞在していたタイでインフルエンザにかかったためドクターストップ。17日夜に今大会の欠場と-70kgタイトルマッチの中止が発表されていた。
この日はそれを受けての会見となり、前田憲作K-1プロデューサーとグレゴリアンが出席。前田プロデューサーより、タイトルマッチ中止と共に21日の大会にグレゴリアンが出場しないことが発表された。前田プロデューサーはこれまでの経緯を説明し、ファン・関係者に謝罪の言葉を述べた。
前田憲作K-1プロデューサー
「サニー・ダルベック選手はタイにおいて最終調整を行った後、18日に来日する予定でした。しかしながら、17日午後、ダルベック選手サイドから連絡があり、ダルベック選手がタイでインフルエンザにかかり、高熱が連日続き、ドクターストップがかかったとの知らせがありました。
これを受け、K-1実行委員会はK-1 WORLD GP-70kgチャンピオンのマラット・グレゴリアン選手、およびグレゴリアン選手サイドにそれを報告した上で、K-1としても協議した結果、まずグレゴリアン×ダルベック戦の中止と、今大会でK-1 WORLD GP -70kgタイトルマッチを行わないことを決定し、昨晩発表させていただきました。
K-1実行委員会では新たな候補選手を立てて、スーパーファイトとしてグレゴリアン選手サイドとワンマッチでの試合交渉を行いました。グレゴリアン選手自身、試合について前向きに考えてくれたのですが、ダルベック選手との試合がなくなった時点で戦う気持ちが切れてしまったため、今回は試合することができないという結論となりました。これによりK-1 WORLD GP-70kgタイトルマッチ、マラット・グレゴリアン×サニー・ダルベックの一戦は試合中止。両選手とも試合出場はしない形となりました。
この一戦を楽しみにして下さっていたファンの皆様、関係各位の皆さまには、心よりお詫び申し上げます。何卒ご理解のほどをお願い申し上げます」
前田プロデューサーの挨拶を受けてグレゴリアンが試合中止・欠場について語り、主催者に届いたダルベックからのコメントも読み上げられた。
マラット。グレゴリアン
「今、とても残念な気持ちでいる。サニーと戦うことを楽しみにしていたし、サニーに不運なことが起きたことも残念に思う。また次の機会があれば戦いたいと思う。(ダルベックの欠場を聞いて)とても残念だった。しかし病気だということで、早く回復することを願っている。
(ダルベック以外では試合が出来ないと決断した理由は?)8週間、サニーと戦うために集中して時間を使ってきた。そこで対戦相手が変わるとなると、相手のことを全くイメージしていないまま戦うことになる。そこで自分の気持ち的な部分が切れてしまった。試合をするからには100%の自分をお見せしたいし、こういう状態で100%の自分を見せられないと判断し、試合をするべきではないと決断した。(ダルベックの再戦について)試合の機会があれば自分は相手が誰であっても戦う」
サニー・ダルベックのコメント
「今回は、自分の体調管理不足により試合出場を辞退することになってしまい、大会関係者、日本のファンの皆さんに大変申し訳なく思っています。特に、対戦相手のマラット・グレゴリアン選手とジム関係者の方々には心よりお詫びします。
マラット選手はとても尊敬している選手であり、今回のタイトルマッチは自分にとってとても意味のある挑戦でした。試合が決まってからハードなトレーニングを積んできましたが、このような結果になってしまったことを本当に残念に思っています。
改めて、今回の試合を楽しみにしてくれていた日本のファンの皆さんに深くお詫びします。
必ず体調を100%に戻して、また日本でファイトができることを心より願っています。本当に申し訳ありませんでした」
なおグレゴリアンの次戦について前田プロデューサーは「来年は3月と4月に大会が決まっているので、そのどちらかにグレゴリアンには出て欲しい。どういう形で試合をどうするかはK-1実行委員会で相談して決めたい」と来年早々の大会への出場を示唆。グレゴリアンは明日の大会を観戦予定で、これによるチケット払い戻しはなしであることも発表された。
この日はそれを受けての会見となり、前田憲作K-1プロデューサーとグレゴリアンが出席。前田プロデューサーより、タイトルマッチ中止と共に21日の大会にグレゴリアンが出場しないことが発表された。前田プロデューサーはこれまでの経緯を説明し、ファン・関係者に謝罪の言葉を述べた。
前田憲作K-1プロデューサー
「サニー・ダルベック選手はタイにおいて最終調整を行った後、18日に来日する予定でした。しかしながら、17日午後、ダルベック選手サイドから連絡があり、ダルベック選手がタイでインフルエンザにかかり、高熱が連日続き、ドクターストップがかかったとの知らせがありました。
これを受け、K-1実行委員会はK-1 WORLD GP-70kgチャンピオンのマラット・グレゴリアン選手、およびグレゴリアン選手サイドにそれを報告した上で、K-1としても協議した結果、まずグレゴリアン×ダルベック戦の中止と、今大会でK-1 WORLD GP -70kgタイトルマッチを行わないことを決定し、昨晩発表させていただきました。
K-1実行委員会では新たな候補選手を立てて、スーパーファイトとしてグレゴリアン選手サイドとワンマッチでの試合交渉を行いました。グレゴリアン選手自身、試合について前向きに考えてくれたのですが、ダルベック選手との試合がなくなった時点で戦う気持ちが切れてしまったため、今回は試合することができないという結論となりました。これによりK-1 WORLD GP-70kgタイトルマッチ、マラット・グレゴリアン×サニー・ダルベックの一戦は試合中止。両選手とも試合出場はしない形となりました。
この一戦を楽しみにして下さっていたファンの皆様、関係各位の皆さまには、心よりお詫び申し上げます。何卒ご理解のほどをお願い申し上げます」
前田プロデューサーの挨拶を受けてグレゴリアンが試合中止・欠場について語り、主催者に届いたダルベックからのコメントも読み上げられた。
マラット。グレゴリアン
「今、とても残念な気持ちでいる。サニーと戦うことを楽しみにしていたし、サニーに不運なことが起きたことも残念に思う。また次の機会があれば戦いたいと思う。(ダルベックの欠場を聞いて)とても残念だった。しかし病気だということで、早く回復することを願っている。
(ダルベック以外では試合が出来ないと決断した理由は?)8週間、サニーと戦うために集中して時間を使ってきた。そこで対戦相手が変わるとなると、相手のことを全くイメージしていないまま戦うことになる。そこで自分の気持ち的な部分が切れてしまった。試合をするからには100%の自分をお見せしたいし、こういう状態で100%の自分を見せられないと判断し、試合をするべきではないと決断した。(ダルベックの再戦について)試合の機会があれば自分は相手が誰であっても戦う」
サニー・ダルベックのコメント
「今回は、自分の体調管理不足により試合出場を辞退することになってしまい、大会関係者、日本のファンの皆さんに大変申し訳なく思っています。特に、対戦相手のマラット・グレゴリアン選手とジム関係者の方々には心よりお詫びします。
マラット選手はとても尊敬している選手であり、今回のタイトルマッチは自分にとってとても意味のある挑戦でした。試合が決まってからハードなトレーニングを積んできましたが、このような結果になってしまったことを本当に残念に思っています。
改めて、今回の試合を楽しみにしてくれていた日本のファンの皆さんに深くお詫びします。
必ず体調を100%に戻して、また日本でファイトができることを心より願っています。本当に申し訳ありませんでした」
なおグレゴリアンの次戦について前田プロデューサーは「来年は3月と4月に大会が決まっているので、そのどちらかにグレゴリアンには出て欲しい。どういう形で試合をどうするかはK-1実行委員会で相談して決めたい」と来年早々の大会への出場を示唆。グレゴリアンは明日の大会を観戦予定で、これによるチケット払い戻しはなしであることも発表された。