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[ニュース]2021.3.29
シナ・カリミアン、逆転KO勝ちのバックブローは作戦一つだった!ANIMAL☆KOJIの王座挑戦アピールについては「彼とはレベルが違う。バナナでも食べていればいい」
    
 3月29日(月)都内にて「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN 〜K’FESTA.4 Day.2〜」日本武道館大会の一夜明け会見が行われた。
 クルーザー級タイトルマッチで王者K-Jeeと対戦した挑戦者シナ・カリミアン。昨年11月のK-1福岡大会でベルトを奪われた因縁のリマッチで、いきなり2度のダウンを奪われてピンチに陥ったものの、窮地をくぐり抜け2Rにバックブローで逆転KO勝ち。涙の王座奪還を果たした。

 一夜明け会見ではベルトを獲り戻した一撃は狙っていたものだと明かし、K-Jeeとの再戦、挑戦表明しているANIMAL☆KOJIに対しては「自分と戦うレベルにはない」と切り捨てた。

「コロナの大変な時期にこれだけの素晴らしい大会を開催して頂いたK-1スタッフ、関係者のみなさまに感謝を申し上げたい。昨日はとても自信に満ち溢れ、100%自分が勝てるというイメージしかない、とてもいいコンディションで試合を迎えることができた。ただ試合の直前、リング調整ということで時間があいたため温めていた体が冷えてしまったのもあり、1R目はあまりいい動きができなかった。その後自分の動きを取り戻して勝つことができた。

(一夜明けた心境は?)数カ月ぶりにベルトが本来の持ち主の元に帰ってきたという心境で、昨晩はベルトとともに安らかな、嬉しい1日を過ごすことができた。今年は自分にとっても全ての選手にとってもこの階級は危険な階級になるんじゃないかと思っている。自分自身たくさんの選手がこのベルトを狙ってくると思うので、自分自身もっとトレーニングを積んでさらなる強さを求めていきたい。

(試合を振り返って)ダウンはしたが、特にダメージが大きかったダウンという訳ではなく、自分自身すぐ元に戻せる、復活できるという感覚があった。その中でK-Jee選手にヒザを2発食らわせて、K-Jee選手はだいぶ疲れが来ていて倒せる感覚もあったので、全くダメだというような感覚はなかった。

(決め手となったバックブローは)試合の前に立てていた作戦の1つだったことは間違いない。その瞬間を狙ってはいて、2Rに“このタイミングだ”と頭をよぎって出しました。(次の挑戦者について)2年ほど前に当時のGLORY王者だった選手に戦いを申し込んだが、返信がない中で月日が経ってしまった。今のGLORY王者に戦いを受けてもらえるなら戦いたいし、K-1のリングに上がってきてくれるならウェルカムで受けたい。

(K-Jeeとの再戦、挑戦表明しているANIMAL☆KOJIについては?)この2人は自分と戦うレベルにはないので、戦うという気持ちは特にない。ANIMAL? 彼はバナナでも食べていればいい。(東京以外の試合で取りこぼしがあるのは)もともと自分は日本で生まれ育った訳ではないので、日本の他の地区のことがよく分からない。ただずっと東京で暮らしてきているので、東京にいる時はいい感じ・いい感覚があるのは間違いないのかもしれない。ただ東京以外のところで戦うのは、例えるなら外国、他の国に行って戦うような感覚なのかもしれない」

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