3月の「K'FESTA.1」では皇治に延長判定の末敗れた卜部弘嵩。試合後には進退に関する発言も残していたが、フェザー級（-57.5kg）転向も見据えた-58.5kg契約で日本vs中国・7対7全面対抗戦に挑む。弘嵩と対戦するシュエ・シェンジェンは“トマホーク”という異名を持つ、中国では数少ないフェザー級のファイター。5月の武林風では弘高と同門のKREST・三輪裕樹をKOで下している。

　昨年に続いて唯一の2年連続出場となった弘嵩は、宮田充プロデューサーから大将戦に指名され「去年ちょっとやっちゃったんで（※去年の日中対抗戦でも大将戦に選ばれたものの判定で敗れる）仕切り直しで大将戦しっかりと締めさせてもらいたい」と意気込みを語ると「今回は-58.5kg契約ということで、もちろんK-1のフェザー級を見据えての試合です。ここでしっかり良い勝ち方をして来てくれるお客さんを喜ばせて、K-1にもう1度行きたい」と新天地＝フェザー級での再浮上を誓った。

「去年の対抗戦ではちょっとやっちゃったんで、仕切り直しで大将戦しっかりと締めさせてもらいたいなと思ってます。あとは階級のことなんですけど、今回は-58.5kg契約ということで、もちろんK-1のフェザー級を見据えての試合だと思っています。ここでしっかり良い勝ち方、パフォーマンスをして、来てくれるお客さんを喜ばせて、K-1にもう1度行きたいと思ってます。

（減量の心配は？）まあ大丈夫かなっていう。もう僕も長くやってますから、そこは自分の感覚を信じてやります。-58.5kgというのは、試験的にここで良い勝ち方出来るようだったら、フェザー級も圧倒的強さでいけるなと思ってます。

（今回は再起戦にもなるが、どんなテーマを持って戦いたい？）3月の皇治戦で負けちゃったんですけど、僕の中ではあの試合も勝ったと思ってるんで。あの試合に関しては判定に関して特に僕には何も言う権利はないですし、何も言う気もないです。自分はスーパー・フェザー級（-60kg）ではやりきったという気持ちもあるので、新しいところでもう1回暴れたいなと思ってます」

　弘嵩は“トマホーク”シュエ・シェンジェンから勝利し、フェザー級転向への足がかりとすることが出来るか！？