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[ニュース]2019.3.15
「Krush.99」3.30(土)後楽園 挑戦者・西京佑馬、“Krush最後のタイトルマッチ”を新時代の幕開けにする!「Krushらしくパンチでも蹴りでもしっかり倒す」
    
 3月15日(金)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、3月30日(土)東京・後楽園ホール「Krush.99」の[Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・島野浩太朗と対戦する挑戦者・西京佑馬が公開練習を行った。
 以前から目標に掲げていた高校生チャンピオンになるべく、3月30日のタイトルマッチに挑む西京。タイトルマッチに向けて「試合まであと2週間ぐらいですけど、仕上がりも体調もバッチリです。正直タイトルマッチが決まるのはまだ先だと思ってたんですけど、今回このようなチャンスをいただいて、勝てば高校生チャンピオンになれるってことで嬉しかったです」と心境を語る。

 公開練習で西京は得意のパンチに加え、鋭いテンカオと左右ミドルも交えたミット打ちを披露し「周囲の期待は感じてますけど、そこはあまり気にせず頑張りたい。練習は相手の対策ももちろんやってるんですけど、パンチと蹴りの強化と、しっかり3R戦えるように仕上げてます」と自身のレベルアップとベルト奪取に集中している。

 昨年の西京は4月にキャリア上位のレオナ・ペタスに挑み、6月にはK-1甲子園の決勝を争った横山巧と再戦。12月に自身初の国際戦となるアリ・ザリンファー戦と、それぞれ異なるテーマを持った試合が続いた。

 西京も「敗戦もあったんですけど、負けたから得られるものもあったし、再戦にもしっかり勝てて、初外国人選手もしっかり倒せた。去年は凄い成長した一年だったと思います」と各試合で成長を実感し、それぞれの試合を以下のように振り返った。

「レオナ戦ではスタミナもそうだし、ほぼ全部の部分であの時点ではトップファイターには及ばないと思いました。横山戦は、あの試合で初めて延長戦まで行って、けっこう辛かったんですけど、そこで競り勝てたってのは大きかったですね。

 横山戦のあとは怪我もあって試合間隔が空いたんですけど、その分強くなる練習が出来たんで、半年空いて良かったって感じです。ザリンファー戦はオファーが来て、初外国人で他団体のチャンピオンということもあって正直怖さはありましたが、ここで勝てばデカイと思ってオファーを受けました。

(ザリンファー戦は)始まってすぐに相手がガッと来たんですけど、一発一発相手の攻撃も見えていて冷静でした。パンチを合わせてやろうと思ったら合わせたら入ったって感じですね。レオナ戦で負けてから、(横山戦から)試合が半年空いてた間に、接近戦の練習をしっかり積んできたんで、ショートレンジでの一発で倒したことも自信になりました」

 王者・島野について、西京は「前回の試合を生で見させてもらったんですけど、タフでパンチ力があるって感じですね。チャンピオンになってからは勝ちに来てる感が凄い伝わってきました。自分とやる時もきつい戦いになるんじゃないかと思います」と厳しい戦いになると分析しつつも、「試合が終わるまで、しっかり自分のスタイルをやり続ければ勝てると思います」と自らのスタイルを貫き通せば勝てると自信を見せる。

 4月大会からKrushの大会名称がK-1 KRUSH FIGHTに変更となるため、今大会は“Krush最後のタイトルマッチ、壊しの最終決戦”というキャッチフレーズがつけられている。

 そのタイトルマッチで長年Krushのリングを沸かせてきた島野と雌雄を決することについては「けっこう前からKrushで島野選手の試合を見てたんですけど、やるタイミングがタイトルマッチとは思ってなかったですね。でもしっかり勝ちたいです。Krush最後の大会なんで、Krushらしくパンチでも蹴りでもしっかり倒したいと思います。しっかり倒して新時代の幕開けにしたいですね」とKOでKrushの最後を締め、新しい時代の幕開けにすると宣言。

 今後の展望については「ここをしっかり勝たないと意味がないんで、しっかり勝って、行く行くはK-1のチャンピオンになりたいです。王者になった上で、敗れているレオナ選手にもリベンジしたいです」と島野戦に全力を注ぎ、将来の目標としてK-1チャンピオン、そしてプロキャリアで唯一黒星を喫したレオナへのリベンジを掲げた。

 最後に「3月30日は勝って高校生チャンピオンになるんで、応援よろしくおねがいします」とファンにメッセージを送った西京。Krush最後のタイトルマッチに勝利して、高校生チャンピオンとして新時代幕開けの象徴となることができるか?
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