明日の第5試合は桝本"ゴリ"翔也と江川優生による-58kg屈指のハードパンチャー対決。今大会からリングネームに愛称の“ゴリ”を入れることになった桝本は「僕は普段みんなからゴリちゃんと呼ばれていて、それだったらリングネームにした方が分かりやすいなと思いました」と改名の理由を説明し「明日は当たり前にKOして勝って、会場を盛り上げたいと思います」とKO勝利を宣言する。

　一方、昨年10月の-58kg初戦で見事なKO勝利を収めている江川も「自分は感情的にならずに」と前置きしつつ「しっかり打ち合って、向こうがその気ならこっちも打ち合って勝ちに行きます」と桝本との打ち合いにも応じるつもりだ。

　今大会では同じ-58kgで元王者・小澤海斗vs里見柚己、伊藤健人vs倉崎昌史の2試合が組まれ、3月大会でも現王者・西京春馬vs挑戦者・村越優汰のタイトルマッチや佐野天馬vs芦澤竜誠など、-58kgの試合が続いている。

　またK-1においてもフェザー級（57.5kg）王者・武尊のスーパー・フェザー級（60kg）挑戦により、「K'FESTA.1」以降、K-1フェザー級王座は空位となり、2月・3月大会の-58kg Fightで勝った選手はKrush-58kgとK-1フェザー級のタイトル戦線に絡んでいくことになる。

　桝本・江川ともにこの状況を理解しており「これだけ-58kgの試合が組まれているということは（自分たちが）試されていると思うので、内容よりも結果。結果が一番今後につながると思うので、結果にこだわって倒しにいく。しっかりKOして自分の仕事をして、今年一発目の試合を勝利で飾る」（桝本）、「他の-58kgのカードにも負けないような面白い試合をする。自分が（Krush-58kgの）タイトルに挑戦しても相応しいと思われるような試合をします。明日は20歳になって一発目の試合になるので、いい勝ち方をして大会を盛り上げる」（江川）と語っている。

　激動のKrush-58kg、そしてK-1フェザー級で勝ち残るのは桝本か？　それとも江川か？