郷州征宜vs友尊のスーパー・フェザー級のワンマッチが第6試合で行われる。元王者の郷州は昨年12月の「Krush.96」で大激闘の末に山本直樹を下して復活の兆しを見せるも、3月の「K'FESTA.2」で小宮山工介に敗れ、今回の一戦に並々ならぬ覚悟を持って挑む。

　対する友尊は2017年からKRUSHに参戦し好ファイトを見せつつも3連続KO負け。しかし引退を覚悟して臨んだ「K'FESTA.2」で郷州の同門でもある川口拓真から会心のKO勝ちを収めた。

　会見では友尊が「郷州選手が1RでKO負けしているのは武尊選手だけ。明日楽しみにしていてください」と1RKOを匂わせる発言。激闘派として知られる郷州に対して「真っ向勝負、アウトボクシング。どちらの展開になっても倒せる自信がある」と豪語した。

　対する郷州は「明日は何が何でも結果を出さなければ終わりという覚悟を持って戦いたい」と不退転の決意を示し「逆に友鷹選手も1Rで倒れないように気をつけてください」と友鷹の1RKO宣言に静かに闘志を燃やした。

友尊
「今回は前回以上にコンディションが良いです。郷州選手が1RKO負けしてるのは武尊選手だけだと思うんで、明日は楽しみにしててください。（この試合に向けてどんな準備をしてきた？）相手に勝つための練習もそうなんですけど、自分のレベルを総合的に上げるトレーニングを積んできました。

（前回の試合から格闘技に専念できる環境を整えて自信になった？）めちゃくちゃなってますね。今は格闘技のためのだけの生活が出来てるんで、不安より楽しみの方が強いですね。（激闘派の郷州と真っ向勝負するのか、それともボクシングテクニックを活かしてKOする？）実際にやってみないとどうなるか分からないですけど、どちらの展開になっても倒せる自信があるんで明日次第かなって感じです。

（ファンに向けてメッセージは？)こっからどんどん勝ってどんどん盛り上げて行くんで楽しみにしててください。応援よろしくお願いします」

郷州征宜
「明日は何が何でも結果を出さなければ終わりという覚悟を持って戦いたいと思いますので、ぜひ皆様応援をよろしくお願いします。（この試合に向けてどんな準備をしてきた？）今回のために、今まではトレーナーや他の選手のアドバイスを元に練習をやってきたんですけど、今度は自分でもしっかり考えました。それが当たり前のことなんですけど、その当たり前のことが自分には出来ていなかったので、そこを重点的に練習しました。

（タイでムエタイ修行をして変わったことは？）2週間という短い期間の中でも、とても充実した練習が出来ました。朝も夕方もしっかり練習するという環境が、日本にはまだまだ整っていないと思うので、それがタイでしっかりと経験出来たということは大きな自信にもつながりました。あとはそのタイでの2週間をしっかり明日の試合に出せればと思っていますので、皆さん楽しみにしていてください。

（1RでKOすると言われてどう思っている？）今まで武尊選手に1RKO負けしたこともありますけど、でも自分もそんなに簡単に倒れないですし、逆に友鷹選手も1Rで倒れないように気をつけていただければと思います（ファンに向けてメッセージは？）明日は何が何でも結果を出したいと思ってますので皆さん楽しみにしててください。応援よろしくお願いします」