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[ニュース]2022.9.10
「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜 -75kgでインパクトを残すのは誰だ? 松倉信太郎「勝ったやつが正しい」vs神保克哉「早く殴りたい」、ダニロ・ザノリニ「会場が盛り上がる試合をする」vsパク・ヨハン「派手な試合をする」
    
 9月10日(土)都内にて、開催を明日に控えた神奈川・横浜アリーナ「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN 〜よこはまつり〜」の公開計量と前日記者会見が行なわれた。
 今大会では-75kg契約の試合が2試合組まれており、第7試合で対戦する松倉信太郎は75.0kg、対する神保克哉は74.95kgで、第6試合で対戦するダニロ・ザノリニは74.9kg、対するパク・ヨハンは74.9kgで、それぞれ4選手が1回目で計量をパスした。

 現在、K-1には-75kgの階級は設立されておらず、神保を筆頭に創設をアピールする選手が増えている。そのような中で、K-1へ電撃復帰した松倉と以前から創設をアピールしていた神保は対戦カード発表記者会見から舌戦を繰り広げ、火花を散らしていた。

 両者とも-75kgの主役へ名乗り出るべく負けられない1戦。まさに打ち合い必至となるだろう。中村拓己K-1プロデューサーは「-75kgの階級を『自分が創っていく』覚悟が見られれば、階級も作るという新しい展開も生まれてくると思う」と期待を寄せる1戦だ。

 会見では松倉が「皆んながいい試合をしていくことが階級の設立にも繋がっていくと思う。明日は本当にしっかり準備はしてきたので、全部出して勝ちたいと思います」と勝利宣言。一方の神保は「明日は眠たいことばっかり言っている転校生をぶっ飛ばして、中村P(プロデューサー)に一刻も早く75kgを新設させます。(計量時の相手の仕上がりを見て、どう感じたか?)早く殴りてえ」などと敵意を剥き出しに。

 それを聞いた松倉は、冷静な表情で「勝ったやつが正しい。神保君も僕も割とテクニックはあると思いますが、しっかり効いても効かされても殴り合うところがある。俺も思うことがあるし、あっちもあると思うので、細かいことは抜いて、思いっきり殴り合って立っていた人が正しいということでいいんじゃないかと思う」と静かに闘志を燃やした。

 また、K-1に多数選手を輩出するブラジリアンタイの代表を務め、自身も4団体のベルトを巻いたザノリニと連勝中のヨハンの対戦も注目が集まっている。両者とも-75kg二大巨頭の松倉と神保に負けじと、盛り上げる戦いを見せたいところだ。

 ザノリニは「楽しんで会場が盛り上がる試合をします。1ラウンドから2ラウンドの間で相手を倒します」とKO宣言し、「75kgの選手でいい試合をして、-75kgの階級を作ってください。皆んなで頑張りましょう」と登壇した75kg参戦選手に呼びかける。対するパクは「本当お客さんを楽しませる試合ができればいいな。KOを狙っていける姿を見せられたらと思っています」と意気込んだ。白熱する-75kg戦線でインパクトを残すのは誰か?

松倉信太郎
「こんにちは、会場に集まっていただいた皆さん、ABEMAで見ていただいている皆さん、ありがとうございます。第6試合、7試合と75kgの試合が続いて、確実に盛り上がりを感じるし、神保選手との試合も今までの中で明らかに反響も感じます。明日が本番だと思うので第6、7試合で対戦相手が神保選手というのもありますが、皆んなこの中で誰が1番いい試合をするのかが大事。皆んながいい試合をしていくことが階級の設立にも繋がっていくと思います。明日は本当にしっかり準備はしてきたので、全部出して勝ちたいと思います。

(計量時の相手の仕上がりを見て、どう感じたか?)似たような身体付きだなと。(階級新設に向けて、どのような試合をしたいか?)さっき計量の時に向かい合って『何か思っているなら面と向かって言えよ』と言われましたが、こういうやりとりに僕も最初乗ってしまって、後から見てしょうもなかったと思いました。

 僕はK-1に参戦してから、1回も神保くんのことを指名していないし、別に話してもいないし、僕がK-1参戦するにあたって、僕のツイートとかを言うのではなくて、K-1のツイートを引用リツイートしたり、僕も直接言われていないんだけどなと思います(苦笑)。こんなことは今言ってもしょうがないし、明日は勝ったやつが正しい。神保君も僕も割とテクニックはあると思いますが、しっかり効いても効かされても殴り合うところがあります。俺も思うことがあるし、あっちもあると思うので、細かいことは抜いて、思いっきり殴り合って立っていた人が正しいということでいいんじゃないかと思います」

神保克哉
「明日は眠たいことばっかり言っている転校生をぶっ飛ばして、中村Pに一刻も早く75kgを新設させます。(計量時の相手の仕上がりを見て、どう感じたか?)早く殴りてえ、です。(階級新設に向けて、どのような試合をしたいか?)お互いムカついているので、自然にそういう試合になると思う。なんだろうな、今日むかついていると言っていたので、面と向かってもっと言ってほしいなと思っています」

ダニロ・ザノリニ
「明日は楽しんで会場が盛り上がる試合をします。1ラウンドから2ラウンドの間で相手を倒します。(計量時の相手の仕上がりを見て、どう感じたか?)対戦相手の体はダニロよりちょっと大きいけど、体重をクリアしたから嬉しいです。75kgの選手みんなで、いい試合をして、-75kgの階級を作ってください。皆んなで頑張りましょう。(階級新設に向けて、どのような試合をしたいか?)K-1の中で、75kgで絶対ダニロと神保と松倉、いい試合の中になったら嬉しい。インパクトを残して、アグレッシブな試合を目指して頑張ります」

パク・ヨハン
「今回の試合は派手な試合を見せて、僕自身アピールしていけたらと思っています。(計量時の相手の仕上がりを見て、どう感じたか?)仕上がりはいい感じでした。ちゃんと仕上げてきたんだなという感じです。(階級新設に向けて、どのような試合をしたいか?)本当お客さんを楽しませる試合ができればいいな。KOを狙っていける姿を見せられたらと思っています」
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