[ニュース]2016.3.21
6・12「Krush.66」第4代-63kg王者になるのは平本蓮か? それとも佐々木大蔵か?「何が何でも意地でもベルトを獲る」(平本)VS「徹底的に穴を突いて倒す」(佐々木)
6・12「Krush.66」第4代-63kg王者になるのは平本蓮か? それとも佐々木大蔵か?「何が何でも意地でもベルトを獲る」(平本)VS「徹底的に穴を突いて倒す」(佐々木)
3月21日(月・祝)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、3月20日(日)東京・後楽園ホール「Krush.64」の[第4代-63kg王座決定トーナメント準決勝]で勝利した平本蓮と佐々木大蔵が決勝への意気込みを語った。
南野卓幸の強打を封じ、的確なパンチとローで勝利した佐々木。南野との準決勝では決勝進出を第一優先に戦ったことを明かし、Krush-65kg王者&K-1 WORLD GP-65kg日本代表決定トーナメント優勝者・山崎秀晃とのスパーリングが活きたという。
「1回戦が底辺からのスタートだったので、準決勝はより気合いが入っていました。ここで勝たないと決勝へは進めないので、勝ちに徹した試合だったと思います。試合をやっている最中に怖さを感じることはなかった。秀さんと練習させてもらっていて、秀さん以上のパンチがある人はいないというのが明確になったんで、より一層、次の試合が楽しみです。次で爆発させたいと思います」
一方、平本は-65kgでタイトルマッチも経験している泰斗と対戦。2Rにパンチで2度のダウンを奪い、実力者・泰斗に勝利して決勝進出を決めた。前日計量では最初の計量で500gオーバーと、減量苦による体調不良も危惧されたが「前日の体調は最悪でしたけど、試合当日はばっちりでした。朝起きていつも通り、調子が良かったんで今日もいけるだろうなと思いました」。
同門の南野が佐々木に敗れた姿を目の当たりにして「より一層気合いが入った」という平本は1Rから仕留めにいくつもりだったと振り返る。
「1Rから仕留めに行こうと思っていて、1Rのインターバル中に龍児さんから『下から削っていけ』と言われたのでローを蹴っていったら、パンチでダウンを取ることが出来ました。3Rにバックブローを狙ってくると思ったんで、ガードしてジャブとサークリングで距離を取りました。足を使って逃げたのではなくて、2Rに明確な差もついたんでカウンターで倒そうと思ったけど倒し損ねたという感じですね。ノーダメージで明日にでも試合できるくらいなんで、ばっちりな試合だったかなと思います」
この結果により6月12日(日)東京・後楽園ホール「Krush.66」でのトーナメント決勝は佐々木×平本に決定。奇しくも初代-63kg王者・梶原龍児がセコンドにつく平本と第3代-63kg王者・山崎がセコンドにつく佐々木が、第4代王座を争うという組み合わせになった。両者はお互いの印象、そして梶原・山崎からどんな言葉をかけられたか、そして決勝戦への意気込みを語った。
佐々木大蔵
「(平本の試合を見て)若さだけの勢いじゃなくてセンスもあるしテクニックもあるし、ベルトにかける想いも伝わってきた。モチベーションが上がったし、穴も見つけられたので徹底して練習して倒したいと思います。
秀さん(山崎)からは試合前も試合中も『お前の方が実力で勝っている』という心強い言葉をくれて、セコンドについてくれるだけで心強いです。秀さんも6月にK-1の世界トーナメントを控えているので、試合後は『次に向けて一緒に頑張っていこう』という話をしました。次の決勝が本番です。第4代王者になるのは佐々木大蔵、僕です。みなさん期待して待っていてください」
平本蓮
「大蔵君の試合は見れてないんですけど、周りから地力で大蔵くんが勝っていたと聞いたので、警戒して頑張りたいと思います。(佐々木の『穴を見つけた』発言について)僕は山崎選手のパンチよりスピードもあるし、パワーもあるし、全然強いと思うんで、ガードの上からでもガードの間からでも効かせます。また僕はパンチだけじゃなくて蹴りも効かせて、最初から全開で思いっきり行きます。
昨日はインターバルに龍児さんと会話するくらい余裕があったんですけど、龍児さんの顔を見るたびに負けられないなって気持ちになって燃えて、最終ラウンドに『僕がチャンピオンになってきます』と伝えたら龍児さんに『お前しかないいない』と言われたので期待通りに勝ちます。
僕も6月が本番でチャンピオンになることも目標だけど、一ファイターとして最高のファイターになるためにKrushのベルトは必要なものです。何が何でも、意地でもベルトを獲りに行きます。ここでベルトを獲って始まることもあるし、応援してくれる人のためにも必ずベルトを巻きます。ベルトを獲ったらトーマス(・アダマンドポウロス、第2代-63kg王者)とも試合をしたいと思います。(以前対戦をアピールしていたゲーオは?)ゲーオともやります!」
Krush伝統の-63kgのベルトを巻くのは佐々木か? それとも平本か?
「1回戦が底辺からのスタートだったので、準決勝はより気合いが入っていました。ここで勝たないと決勝へは進めないので、勝ちに徹した試合だったと思います。試合をやっている最中に怖さを感じることはなかった。秀さんと練習させてもらっていて、秀さん以上のパンチがある人はいないというのが明確になったんで、より一層、次の試合が楽しみです。次で爆発させたいと思います」
一方、平本は-65kgでタイトルマッチも経験している泰斗と対戦。2Rにパンチで2度のダウンを奪い、実力者・泰斗に勝利して決勝進出を決めた。前日計量では最初の計量で500gオーバーと、減量苦による体調不良も危惧されたが「前日の体調は最悪でしたけど、試合当日はばっちりでした。朝起きていつも通り、調子が良かったんで今日もいけるだろうなと思いました」。
同門の南野が佐々木に敗れた姿を目の当たりにして「より一層気合いが入った」という平本は1Rから仕留めにいくつもりだったと振り返る。
「1Rから仕留めに行こうと思っていて、1Rのインターバル中に龍児さんから『下から削っていけ』と言われたのでローを蹴っていったら、パンチでダウンを取ることが出来ました。3Rにバックブローを狙ってくると思ったんで、ガードしてジャブとサークリングで距離を取りました。足を使って逃げたのではなくて、2Rに明確な差もついたんでカウンターで倒そうと思ったけど倒し損ねたという感じですね。ノーダメージで明日にでも試合できるくらいなんで、ばっちりな試合だったかなと思います」
この結果により6月12日(日)東京・後楽園ホール「Krush.66」でのトーナメント決勝は佐々木×平本に決定。奇しくも初代-63kg王者・梶原龍児がセコンドにつく平本と第3代-63kg王者・山崎がセコンドにつく佐々木が、第4代王座を争うという組み合わせになった。両者はお互いの印象、そして梶原・山崎からどんな言葉をかけられたか、そして決勝戦への意気込みを語った。
佐々木大蔵
「(平本の試合を見て)若さだけの勢いじゃなくてセンスもあるしテクニックもあるし、ベルトにかける想いも伝わってきた。モチベーションが上がったし、穴も見つけられたので徹底して練習して倒したいと思います。
秀さん(山崎)からは試合前も試合中も『お前の方が実力で勝っている』という心強い言葉をくれて、セコンドについてくれるだけで心強いです。秀さんも6月にK-1の世界トーナメントを控えているので、試合後は『次に向けて一緒に頑張っていこう』という話をしました。次の決勝が本番です。第4代王者になるのは佐々木大蔵、僕です。みなさん期待して待っていてください」
平本蓮
「大蔵君の試合は見れてないんですけど、周りから地力で大蔵くんが勝っていたと聞いたので、警戒して頑張りたいと思います。(佐々木の『穴を見つけた』発言について)僕は山崎選手のパンチよりスピードもあるし、パワーもあるし、全然強いと思うんで、ガードの上からでもガードの間からでも効かせます。また僕はパンチだけじゃなくて蹴りも効かせて、最初から全開で思いっきり行きます。
昨日はインターバルに龍児さんと会話するくらい余裕があったんですけど、龍児さんの顔を見るたびに負けられないなって気持ちになって燃えて、最終ラウンドに『僕がチャンピオンになってきます』と伝えたら龍児さんに『お前しかないいない』と言われたので期待通りに勝ちます。
僕も6月が本番でチャンピオンになることも目標だけど、一ファイターとして最高のファイターになるためにKrushのベルトは必要なものです。何が何でも、意地でもベルトを獲りに行きます。ここでベルトを獲って始まることもあるし、応援してくれる人のためにも必ずベルトを巻きます。ベルトを獲ったらトーマス(・アダマンドポウロス、第2代-63kg王者)とも試合をしたいと思います。(以前対戦をアピールしていたゲーオは?)ゲーオともやります!」
Krush伝統の-63kgのベルトを巻くのは佐々木か? それとも平本か?