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[ニュース]2023.1.13
「K'FESTA.6」3.12(日)代々木 京太郎vs石井慧、究極の重量級日本人頂上決戦が実現!「僕と石井選手が戦うことに意味がある」(京太郎)vs「お互いに区切りの一戦、僕の人生で1番の試合になる」(石井)
    
 1月13日(金)都内にて記者会見が行われ、3月12日(日)国立代々木競技場 第一体育館大会「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN〜K'FESTA.6〜」の対戦カードが発表された。
 K-1生誕30周年記念イヤーに京太郎vs石井慧の“重量級日本人 頂上決戦”が決定した。京太郎は旧K-1での活躍を経て、プロボクシングに転向。日本タイトル・東洋太平洋タイトルを獲得するなど、ヘビー級のトップファイターとして活躍。2021年からK-1に復帰し、昨年のK-1無差別級トーナメントでは準決勝でマハムード・サッタリに敗れたものの、サッタリ相手に接戦を演じた。

 対する石井は北京五輪柔道金メダリストで、総合格闘家として活躍。2021年からK-1に参戦し、愛鷹亮とRUIに連勝。京太郎も出場した昨年4月のK-1無差別級トーナメント1回戦では実方宏介にKO勝利するも、怪我でトーナメントを棄権した。またトーナメント後はプロボクシングにも挑戦するなど、ストライカーとしての技術を磨き続けている。

 会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーは「今年はK-1生誕30周年イヤーで、K-1の原点は無差別級の戦いであり異種格闘技戦。京太郎選手は旧K-1とボクシング、石井選手は柔道と総合格闘技で輝かしい実績があり、重量級の日本人で2人ほど様々な競技で実績を残した選手はいない。これは重量級の日本人頂上決戦で、重量級の立ち技格闘技では過去最高の日本人対決だと思う」と熱弁した。

 この中村Pの言葉を受けて、石井は「僕と京太郎選手は同級生で、僕よりも前から格闘技・旧K-1に出ていて、錚々たる選手とやっています。ボクシングでも結果を残していて、勝手に一方的な思い入れがある選手。そういう選手とできることはすごく嬉しいですし、僕の人生で1番の試合になるんじゃないかと思います」。

 京太郎も「僕と石井選手が歩んできた道は、周りの人たちには分からないかもしれない。応援してくれる人というより、お互いがそれを分かっていれば良い試合になると思う」と並々ならぬ決意を語る。また北京五輪柔道金メダリストとの戦いへ、スーツを脱いで空手着姿を披露した上で「空手vs柔道」のテーマを掲げた。

京太郎
「いつもは記者会見は、最後の方で待たされるので遅刻気味に来たら、1番手で焦っています(笑)。今回1年ぶりの試合なので、身体をしっかりと動かして試合しないといけないです。あと(石井を見やり)あそこまで髭が長い人を初めて見たので、髭を殴れば何ポイントかもらえるようなシステムがあればと思いながら、対峙しました。僕と石井選手が歩んできた道は、周りの人たちには分からないかもしれない。応援してくれる人というより、お互いがそれを分かっていれば良い試合になると思います。そしてそこを感じ取ってもらえればと思っています。

(対戦相手の印象は?)よくK-1のリングに上がってきてくれたなという気はします。僕だったら総合のリングに上がりたくないし、柔道なんて怖くてできないです。その中で、僕のバックボーンが空手で、石井選手は柔道の金メダリストなので、僕としては空手vs柔道の戦いです。昔のK-1でもよく異種格闘技があったんですけど、最近は立ち技出身同士が多いので、僕としては空手vs柔道と思ってやると面白いのかなと思っています。それは楽しみです。

(中村Pからの日本人頂上決戦という言葉を受けて)僕は自分が1番がいいので、下の世代のことは分からないです。ただ一つ気になるのは、やっぱりこれまでK-1が盛り上がってきて、人気にはどうしても波があります。若い子たちが目立つのもそうですし、盛り上がることがないと(格闘技人気は)下がってくる。若い子たちには危機感を持ってやってもらえたらと思います。(ファンへメッセージ)僕と石井選手が(K-1で)戦うことには意味があると思うし、それが体現できればと思います。3月しっかり身体を作って行きたいと思います」

石井慧
「この度は、チャンスを与えていただきありがとうございます。次の『K'FESTA』で京太郎選手と戦うということで、お互いK-1では区切りの試合になると思います。勝敗を卓越した試合ができればと思っています。(対戦相手の印象は?)僕と京太郎選手は同級生で、僕よりも前から格闘技・旧K-1に出ていて、錚々たる選手とやっています。ボクシングでも結果を残していて、勝手に一方的な思い入れがある選手。そういう選手とできることはすごく嬉しいですし、僕の人生で1番の試合になるんじゃないかと思います。

(中村Pからの日本人頂上決戦という言葉を受けて)僕たちの試合が次の若い重量級の選手につながって、K-1が盛り上がっていけばいいなと思います。(最後にファンへメッセージ)(京太郎が柔道着を見て)僕も柔道着持ってきたら良かったなと思って(笑)。繰り返しですが、2人にとって区切りになる試合になると思うので、結果を卓越した試合にできるよう頑張ります」
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