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[ニュース]2023.3.12
「K'FESTA.6」3.12(日)代々木 野杁正明「アスケロフ選手をKOして世界に喧嘩を売る」、アビラルがピケオー撃破へ「何が何でも勝つ」京太郎「僕が歩んできた道のりを伝えたい」vs石井慧「自分自身を悔いのないようにぶつける」
    
 3月11日(土)都内にて、開催を明日に控えた「K-1 WORLD GP 2023〜K'FESTA.6〜」の公開計量と前日記者会見が行なわれた。
 第16試合では、京太郎vs石井慧の“重量級日本人頂上決戦”が実現する。K-1生誕30周年イヤーで、K-1の原点との言える無差別級の異種格闘技戦だ。

 京太郎は旧K-1やプロボクシング、石井は柔道やMMA、様々な競技で戦ってきたベテラン同士だ。そのため、京太郎は「カード的に若い選手とは違った形の戦いになると思う。僕が歩んできた道のりのようなものが伝われば」とコメント。一方の石井は「自分自身を悔いのないように京太郎選手にぶつけて、勝つことが大事」とK-1参戦時から目標としていた京太郎撃破へ、闘志を燃やしていた。

 第17試合では、K-1MAXを彷彿とさせるK-1スーパー・ウェルター級(70s)の戦いも行われる。ジョーダン・ピケオーが約3年振りに待望のK-1参戦。ピケオー不在の間に木村"フィリップ"ミノル、和島大海らと戦い、ブレイクしたアビラル・ヒマラヤン・チーターと対戦する。

 久しぶりの日本に「一歩一歩日本に戻ってこれた嬉しさを噛みしめて過ごしている。コンディションもいいし、とてもいいパフォーマンスを見せられると思うので、楽しみにしていてほしい」と非常にリラックスした表情で語るピケオー。一方のアビラルは「明日は死ぬ気で勝ちに行きます。この1戦しか頭にないので、とりあえず明日この1戦を勝ちたいので、それだけに集中したい」と必勝宣言した。

 第18試合のスーパーファイト(-69kg契約)では第2代K-1 WORLD GPウェルター級王者・野杁正明が出陣。対戦相手は世界で数々のタイトルを獲得し、旧K-1にも参戦したジャバル・アスケロフだ。vs世界に打って出る野杁が超強豪・アスケロフ相手にどのような戦いを見せるか。

 69kgでのアスケロフ戦を前に「初めての挑戦」と語る野杁。「K’FESTA」には6年連続、6度目の出場で「7大タイトルマッチもありますし、良いカードがあって、他の試合は盛り上がる試合になると思うけど、僕の試合は会場が凍り付くような結果で終わる」とKO予告。その上で「KOで倒すことで改めて世界に喧嘩を売れる」との展望を話した。

 対するアスケロフは「今回、長時間のフライトの経ての来日だったが、明日の試合に向けての準備ができている。素晴らしいパフォーマンスを見せて、皆さんに本当に楽しんでいただける試合を見せていきたい」とコンディションは万全。13年振りのK-1参戦を「日本の空気を吸った瞬間から、試合ができることが本当に楽しみでずっと興奮していました」と噛みしめていた。
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