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[ニュース]2022.6.14
「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡 九州で“動けるデブ”対決が実現!?坂本英則「動けるデブは強いというところを見せる」vs丸山公豊「どっちが本当の動けるデブなのか決着をつける」
    
 6月14日(火)都内にて、8月11日(木・祝)福岡国際センターで開催される「ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS〜K-1 WORLD GP 2022 JAPAN〜」の第一弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。
 現在のK-1と言えば、武尊たち軽量級のスター選手たちが中心となって盛り上げているが、昨年から元K-1ヘビー級王者の京太郎が復帰したり、柔道金メダリストで現在は総合格闘家として活躍している石井慧が参戦したりと、重量級にも大物選手が集まり始めた。

 それもあって、今年4月の「K’FESTA.5」代々木第一体育館大会ではK-1無差別級トーナメントも開催。旧K-1時代に主流であった重量級部門も軽量級に負けじと活気づき始めている。K-1も世界の強豪たちと戦える日本人重量級選手の育成に力を入れる意向のようで、今回はそこを念頭に置いた坂本英則vs丸山公豊のK-1スーパー・ヘビー級スーパーファイトをマッチメイクした。

 坂本は4月「K’FESTA.5」代々木第一体育館大会でK-1初参戦。無差別級トーナメントの一回戦で京太郎にパンチでKO負けを喫したが、すでに2本の重量級のベルトを巻いた実績を持ち、BigbangではK-1にも参戦している実方宏介を破った実力者だ。得意技もスーパー・ヘビー級の選手には珍しい蹴り技。自称“動けるデブ”で、会見でも「動けるデブはちゃんと強いっていうところを見せられればと思っています」と、京太郎戦敗戦の汚名返上に燃えている。

 一方の丸山は地元・九州は熊本県八代市の出身で、九州を拠点に活躍しているファイター。昨年初参戦だった7月のK-1福岡国際センター大会で実方にKO負けするまではプロ・アマ無敗という戦績を誇っていた。その後も2勝1分と実績を積み重ね、2度目のK-1登場を果たすことになった。坂本が「動けるデブ」をアピールすれば、丸山も負けじと「動けるデブのパンチが得意なほうといったところで」とアピール。「どっちが本当の動けるデブなのかっていうところで決着をつけていきたい」と、“動けるデブ”のプライドを懸けた一戦に意気込んでいた。

坂本英則
「千葉県野田市、修実館の坂本です。今回のお話をいただいて、前回は京太郎選手に結構いいパンチで倒されちゃったんで、今回は僕がいい印象を残して、動けるデブはちゃんと強いっていうところを見せられればと思っています。(対戦相手の印象は?)動けるデブの蹴れるほうです(笑)。パンチが上手い選手なんで、蹴りvsパンチじゃないですけど、やっぱりデブ同士で一番重い階級として、破壊力があるところを見せられればなって思っています。あと(丸山は)九州で無敗なんで、向こうで試合をするのはちょっと怖いかなと思いながら、相手を勉強していきたいです。

(中村プロデューサーから日本人の重量級選手の育成がテーマという話があったが、そこを踏まえてどんな試合を見せる必要があると思う?)育成ということなので、海外勢とも戦えるしっかりとした選手という方向で向かっていかなきゃいけないんですけど、まあ僕は自分のやれることしかやれないと思っているんで。自分の出せるものをしっかり出して、それが中村プロデューサーだったりファンの皆さん、K-1の評価に繋がればと僕は思っています」

丸山公豊
「どうも! 宮田ジムの丸山です。4月に無差別級のトーナメントがあって、京太郎選手に坂本選手は負けているんですけど、番外編じゃないですけど、8月は坂本選手をしっかり倒して、どんどんのし上がっていこうと思います。(対戦相手の印象は?)坂本選手は動けるデブ、キックが得意なほうだと。自分も動けるデブと言えばそうですね。動けるデブのパンチが得意なほうといったところで、しっかり自分の得意分野を生かして、相手をKO出来るようにやっていきたいと思います。

(中村プロデューサーから日本人の重量級選手の育成がテーマという話があったが、そこを踏まえてどんな試合を見せる必要があると思う?)昔のK-1を見ていてもそうですし、誰が勝っても誰が負けてもおかしくないような戦い、KO決着が多い試合が昔のK-1だと思っているんで、それに負けないように、自分たちもどっちが本当の動けるデブなのかっていうところで決着をつけていきたいと思います」
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