前王者・小澤海斗vs里見柚己が行われる今大会で-58kgのハードパンチャー対決＝桝本翔也vs江川優生の一戦が決まった。桝本は8月の芦澤竜誠戦、11月の朝久裕貴戦、いずれもダウンを奪って勝利して2連勝中。対する江川は10月から-58kgに階級を上げ、その初戦となった鍋島好一朗戦では左フック一撃で鍋島をマットに沈めた。

　小澤vs里見同様に2018年のKrush-58kg戦線・K-1フェザー級戦線を占う一戦を前に、両者が記者会見で意気込みを語った。

桝本翔也
「2018年一発目の試合になるので、しっかり倒して、2018年は“倒す”年にしたいです。（江川の印象は？）ボクシングがすごく上手くて特に左のパンチが強い。スピードもテクニックもある印象です。あとイケメンということですね。（今回の試合に向けて強化していることは？）もう一つ爆発力がなかったというか倒せなかったので、今回は爆発力をつけて倒しに行きたいです。

（K-1・Krushのタイトルは意識している？）自分はKrushでデビューして、Krushで育ってきたのでKrushのベルトが一番欲しいです。もちろん（武尊が返上して）K-1のベルトがKRESTからなくなるので、チャンスがあればKRESTにK-1のベルトを持って帰りたいです。来年一発目の試合でKOすれば次が見えてくると思うので、しっかり倒して次につなげたいです」

江川優生
「桝本選手は自分よりキャリアもあって強い選手ですけど、テクニックやパワーじゃ負けないと思うので、打ち合って勝とうと思います。（桝本の印象は？）ものすごくタフでパンチ力があって当たったら危ない選手です。なのでディフェンス面も強化して打ち合おうと思います。

（-58kgに階級を上げての手応えは？）フィジカルトレーニングは変わらずやっていて、会長とマンツーマンでミットをやってパワーがついてきました。試合で試すのが楽しみです。（K-1・Krushのタイトルは意識している？）まずはKrushのベルトだと思っていましたが、K-1のベルトが空いたんで、ここはチャンスだと思って来年は自分の年にしたいと思います。次は20歳になって一発目の試合なので、勝利で飾りたいです」

　KO必至のハードパンチャー対決、最後に立っているのは桝本か？　江川か？