[ニュース]2018.10.23
「K-1 WORLD GP」11.3(土・祝)さいたま 城戸康裕、まさかの身体はボロボロ宣言!?「窮地に立たされているけど、その中でどれだけできるかを見せたい」
「K-1 WORLD GP」11.3(土・祝)さいたま 城戸康裕、まさかの身体はボロボロ宣言!?「窮地に立たされているけど、その中でどれだけできるかを見せたい」
10月22日(月)東京・K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]でジョナサン・トゥフと対戦する城戸康裕が公開練習を行った。
城戸は6月17日(日)に開催された「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」で、マサロ・グランダーに勝利した直後、リングサイドのウェルター級王者・久保優太に「クボキュン、株ばっかりやってるんじゃないよ。株より城戸だぞ」と王座戦をアピール。
それを受けて、これまでの実績が考慮された城戸は今大会でベルト挑戦が内定していたものの、久保が交通事故により欠場となったため、スーパーファイトでK-1初のパプアニューギニアのファイター、トゥフと対戦することに。しかし、なんと城戸はこのタイミングで左足が蜂窩織炎(ほうかしきえん=細菌による皮膚の化膿性炎症)に見舞われる憂き目に。
公開練習ではその痛みをこらえながら2分1Rのミット打ちを行ったものの、左足のミドルキックを放つと城戸は苦悶の表情。そして、現在のコンディションについて「足は痛いわ、膝は痛いわ、指は痛いわ、かなりボロボロな状態」と、あけすけに明かす。
城戸によると、もともと蜂窩織炎には2008年4月9日の「K-1 WORLD MAX 2008」でのイム・チビン戦の直前に初めて発症。そのときの菌が体内に生息し、今回は免疫力が低下したために再び症状が現れたとのこと。「39度の熱がずっと続いたんで入院して、アイシング、抗生剤、点滴がずっと。だから、9月はクソつまんなかったですよ。痛えし、アチいし(苦笑)」。
発症から約1カ月半経つもいまだ完治はしておらず、「ヤベエっす。『ちょっとヤベエな』っていうときが60〜80点くらいだとしたら、今回は2点くらいです。戦闘力2くらい」と、現在はキャリア屈指のコンディションの悪さである模様。ランニングも思うようにできなかったため、減量への不安ものぞかせる。
この状況を気持ちで打破すると意気込む城戸だが、その舌の根も乾かぬうちに「もう、(トゥフに)言ってやろうかと思って。お互い、左の蹴りナシで勝負しようぜって(笑)。それだとフェアじゃないですか? 相手が飲むかどうかですけど」と本気とも冗談ともつかない発言も。
“城戸節”はまだまだ止まらない。
「賛否両論あると思うんですよ。格闘家たる者、怪我は隠して試合に出るんじゃないかと。そうやって貫くのが格闘家だろうと。……いやいや、城戸だよ? そりゃ、言うでしょって話ですね(笑)。まあ、『これで勝ったら凄い!』っていうのがほしいんでしょう」
「今回はリスクしかないですよ。これで負けたら『なんでベルトに挑戦できるんだよ?』ってなるし。蜂窩織炎にもなって最悪ですよ。どうしてくれんですか、コレ?(苦笑)。当日、ドタキャンしてやろうかなと思って。さいたまスーパーアリーナだし、沢田研二さんみたいに(笑)」
対戦相手のトゥフは筋骨隆々の肉体と抜群の身体能力を誇り、今年のWMC I-1世界ムエタイ王座決定トーナメントでは準優勝を果たした猛者。過去には身長差のある相手を飛び回し蹴りで立ったまま失神させ、そのKOシーンが世界中で話題となったほどで、城戸も「スゲー筋肉ですよね! あと、回転技もハンパない」と警戒を強める。
しかし、自身とは約10cmの身長差があるだけに、そこはアドバンテージになると分析し、さらに「向こうが回転するんだったら、俺も一緒に同じ向きに回転すればいいんじゃないですかね?(笑)。まあ、もらわないですよ。俺、回転技をもらったことがないので。たしかに(トゥフは)身長がデカい選手を倒してましたけど、その相手は回ってなかったので(笑)」と笑い飛ばす。
そして、秘策として「俺も回ってみようかな」と掟破りの回転技を匂わせると、「窮地には立たされてますけど、その中でどれだけできるかというのを見せたいですね。右ばっかり練習してたので、右がうまくなりました。まあ、全部をさらけ出します」と意気込む。
城戸といえば忘れてはならないのが、自己プロデュースの煽り映像。その独創的な世界観でファンを楽しませているが、今回もかなり手応えは大きい様子。「また新たな挑戦というか、『エッ? この人が出てくれるの!?』っていう内容に仕上がってます。いつもと違ったテイストですね」とニヤリ。
最後にファンに向けて「いまは怪我してココ(手のひらを下の位置に)です。ココからのココ(手を上の位置に)を見てもらえれば。お楽しみに!」と力強く語った城戸。久保との王座戦実現に向け、今回はどんな“城戸劇場” を繰り広げるのか。その戦いぶり、そして煽り映像に注目が集まる。
それを受けて、これまでの実績が考慮された城戸は今大会でベルト挑戦が内定していたものの、久保が交通事故により欠場となったため、スーパーファイトでK-1初のパプアニューギニアのファイター、トゥフと対戦することに。しかし、なんと城戸はこのタイミングで左足が蜂窩織炎(ほうかしきえん=細菌による皮膚の化膿性炎症)に見舞われる憂き目に。
公開練習ではその痛みをこらえながら2分1Rのミット打ちを行ったものの、左足のミドルキックを放つと城戸は苦悶の表情。そして、現在のコンディションについて「足は痛いわ、膝は痛いわ、指は痛いわ、かなりボロボロな状態」と、あけすけに明かす。
城戸によると、もともと蜂窩織炎には2008年4月9日の「K-1 WORLD MAX 2008」でのイム・チビン戦の直前に初めて発症。そのときの菌が体内に生息し、今回は免疫力が低下したために再び症状が現れたとのこと。「39度の熱がずっと続いたんで入院して、アイシング、抗生剤、点滴がずっと。だから、9月はクソつまんなかったですよ。痛えし、アチいし(苦笑)」。
発症から約1カ月半経つもいまだ完治はしておらず、「ヤベエっす。『ちょっとヤベエな』っていうときが60〜80点くらいだとしたら、今回は2点くらいです。戦闘力2くらい」と、現在はキャリア屈指のコンディションの悪さである模様。ランニングも思うようにできなかったため、減量への不安ものぞかせる。
この状況を気持ちで打破すると意気込む城戸だが、その舌の根も乾かぬうちに「もう、(トゥフに)言ってやろうかと思って。お互い、左の蹴りナシで勝負しようぜって(笑)。それだとフェアじゃないですか? 相手が飲むかどうかですけど」と本気とも冗談ともつかない発言も。
“城戸節”はまだまだ止まらない。
「賛否両論あると思うんですよ。格闘家たる者、怪我は隠して試合に出るんじゃないかと。そうやって貫くのが格闘家だろうと。……いやいや、城戸だよ? そりゃ、言うでしょって話ですね(笑)。まあ、『これで勝ったら凄い!』っていうのがほしいんでしょう」
「今回はリスクしかないですよ。これで負けたら『なんでベルトに挑戦できるんだよ?』ってなるし。蜂窩織炎にもなって最悪ですよ。どうしてくれんですか、コレ?(苦笑)。当日、ドタキャンしてやろうかなと思って。さいたまスーパーアリーナだし、沢田研二さんみたいに(笑)」
対戦相手のトゥフは筋骨隆々の肉体と抜群の身体能力を誇り、今年のWMC I-1世界ムエタイ王座決定トーナメントでは準優勝を果たした猛者。過去には身長差のある相手を飛び回し蹴りで立ったまま失神させ、そのKOシーンが世界中で話題となったほどで、城戸も「スゲー筋肉ですよね! あと、回転技もハンパない」と警戒を強める。
しかし、自身とは約10cmの身長差があるだけに、そこはアドバンテージになると分析し、さらに「向こうが回転するんだったら、俺も一緒に同じ向きに回転すればいいんじゃないですかね?(笑)。まあ、もらわないですよ。俺、回転技をもらったことがないので。たしかに(トゥフは)身長がデカい選手を倒してましたけど、その相手は回ってなかったので(笑)」と笑い飛ばす。
そして、秘策として「俺も回ってみようかな」と掟破りの回転技を匂わせると、「窮地には立たされてますけど、その中でどれだけできるかというのを見せたいですね。右ばっかり練習してたので、右がうまくなりました。まあ、全部をさらけ出します」と意気込む。
城戸といえば忘れてはならないのが、自己プロデュースの煽り映像。その独創的な世界観でファンを楽しませているが、今回もかなり手応えは大きい様子。「また新たな挑戦というか、『エッ? この人が出てくれるの!?』っていう内容に仕上がってます。いつもと違ったテイストですね」とニヤリ。
最後にファンに向けて「いまは怪我してココ(手のひらを下の位置に)です。ココからのココ(手を上の位置に)を見てもらえれば。お楽しみに!」と力強く語った城戸。久保との王座戦実現に向け、今回はどんな“城戸劇場” を繰り広げるのか。その戦いぶり、そして煽り映像に注目が集まる。