[ニュース]2020.2.13
「Krush.111」2.24(月・休)後楽園 挑戦者・佐々木大蔵、試合を楽しむ“大蔵スタイル”で再びベルトを巻く!「今年は佐々木大蔵という1人の個性を確立させていきたい」
「Krush.111」2.24(月・休)後楽園 挑戦者・佐々木大蔵、試合を楽しむ“大蔵スタイル”で再びベルトを巻く!「今年は佐々木大蔵という1人の個性を確立させていきたい」
2月13日(木)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、2月24日(月・休)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.111」の[Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・鈴木勇人と対戦する挑戦者・佐々木大蔵が公開練習を行った。
公開練習ではシャープな右ミドルと左フックを中心に、後半はヒザ蹴り、ロー、右ストレートとバリエーションを変えたミット打ちを披露した佐々木。現在のコンディションについては「本当にいつも変わらず、良い調子でずっと過ごしてる感じです」とリラックスした表情で答えた。
佐々木と鈴木は昨年11月のK-1横浜大会のスーパーファイトで対戦し、この時は佐々木が判定勝利を収めている。今回は約3カ月という短いインターバルでの再戦ということで「最初にオファーを受けた時は、ここで再戦か。早っ!」と思ったという佐々木だが、トレーニングでは自身の成長にフォーカスし、リベンジを目論む鈴木の変化も楽しみだと語る。
「(再戦に関して)また違う気持ちで鈴木選手も臨んでくると思うんで、そこは全然気を抜いていません。それよりも自分自身どんどん進化することにフォーカスしてますね。(鈴木は佐々木の試合をコントロールする上手さに感化されたと語っていたが?)そう言ってもらえるのは凄く光栄です。僕も去年で言うと、不可思選手と戦って感化された部分もあるので。そうやってお互いに刺激し合って、良いものをお客さんに見せられるようにレベルアップしていければ良いんじゃないかなと思います」
その不可思との一戦以降、佐々木が盛んに口にしている“熱を生み出す”と“試合を楽しむ”という2つのキーワード。その感情が芽生えたのは、不可思戦前にタイのPKセンチャイジムでの武者修行だった。
「不可思選手とやった前にタイに行ったことが凄く自分的には大きくて。もう世界がガラッと変わって、考えることもたくさんありました。(最近は独特の雰囲気を感じるようになったが)そういう風にSNSや周りの方に言ってもらえるのは、凄くありがたいし光栄ですね。それに驕らず自分自身をしっかり保ちながら、楽しみながら一歩一歩進んでいこうって心境ですかね。そんな感じで毎日生きてます」
佐々木にとっては“熱を生み出す”ことは“試合を楽しむ”ことにつながるという。
「出来ればKO決着とか、バチバチ打ち合ってどっちが倒れるかという試合は…自分の理想にはないかもしれないです。確かにそういうKOを見たいって人が多いし、それに応える気持ちもどこかにはあります。だけどまずは佐々木大蔵という自分自身を持つことが一番大事だと思っていて、そのうえで物事を成し遂げていくことで刺激や力を佐々木大蔵という人間が届けられたらいいなと思っています。それで幸せ…とまでは言わないですけど、何か人に感化するものを与えられたら良いなと思ってます。(その面で大事なのが“試合を楽しむ”こと?)そうですね。以前は試合を楽しむというのが自分の中のテーマだったんですけど、最近はそれが自然になって来たというか。僕はK-1というものが1つのスポーツだと思っていて、K-1というスポーツが本当に好きなんだなと考えながらやってます」
鈴木が自身の公開練習で話していた「間合いや呼吸を読むコントロールの上手さ」も佐々木にとっては試合を楽しむ要因の一つだ。
「言ったらオタクみたいな感じですね。自分がこうきたら、相手がどういう動きをするのか……そういう妄想をしますね。自分にとって戦いは表現。もちろん一撃で倒す美学も頭のどこかにはありますが、そのためにはもっともっとやることもあるし、やらなければならないこともある。それをどんどん磨いて、試合でぶつけて確信にして行きたいです」
昨年はさいたまスーパーアリーナ、両国国技館、横浜アリーナと大会場での試合が続いたが、今回は約1年半振りの後楽園ホールでの試合になる。Krush、後楽園でしか感じられない熱気を佐々木自身も心待ちにしている。
「僕は横浜アリーナやさいたまスーパーアリーナの花道も凄い好きなんです。花道を歩いてる時にみんなが僕だを見てるわけじゃないですか。いつも『気持ちイイ!』って思いながら歩くんですけど、試合をしている最中は後楽園ホールの雰囲気が一番好きで。あの箱はお客さんの歓声がモロに入ってくるし、そういうお客さんの熱をダイレクトに感じやすいのが後楽園ホールの良さだと思います。本当に僕も久々にそこで試合が出来るんで楽しみですよね」
事前インタビューで最も印象的だった「佐々木大蔵という人間をアピールしてきたい」という発言。佐々木はそれを今年の1つのテーマに定め、格闘家として目指す姿を静かに熱く語る。
「やっぱりチャンピオンになった僕というよりは、自分をどんどん主張していきたい。全然何でも良いんですよ、“地味蔵”でも(笑)。プロでやってる以上、一人でも多くの方の力にならないとあの舞台に立ってる意味がないと思っています。今年は佐々木大蔵という1人の個性を確立させていきたいという想いがありますね。
選手でやっている以上ベルトは見据えていますけど、そこともう1つ自分を確立させることが今年のテーマです。(今回の試合はベルトを獲るというよりは、人間・佐々木大蔵をアピールしていくための第一歩?)そうですね。でもそこばっかり言ってると、ベルトへの執念がなかったとか言われそうなんで(苦笑)。やっぱりベルトを持ってる人間、持ってない人間、周りの見られ方の差は凄く感じるので、 ベルトを獲ることも本当に大事だと思います」
最後に「今のところ調子は変わらず凄く良いんで、皆さんも体調を崩さないに免疫を高めて。ぜひ2月24日、みんなで後楽園ホールで一緒に楽しみましょう!」とファンを気遣うメッセージを送った佐々木。鈴木のリベンジを退けてベルトを手にし、佐々木大蔵という個性を確立させる序章にすることができるか?
佐々木と鈴木は昨年11月のK-1横浜大会のスーパーファイトで対戦し、この時は佐々木が判定勝利を収めている。今回は約3カ月という短いインターバルでの再戦ということで「最初にオファーを受けた時は、ここで再戦か。早っ!」と思ったという佐々木だが、トレーニングでは自身の成長にフォーカスし、リベンジを目論む鈴木の変化も楽しみだと語る。
「(再戦に関して)また違う気持ちで鈴木選手も臨んでくると思うんで、そこは全然気を抜いていません。それよりも自分自身どんどん進化することにフォーカスしてますね。(鈴木は佐々木の試合をコントロールする上手さに感化されたと語っていたが?)そう言ってもらえるのは凄く光栄です。僕も去年で言うと、不可思選手と戦って感化された部分もあるので。そうやってお互いに刺激し合って、良いものをお客さんに見せられるようにレベルアップしていければ良いんじゃないかなと思います」
その不可思との一戦以降、佐々木が盛んに口にしている“熱を生み出す”と“試合を楽しむ”という2つのキーワード。その感情が芽生えたのは、不可思戦前にタイのPKセンチャイジムでの武者修行だった。
「不可思選手とやった前にタイに行ったことが凄く自分的には大きくて。もう世界がガラッと変わって、考えることもたくさんありました。(最近は独特の雰囲気を感じるようになったが)そういう風にSNSや周りの方に言ってもらえるのは、凄くありがたいし光栄ですね。それに驕らず自分自身をしっかり保ちながら、楽しみながら一歩一歩進んでいこうって心境ですかね。そんな感じで毎日生きてます」
佐々木にとっては“熱を生み出す”ことは“試合を楽しむ”ことにつながるという。
「出来ればKO決着とか、バチバチ打ち合ってどっちが倒れるかという試合は…自分の理想にはないかもしれないです。確かにそういうKOを見たいって人が多いし、それに応える気持ちもどこかにはあります。だけどまずは佐々木大蔵という自分自身を持つことが一番大事だと思っていて、そのうえで物事を成し遂げていくことで刺激や力を佐々木大蔵という人間が届けられたらいいなと思っています。それで幸せ…とまでは言わないですけど、何か人に感化するものを与えられたら良いなと思ってます。(その面で大事なのが“試合を楽しむ”こと?)そうですね。以前は試合を楽しむというのが自分の中のテーマだったんですけど、最近はそれが自然になって来たというか。僕はK-1というものが1つのスポーツだと思っていて、K-1というスポーツが本当に好きなんだなと考えながらやってます」
鈴木が自身の公開練習で話していた「間合いや呼吸を読むコントロールの上手さ」も佐々木にとっては試合を楽しむ要因の一つだ。
「言ったらオタクみたいな感じですね。自分がこうきたら、相手がどういう動きをするのか……そういう妄想をしますね。自分にとって戦いは表現。もちろん一撃で倒す美学も頭のどこかにはありますが、そのためにはもっともっとやることもあるし、やらなければならないこともある。それをどんどん磨いて、試合でぶつけて確信にして行きたいです」
昨年はさいたまスーパーアリーナ、両国国技館、横浜アリーナと大会場での試合が続いたが、今回は約1年半振りの後楽園ホールでの試合になる。Krush、後楽園でしか感じられない熱気を佐々木自身も心待ちにしている。
「僕は横浜アリーナやさいたまスーパーアリーナの花道も凄い好きなんです。花道を歩いてる時にみんなが僕だを見てるわけじゃないですか。いつも『気持ちイイ!』って思いながら歩くんですけど、試合をしている最中は後楽園ホールの雰囲気が一番好きで。あの箱はお客さんの歓声がモロに入ってくるし、そういうお客さんの熱をダイレクトに感じやすいのが後楽園ホールの良さだと思います。本当に僕も久々にそこで試合が出来るんで楽しみですよね」
事前インタビューで最も印象的だった「佐々木大蔵という人間をアピールしてきたい」という発言。佐々木はそれを今年の1つのテーマに定め、格闘家として目指す姿を静かに熱く語る。
「やっぱりチャンピオンになった僕というよりは、自分をどんどん主張していきたい。全然何でも良いんですよ、“地味蔵”でも(笑)。プロでやってる以上、一人でも多くの方の力にならないとあの舞台に立ってる意味がないと思っています。今年は佐々木大蔵という1人の個性を確立させていきたいという想いがありますね。
選手でやっている以上ベルトは見据えていますけど、そこともう1つ自分を確立させることが今年のテーマです。(今回の試合はベルトを獲るというよりは、人間・佐々木大蔵をアピールしていくための第一歩?)そうですね。でもそこばっかり言ってると、ベルトへの執念がなかったとか言われそうなんで(苦笑)。やっぱりベルトを持ってる人間、持ってない人間、周りの見られ方の差は凄く感じるので、 ベルトを獲ることも本当に大事だと思います」
最後に「今のところ調子は変わらず凄く良いんで、皆さんも体調を崩さないに免疫を高めて。ぜひ2月24日、みんなで後楽園ホールで一緒に楽しみましょう!」とファンを気遣うメッセージを送った佐々木。鈴木のリベンジを退けてベルトを手にし、佐々木大蔵という個性を確立させる序章にすることができるか?