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[ニュース]2017.6.28
「Krush.77 〜日本vs中国・6対6全面対抗戦〜」7.16(日)後楽園 渡部太基、もう一度ガムシャラに本能のままに暴れる!「相手が外国人選手になると燃えてくる」
    
 7月16日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.77 〜日本vs中国・6対6全面対抗戦〜」の[日本vs中国・6対6全面対抗戦・第4試合/-67.5kg Fight/3分3R・延長1R]でティエ・インホァと対戦する渡部太基のインタビューを公開!

――「Krush.75」4.2後楽園の山際和希戦(渡部の判定負け)は、消化不良の試合だったと思いますが、試合後はどんな心境になりました?

「あの試合は相手に上手く戦われてしまいましたね。自分の良い所も出なかったですし、上手く封じ込まれたと思います。全くダメージもなかったので、試合の2日後にはミット打ちを再開していました」

――極端な話、試合をした感覚がないぐらいダメージもなかったのですか?

「負けて言うのもおかしいですけど、スパーリングよりもダメージがなかったです(苦笑)。せっかく試合に向けて作った身体もあったので、すぐに練習を再開して『試合をしたい』と伝えました」

――では試合のために作った身体をキープして、試合への準備を続けていたんですね。

「はい。身体の状態が良い時・悪い時に波はありますけど、継続して練習を続けているので、良いコンディションをキープ出来ていますね」

――今回の日本vs中国・6対6全面対抗戦のオファーを受けた時は、どんな心境でしたか?

「中国との対抗戦があると聞いて、自分も対抗戦に出てみたいなと思っていました。そうしたら宮田(充)プロデューサーからオファーがあって『出場します!』って感じでしたね。すぐに試合もしたかったし、僕の中で日本人対決と違って相手が外国人選手になると燃える部分があるんですよね。勝たなきゃ生き残れない、みたいな」

――「日本人をナメんなよ!」という気持ちになるんですか?

「そうですね。今回、中国人選手とは初めて戦うんですけど、最近の中国人選手は気持ちが強い選手が多いですよね。みんな強いと思うし、そこでしっかり勝ちたいなと思います」

――最近K-1・Krushでも中国人選手の活躍が目立ちますが、全体的に見て中国人選手にはどんな印象を持っていますか?

「今までは気持ちで戦っているイメージがあったんですけど、試合映像を見るとテクニックも凄いので、本当にみんな強いですよね」

――今回対戦するティエ・インホァもテクニックもだけでなく、気持ちでガツガツ出てくるタイプです。ずばり戦うことが楽しみですか?

「楽しみです。前に出てくる相手は戦っていて楽しいですからね」

――渡部選手は昨年1月から勝ちがなく、なんとしても結果を残さなければいけない状況だと思います。その部分に関してはどのように感じていますか?

「やっぱり勝ち星は欲しいですよね。でもだからと言って勝ちに徹した試合をするのではなく、自分の戦いをすれば自ずと結果は付いてくると思います」

――9月の初代K-1ウェルター級王座決定トーナメントへの出場も決まりましたが、ここからどんな試合を見せていきたいですか?

「年齢は30歳手前ですけど、昔を思い出すというかもっとイケイケに戦おうかなと思います。最近は少し落ち着いてしまった部分もあったと思うので、もう一回ガムシャラに戦いたいですね。9月のK-1もあるので、それも含めて今年はガンガン勝負していきたいです」

――渡部選手にとっては自分らしくガムシャラに戦うことが勝ちにつながる、と。

「はい。過去の試合を振り返っても、自分の場合は相手に合わせて戦うよりも思いつきで試合した方がいいんですよ。その方が練習していない技を出せたり、いい結果につながることが多くて。だからこれからも変に考えすぎず、ガードしようや蹴っていこうなど気にせず、本能のまま暴れた方が勝ちにつながるのかなと思います」
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