[ニュース]2018.2.15
-67kg王者・塚越仁志、激闘の牧平圭太戦を振り返る!「もしここで負けたら明日にはベルトがなくなっている。そう思って気合いで思いっきり殴りました」
-67kg王者・塚越仁志、激闘の牧平圭太戦を振り返る!「もしここで負けたら明日にはベルトがなくなっている。そう思って気合いで思いっきり殴りました」
2月13日(火)東京・新宿区にあるGSPメディアセンターにて「Krush.85」の一夜明け会見が行われた。
昨日のメインイベントで挑戦者・牧平圭太との防衛戦に臨んだ-67kg王者・塚越仁志。牧平のローキックに苦しめられながらも気迫の猛ラッシュで牧平をなぎ倒し、逆転KO勝利で2度目の王座防衛に成功した。一夜明け会見では試合前に右足のふくらはぎを肉離れし、ほとんど練習できなかったことを明かし、気迫だけでリングに立ったと振り返った。
「Krush-67kgのベルトが手元に戻ってきて、ほんとにホッとしています。今回試合までがすごく長く感じてシンドかったので、本当に嬉しく思います。実は12月の中旬ぐらいに右足のふくらはぎを肉離れして、そんなに重症ではなかったんですけど、かばって練習して再発して…で練習ができない時間、悶々とした時間がすごく長かったんです。
公開練習の時も、それまで練習を休んでいて、軽く動いて練習に入ろうと思ったら大宮司(進)さんから『今日は帰れ、それどころじゃないだろ?』と止められて…。それで家に帰って大宮司さんからメッセージをもらって『しっかり勝つために何ができるか。お前にできることはもっといっぱいあるだろう。それだけ考えて試合まで過ごせ』と言ってもらいました。
それからは試合の映像を見てイメージを作ったり、できることをひたすら続けて。プールにだけは行くことが出来たので、ビート板を挟んでひたすら泳いだり…とにかく一人の時間が長くて、ずっと自分との戦いでした。
実際に対人練習は1カ月半ほどやっていなくて、ミットも5日前にやっと出来たという感じでした。試合の時に(怪我の)影響はなくて、足そのものは完治していたんですけど、練習で自信をつけるのが選手だと思うので、練習できていないことにすごく不安がありました。でも大宮司さんからもらったメッセージを毎日・毎朝見て、いま自分にできることは何か?を考えながら1日1を日試合まで過ごしました。
(試合を振り返って)とにかく印象に残っているのが、リングで向き合った時の牧平選手の目ですね。あの目が本当に焼き付いているというか。すごい覚悟した目をしていたので、逆に言うと、それで僕も引き出された部分があったと思います。
練習していなかったことが悪かったかというと、本当にそうじゃなくて、気持ちの面では本当に頭の中はシンプルで、自分にやれることは1つしかなかったです。前に出て思いっきり殴るみたいな。本当にそれしかなかったので、そういう意味では試合の時はすっきりしていました。
本当はその気持ちだけで最後まで行きたかったんですけど、牧平選手はすごく気持ちが強いので、押される場面もあったと思います。でもそこで思ったのは『ここで押されてこのままいったら、明日にはベルトがないんだ』ということです。だから本当に気合いで戦って、行くしかないっていう感じでした。今回(怪我をしたあと)自分でやると決めてから周りのサポートが本当に大きかったです。家族だったり、大宮司さんだったり、ジムの仲間だったり、周りの力で勝てたっていう感じです」
Krush-67kg王者として2度目の防衛に成功した塚越は一つの目標として昨年の初代K-1ウェルター級王座決定トーナメント準決勝で敗れている現王者・久保優太へのリベンジを宣言。「僕はKrushのチャンピオンが世界一だということを周りに見てもらいたい。僕がK-1で負けている選手もいるし、K-1で世界一を証明できなかったので、舞台はあっち(K-1)でもいいし、僕がKrushのベルトを懸けてもいいですし、世界一とやりたいと思います」と熱く語った。Krushを体現する“The Krusher”塚越の2018年に注目だ!
「Krush-67kgのベルトが手元に戻ってきて、ほんとにホッとしています。今回試合までがすごく長く感じてシンドかったので、本当に嬉しく思います。実は12月の中旬ぐらいに右足のふくらはぎを肉離れして、そんなに重症ではなかったんですけど、かばって練習して再発して…で練習ができない時間、悶々とした時間がすごく長かったんです。
公開練習の時も、それまで練習を休んでいて、軽く動いて練習に入ろうと思ったら大宮司(進)さんから『今日は帰れ、それどころじゃないだろ?』と止められて…。それで家に帰って大宮司さんからメッセージをもらって『しっかり勝つために何ができるか。お前にできることはもっといっぱいあるだろう。それだけ考えて試合まで過ごせ』と言ってもらいました。
それからは試合の映像を見てイメージを作ったり、できることをひたすら続けて。プールにだけは行くことが出来たので、ビート板を挟んでひたすら泳いだり…とにかく一人の時間が長くて、ずっと自分との戦いでした。
実際に対人練習は1カ月半ほどやっていなくて、ミットも5日前にやっと出来たという感じでした。試合の時に(怪我の)影響はなくて、足そのものは完治していたんですけど、練習で自信をつけるのが選手だと思うので、練習できていないことにすごく不安がありました。でも大宮司さんからもらったメッセージを毎日・毎朝見て、いま自分にできることは何か?を考えながら1日1を日試合まで過ごしました。
(試合を振り返って)とにかく印象に残っているのが、リングで向き合った時の牧平選手の目ですね。あの目が本当に焼き付いているというか。すごい覚悟した目をしていたので、逆に言うと、それで僕も引き出された部分があったと思います。
練習していなかったことが悪かったかというと、本当にそうじゃなくて、気持ちの面では本当に頭の中はシンプルで、自分にやれることは1つしかなかったです。前に出て思いっきり殴るみたいな。本当にそれしかなかったので、そういう意味では試合の時はすっきりしていました。
本当はその気持ちだけで最後まで行きたかったんですけど、牧平選手はすごく気持ちが強いので、押される場面もあったと思います。でもそこで思ったのは『ここで押されてこのままいったら、明日にはベルトがないんだ』ということです。だから本当に気合いで戦って、行くしかないっていう感じでした。今回(怪我をしたあと)自分でやると決めてから周りのサポートが本当に大きかったです。家族だったり、大宮司さんだったり、ジムの仲間だったり、周りの力で勝てたっていう感じです」
Krush-67kg王者として2度目の防衛に成功した塚越は一つの目標として昨年の初代K-1ウェルター級王座決定トーナメント準決勝で敗れている現王者・久保優太へのリベンジを宣言。「僕はKrushのチャンピオンが世界一だということを周りに見てもらいたい。僕がK-1で負けている選手もいるし、K-1で世界一を証明できなかったので、舞台はあっち(K-1)でもいいし、僕がKrushのベルトを懸けてもいいですし、世界一とやりたいと思います」と熱く語った。Krushを体現する“The Krusher”塚越の2018年に注目だ!