[ニュース]2023.2.11
「K'FESTA.6」3.12(日)代々木 K-1×RISE 対抗戦再び!玖村将史vs鈴木真彦、斗麗vs安本晴翔、寧仁太・アリvs實方拓海が決定「K-1を代表してK-1の強さを見せて圧倒的に勝ちたい」(玖村)
「K'FESTA.6」3.12(日)代々木 K-1×RISE 対抗戦再び!玖村将史vs鈴木真彦、斗麗vs安本晴翔、寧仁太・アリvs實方拓海が決定「K-1を代表してK-1の強さを見せて圧倒的に勝ちたい」(玖村)
2月10日(金)都内・シャトーアメーバにて記者会見が行われ、K-1とRISEの対抗戦が発表された。昨年6月19日、那須川天心vs武尊という世紀の一戦を中心に、K-1vsRISEを含む対抗戦が行われた「THE MATCH 2022」東京ドーム大会。その夢の続きが「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN〜K'FESTA.6〜」3.12(日)国立代々木競技場第一体育館大会と「Cygames presents RISE ELDORADO 2023」3.26(日)有明アリーナ大会という2団体の年間最大のビッグマッチで実現する。
会見にはK-1中村拓己プロデューサーとRISE伊藤隆代表が出席。RISE伊藤代表によると「THE MATCH 2022」で行なわれた対抗戦のファン・選手の反響は大きく、昨年10月から話し合いが重ねられ、年明けには対抗戦が決定したという。「『THE MATCH』をジャンボジェットに例えると、現在は格納庫に入っていて整備されている状況で、本日より滑走路に向けて動き出したということです」と伊藤代表。「THE MATCH」というジャンボジェットを再び大空に飛ばすため、対抗戦によってその機運と盛り上がりを高めていこうというのが狙いだ。
一方、K-1の中村プロデューサーも、当初は「『THE MATCH』は1回限り」という考えを持っていたが、ファンや選手の対抗戦に対する熱を感じ取り、アクションを起こした。「3月に年間最大のビッグマッチが同じ時期に行なわれることもそうですし、また対抗戦をやるのならこのタイミングなのかなと。これは(対抗戦を)やれということだなと思いました」と、対抗戦の実現を決断。昨年の「THE MATCH」では11試合の対抗戦が行なわれ、K-1が5勝、RISEが6勝とK-1サイドが負け越している。その雪辱を晴らす舞台を作った形だ。(なお「K'FESTA.6」で行われる試合はK-1ルール、「RISE ELDORADO 2023」で行われる試合はRISEルールで実施)
まず発表されたのがK-1のビッグマッチである「K’FESTA.6」で行なわれる3試合だ。対抗戦1試合目はスーパー・バンタム級(-55kg)で行なわれる玖村将史vs鈴木真彦の一戦だ。玖村は昨年の「THE MATCH 2022」に出場し、RISE・志朗に勝利。一方のRISEバンタム級王者・鈴木は、現K-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大に「THE MATCH 2022」で勝利を収めている。また、玖村は鈴木が勝った金子に昨年のK-1スーパー・バンタム級王者決定トーナメントで敗れ、鈴木は将史が勝った志朗に2回負けた過去がある。両団体の実力者たちの複雑な関係が背後にある注目の一戦だ。
一度「THE MATCH 2022」という舞台を経験していることもあってか「僕は今回K-1を代表してK-1の強さを見せて圧倒的に勝ちたいと思います」と、今回も鼻息荒く意気込みを語った玖村。金子の持つK-1スーパー・バンタム級のベルトを狙っていることもあり「金子選手、志朗選手よりも差を見せて勝って、K-1のタイトルマッチを金子選手と今年中にやりたいなと思っています」とその先の野望も述べた。
対する鈴木はRISEの現役のバンタム級チャンピオン。伊藤代表からは「RISEを体現している選手」とお墨付きをもらっての出陣だ。本人も「K-1に乗り込んでいくという形なんでめっちゃ燃えています」と敵地に乗り込むことに臆するところはない。ライバルの志朗が負けた相手とあって「絶対に負けられないなという想いもあります」と必勝を誓うと、「K-1ファン、RISEファン関係なく格闘技ファンが盛り上がるような勝ち方で倒したいと思います」と大舞台を盛り上げることも約束した。
2試合目として発表されたのはフェザー級(57.5kg)の斗麗vs安本晴翔の試合だ。共に幼少の頃から格闘技を始めた格闘エリート同士が、対抗戦という形で拳を合わせる。
K-1でも「戦国時代」と言われるほど層の厚いフェザー級戦線で活躍する斗麗は、昨年8月のK-1福岡大会で開催されたK-1フェザー級世界最強決定トーナメントで準優勝という実績を残し、改めてトップ選手であることを証明した。今回は初めて対抗戦という舞台を踏むが「この試合がこのリングで決まった意味を僕は理解しています」と腕をぶしている。自身が世界最強になることと、K-1が世界最強のリングであることを証明するという目標を持っている斗麗。その目標のためにも「このリングに上がってくる安本選手を、心から感謝と尊敬の気持ちを持って叩き潰したろうかなと思っています」と、対抗戦での勝利を誓う。
一方の安本は伊藤代表から紹介もあった通り、アマチュアで24冠獲得。またプロでも31戦して26勝したうちの15がKO勝利と高いKO率を誇る選手だ。伊藤代表も「フェザー級のトップで、動きもスピードがあり、全てでKOできるオールラウンダー」と太鼓判を押している。本人も「K-1にRISEの強さを見せつけられるように僕は全力を尽くしますんで、応援よろしくお願いします」と敵地での勝利を誓った。
対抗戦の3試合目はウェルター級(67.5kg)で行なわれる寧仁太・アリvs實方拓海の一戦だ。伊藤代表も「私の中では柔が實方、剛が寧仁太選手と勝負論がある試合だと思っています」と語るイチオシの試合だ。寧仁太は昨年2月に松岡力を破ってKrushウェルター級王座を戴冠した現役のKrush王者。以前より「K’FESTA」出場をアピールしていたが、対抗戦というカードで実現した。「ベルトの価値を落とさないように、K-1・Krushの差を見せつけて勝ちたいと思っています」と、Krush王者としての実力をK-1ファンの前で見せつける腹づもりだ。
対する實方はこれまで4本のベルトを獲得し、海外修行も経て一回り成長してきての対抗戦抜擢だ。實方本人は「ちょっと錚々たる並びで僕っていうのはパンチが弱いと思うんですけど」と自虐的に語ったが、「この階級で自分が一番強いと思っているし、誰よりも練習している自信がある」と自信満々。「この試合が終わった後に僕のことを知らない人はいなくなると思うんで、是非楽しみにしていてください」と、Krush王者狩りに自信を見せていた。
一方、K-1の中村プロデューサーも、当初は「『THE MATCH』は1回限り」という考えを持っていたが、ファンや選手の対抗戦に対する熱を感じ取り、アクションを起こした。「3月に年間最大のビッグマッチが同じ時期に行なわれることもそうですし、また対抗戦をやるのならこのタイミングなのかなと。これは(対抗戦を)やれということだなと思いました」と、対抗戦の実現を決断。昨年の「THE MATCH」では11試合の対抗戦が行なわれ、K-1が5勝、RISEが6勝とK-1サイドが負け越している。その雪辱を晴らす舞台を作った形だ。(なお「K'FESTA.6」で行われる試合はK-1ルール、「RISE ELDORADO 2023」で行われる試合はRISEルールで実施)
まず発表されたのがK-1のビッグマッチである「K’FESTA.6」で行なわれる3試合だ。対抗戦1試合目はスーパー・バンタム級(-55kg)で行なわれる玖村将史vs鈴木真彦の一戦だ。玖村は昨年の「THE MATCH 2022」に出場し、RISE・志朗に勝利。一方のRISEバンタム級王者・鈴木は、現K-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大に「THE MATCH 2022」で勝利を収めている。また、玖村は鈴木が勝った金子に昨年のK-1スーパー・バンタム級王者決定トーナメントで敗れ、鈴木は将史が勝った志朗に2回負けた過去がある。両団体の実力者たちの複雑な関係が背後にある注目の一戦だ。
一度「THE MATCH 2022」という舞台を経験していることもあってか「僕は今回K-1を代表してK-1の強さを見せて圧倒的に勝ちたいと思います」と、今回も鼻息荒く意気込みを語った玖村。金子の持つK-1スーパー・バンタム級のベルトを狙っていることもあり「金子選手、志朗選手よりも差を見せて勝って、K-1のタイトルマッチを金子選手と今年中にやりたいなと思っています」とその先の野望も述べた。
対する鈴木はRISEの現役のバンタム級チャンピオン。伊藤代表からは「RISEを体現している選手」とお墨付きをもらっての出陣だ。本人も「K-1に乗り込んでいくという形なんでめっちゃ燃えています」と敵地に乗り込むことに臆するところはない。ライバルの志朗が負けた相手とあって「絶対に負けられないなという想いもあります」と必勝を誓うと、「K-1ファン、RISEファン関係なく格闘技ファンが盛り上がるような勝ち方で倒したいと思います」と大舞台を盛り上げることも約束した。
2試合目として発表されたのはフェザー級(57.5kg)の斗麗vs安本晴翔の試合だ。共に幼少の頃から格闘技を始めた格闘エリート同士が、対抗戦という形で拳を合わせる。
K-1でも「戦国時代」と言われるほど層の厚いフェザー級戦線で活躍する斗麗は、昨年8月のK-1福岡大会で開催されたK-1フェザー級世界最強決定トーナメントで準優勝という実績を残し、改めてトップ選手であることを証明した。今回は初めて対抗戦という舞台を踏むが「この試合がこのリングで決まった意味を僕は理解しています」と腕をぶしている。自身が世界最強になることと、K-1が世界最強のリングであることを証明するという目標を持っている斗麗。その目標のためにも「このリングに上がってくる安本選手を、心から感謝と尊敬の気持ちを持って叩き潰したろうかなと思っています」と、対抗戦での勝利を誓う。
一方の安本は伊藤代表から紹介もあった通り、アマチュアで24冠獲得。またプロでも31戦して26勝したうちの15がKO勝利と高いKO率を誇る選手だ。伊藤代表も「フェザー級のトップで、動きもスピードがあり、全てでKOできるオールラウンダー」と太鼓判を押している。本人も「K-1にRISEの強さを見せつけられるように僕は全力を尽くしますんで、応援よろしくお願いします」と敵地での勝利を誓った。
対抗戦の3試合目はウェルター級(67.5kg)で行なわれる寧仁太・アリvs實方拓海の一戦だ。伊藤代表も「私の中では柔が實方、剛が寧仁太選手と勝負論がある試合だと思っています」と語るイチオシの試合だ。寧仁太は昨年2月に松岡力を破ってKrushウェルター級王座を戴冠した現役のKrush王者。以前より「K’FESTA」出場をアピールしていたが、対抗戦というカードで実現した。「ベルトの価値を落とさないように、K-1・Krushの差を見せつけて勝ちたいと思っています」と、Krush王者としての実力をK-1ファンの前で見せつける腹づもりだ。
対する實方はこれまで4本のベルトを獲得し、海外修行も経て一回り成長してきての対抗戦抜擢だ。實方本人は「ちょっと錚々たる並びで僕っていうのはパンチが弱いと思うんですけど」と自虐的に語ったが、「この階級で自分が一番強いと思っているし、誰よりも練習している自信がある」と自信満々。「この試合が終わった後に僕のことを知らない人はいなくなると思うんで、是非楽しみにしていてください」と、Krush王者狩りに自信を見せていた。