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[ニュース]2015.11.22
新-60kg王者・卜部弘嵩、兄弟対決を終えて「功也とは普通の兄弟になりました」2016年は更なる成長と飛躍を誓う!
    
 11月22日(日)東京・ベルサール飯田橋駅前にて「K-1 WORLD GP 2015 〜THE CHAMPIONSHIP〜」の一夜明け記者会見が行われた。
 王者であり、弟の卜部功也との兄弟対決にKO勝利し、第2代K-1 WORLD GP-60kg王座に就いた卜部弘嵩。会見では「1月からずっと戦ってきたので、1年間終わってホッとしています」と安堵の表情を浮かべる。弘嵩はタイでの練習中に右足を肉離れし、手負いの状態でのタイトルマッチとなったが「タイで怪我をして辛い時があったんですけど、それを乗り越えての王座奪取だったので、色々な気持ちがこみ上げて来てうれしかったです」と試合を振り返った。

 試合後は功也そして両親と食事に出かけたという弘嵩。「功也とは『あのパンチは効いた』や『前蹴りが効いた』とか、そういう話をしました。あとは今まで通り、普通の兄弟になりました」と温和な表情で語った。

 昨夜の3大タイトルマッチで唯一、新王者となった弘嵩は「今はちょっと休みたいですが、来年からはK-1チャンピオンとして頑張りたいと思います」。対戦相手として拳を交えた功也を「試合をやってみて思ったけど、日本はもちろん世界でも功也に敵うやつは一人もいないと思う。きっと触ることもできないでしょう」と称え「僕ももっと強くならなきゃいけないと思いました」と更なる成長と飛躍を誓った。

 この日の会見で来年-60kgで日本&世界トーナメントが開催されることが発表されているが、王者・弘嵩が中心になることは間違いない。
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