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[ニュース]2019.7.25
「K-1 WORLD GP」8.24(土)大阪 愛鷹亮、進化した豪腕で王者シナ・カリミアンを黙らせる!「余裕たっぷりのカリミアン選手にはイラっとした。僕には一発があるので、その一発で倒して勝ちます」
    
 神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、8月24日(土)エディオンアリーナ大阪(第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪〜」の[日本vs世界・5対5/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R]でK-1クルーザー級王者シナ・カリミアンと対戦する愛鷹亮が公開練習を行った。
 公開練習で愛鷹は重量級ファイターとして活躍し、KRESTのトレーナーも務める高萩ツトムを相手にミット打ちを披露。身長2mのカリミアンを意識してか、時折高萩が高い位置に構えたミットを打ち抜きながら迫力あるパンチを放っていった。

 今年は初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王座決定トーナメントに出場した愛鷹だが一回戦でRUIにKO負け。一時は引退も考えたというが「今辞めたら後悔しかないかなという気持ちが強くて、ステージを変えて新たな挑戦をしていこう」とKRESTへの移籍を決意した。

☆公開練習動画の視聴URLはこちら▷https://youtu.be/ySgcthJV87w

 軽量級から中量級まで様々なプロ選手が集うKRESTで研鑽の日々を過ごし、愛鷹はテクニック・メンタル両面で成長を感じている。

「KRESTに移籍して、練習量もそうですけど色んな選手がいるので、色んな技術を目の前で見て自分に取り入れたり、アドバイスをもらったり。前の道場はプロ選手は自分1人だったので、こうしてプロ選手がたくさんいる環境で練習して、精神的にも成長できてますね。例えばKRUSHバンタム級王者の晃貴選手とマススパーをやっても、技術が凄いしハンドスピードが速いんで勉強になる。自分より階級が下の選手とスパーリングすると、ジャブも速くてパンパンもらっちゃたりするんですね。それに反応できるようになれば重量級のパンチは見えるようになるんじゃないかと思います」

 愛鷹はKREST移籍と併行してボクシング世界王者の井上尚弥やK-1ライト級王者・林健太を指導しているフィジカルトレーナーの高村淳也さんの師事も受けるようになった。

「KRESTに移籍してすぐにフィジカルのトレーナーを探したんですけど、縁があって高村さんにつないでいただいて、そこから週に3回以上はフィジカルや走りこみを全て見てもらっています。今までもフィジカルに自信はあったんですけど、それは単純なパワーだけだったんですよね。そのパワーをどう身体に伝えるか、相手に伝えるかというところが不足していました。高村さんにそこを補ってもらって、パワーとそれを伝える技術が合わさって段々強くなっているんじゃないかと思います」

☆公開練習動画の視聴URLはこちら▷https://youtu.be/ySgcthJV87w

 KREST所属として初の試合となった6月のBigbangではK-1・KRUSHでも活躍するOD・KENをわずか37秒で秒殺KO。この改心の勝利を経て、現K-1クルーザー級王者カリミアンとスーパーファイトで対戦するビッグチャンスを掴んだ。

「最初に話をいただいた時はびっくりしたんですけど、チャンスをもらえてすごく嬉しかった」と望外の好機に喜んだ愛鷹だが「OD・KEN選手はK-1の初代クルーザー級王座決定トーナメントでカリミアン選手と良い試合をしていたので、自分もカリミアン選手と十分に戦える相手だなと思ってます」と負けるつもりは毛頭ない。

 カリミアンの印象を「身長が大きくてリーチも長い。後半が凄い粘り強いですよね。スタミナも気持ちも凄い強い選手だと思います」と評する愛鷹。「カリミアンはインファイターという印象が強くて、けっこうパンチで打ち合ってくれる選手だと思います。なので凄い面白い試合になるんじゃないですかね。僕は相手を倒す“一発”を持っているので、その一発を当てれば倒せると思います」と文字通りの“ジャイアントキリング”に自信を見せる。

 対戦カード記者会見で「大阪に来たことは嬉しいが、相手のことは何も知らない」と余裕綽々だったカリミアンの態度については「正直イラっとしましたけど、そこは次の試合で態度を改めさせたい」とキッパリ。「今回は自分が“日本vs世界・5対5”の先鋒をやらしていただきます。先鋒は流れを掴む大事な役目なので、自分が必ず勝って日本人全員が勝てるように流れを作ります」とファンに力強くメッセージを送った。

 KRESTでさらなる磨きをかけた豪腕で大番狂わせを起こすことができるか?
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