今大会のスーパーファイトでは-60kg　Fightとして大雅×レオナ・ぺタス、島野浩太朗×大沢文也の2試合が組まれている。

　-55kgから階級を上げ、-60kg初陣を迎える大雅。「2か月前からフィジカルトレーニングをやってきて、身体も大きくなってきたし、パワーも上がっている」と-60kgでの仕上がりは万全で「久しぶりに調子がいいので、明日が楽しみです」と新階級での戦いに不安要素はなし。

　今回は"石の拳"の異名を持つレオナとの一戦だが「この試合のためにずっと頑張ってきました。相手もいい選手なので、しっかり気を抜かないで戦おうと思います」とプレッシャーはないようだ。

　一方、今回がK-1初参戦となるレオナは「明日のためにたくさん練習してきました。強い方が勝つんで、試合を見に来てください」と試合ですべてを見せるとコメントしている。

　もう一つの-60kg Fightは島野×大沢による約1年11か月ぶりの再戦。前回の対戦で敗れている島野は「明日の試合が激しくていいものになるように全てをため込んできました。リベンジ・KO全開で行きます」とリベンジを誓い、大沢は「今回は新しいトレーニングを取り入れて、フィジカルトレーナーもつけてやってきました。試合が楽しみです。明日のK-1で一番面白い試合をします。僕のカウンターに注目してください」とカウンターでの返り討ちを予告した。

　そして9月の後楽園大会で木村"フィリップ"ミノルとのメインイベントに抜擢された平本蓮はオランダのマサロ・グランダーと激突。

　木村戦に続いて強敵との対戦となる平本は「明日のために最高の準備をしてきて、マサロ選手もとても強い選手ですが、僕もめっちゃ頑張ってきたので、明日の戦いに注目してください。僕は勝ち目があるない関係なしに上がっていくんで、どんどん強いやつと戦って進化していく自分を見せたいです」と宣言。

「僕は木村選手との試合でものすごく進化しました。明日戦う選手も強い選手ですけど、木村選手とやった経験が僕を成長させてくれました。プロの第1試合ということで興奮させたいし、必ず興奮させられると思います」と木村戦を糧に打倒グランダーに挑む。

　対するグランダーは今回が3度目のK-1参戦で、7月大会で木村に延長判定で敗れて以来の試合となる。相手は17歳・プロ5戦目の平本だが「いつもの試合同様にハードな練習を積んできた。相手が誰であろうと何歳であろうと関係ない。ベストを尽くして戦う」と全力で平本を叩き潰すつもりだ。