[ニュース]2020.8.10
「Krush.117」9.26(土)後楽園 新たなスター誕生なるか!? 第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント 新美貴士vs林勇汰、玖村修平vs秀樹、森坂陸vs斗麗、林京平vs岡嶋形徒
「Krush.117」9.26(土)後楽園 新たなスター誕生なるか!? 第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント 新美貴士vs林勇汰、玖村修平vs秀樹、森坂陸vs斗麗、林京平vs岡嶋形徒
8月5日(水)都内にて、9月26日(土)に開催される「Krush.117」後楽園ホール大会の第2弾カードの発表記者会見が行なわれた。
今回発表されたのは「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」の一回戦・4試合だ。Krushフェザー級王座は前王者の江川優生がK-1フェザー級王座獲得に伴い返上。その空位となった王座を巡り、この「Krush.117」で一回戦4試合を実施。その勝者4人が11月27日(金)に後楽園ホールで開催される「Krush.119」にて準決勝と決勝戦をワンデートーナメントで戦い、優勝者が新王者となる。
Krushフェザー級王座はこれまで武尊、小澤海斗、西京春馬、そして江川といったK-1のリングでも活躍しているスター選手たちが巻いてきたベルトだ。その価値あるベルトを巡る戦いの火蓋を切る一回戦は、新美貴士vs林勇汰、玖村修平vs秀樹、森坂陸vs斗麗、林京平vs岡嶋形徒の4試合に決定した。
先月の7.11「Krush.114」後楽園ホール大会で岡嶋に敗れている新美だが、中村拓己K-1プロデューサーも「トーナメントを勝ち抜くポテンシャルを秘めている」と認める実力者。新美自身も「このベルトを獲るためにデビュー前からずっとやってきた」と言うほど、Krush王座への想いは強く、「全てを犠牲にしてでも、このベルトを絶対獲りに行く」と悲壮な覚悟を見せていた。
対する林勇汰は諸般の事情で会見に遅刻。途中から駆けつけ「本当に申し訳ないです」と謝罪から入ったが、「復帰戦でいきなりチャンスもらえたんで、気合いを入れてがんばります」と意気込んだ。兄は現K-1ライト級王者の林健太。昨年11月16日の「Krush.108」で玖村将史のKrushスーパー・バンタム級王座に挑戦して以来の試合となるが、階級を上げて一発目の試合で兄に続いて王者になるチャンスを掴んだ。
会見の中でも印象的なコメントを残したのがK-1のリングも経験している玖村だ。玖村は現Krushスーパー・バンタム級王者である弟の将史と同様、スーパー・バンタム級で活躍していたが、こちらも階級を上げての挑戦で、網膜剥離からの復帰戦となる。玖村は「玖村兄弟でKrushのベルトを獲りたい」と兄弟王者を目指す一方、「他の選手とは今までやってきた相手も違いますし、経験が違うと思うんで、僕がこのベルトを獲らなきゃいけない」と王座奪取を宣言。他の選手のコメントを聞きながら「『がんばります』だったり、『絶対勝ちます』、『優勝します』とか、自分の意見を言う場で誰もが言うようなことを言っているような選手には負けたくない」とプライドを滲ませていた
その玖村と対戦する秀樹は昨年デビューしたばかりで戦績も4戦しか経験していないが、中村プロデューサーが「勢いのある試合を見せてくれている。かき回す存在になってほしい」と抜擢した。自身の持ち味を「気持ちとタフさ」と語った秀樹は、「番狂わせしたい」とトーナメントでの下剋上を狙っている。
そしてこのトーナメントの優勝候補にあげられている存在が、ここまでデビュー以来5戦5勝と、無敗街道を突き進んでいる斗麗だ。斗麗の狙いはズバリ、前Krushフェザー級王者であり、現K-1フェザー級王者でもある江川の首。「このトーナメントは僕が江川チャンピオンと戦うために力をつけるためのトーナメントだと思っている」と豪語する斗麗は、「トーナメントの選手は強い選手ばかりで、過酷なトーナメントになる」と語りながらも、「僕の邪魔する相手をシンプルに叩き潰すだけ」と、目標である江川への挑戦を見据えて、トーナメントに挑む。
優勝候補・斗麗と対戦するのは“曲者”森坂だ。森坂は約3年前の「KHAOS.3」で江川に勝利してた実績を持つ。「誰も自分が優勝するとは思ってない」と謙虚に語る森坂だが「相手の思うように戦わせないのが自分の得意なところ。それを武器にして、今までとは違った感じのチャンピオンになれたらなと思います」と王座獲りを誓う。
前回出場した2月の「Krush.111」では一階級上のスーパー・フェザー級で戦った林京平は、元々フェザー級での戦いを視野に入れており、今回のトーナメントは満を持しての参戦。会見では言葉は少なかったが、「がんばって努力してベルトを獲れるようにします」と、控えめながらもベルト奪取を約束した。
対する岡嶋は昨年の9.27「KHAOS.9」でデビュー以来、4戦無敗の期待の新人だ。ABEMAの格闘リアリティショー「格闘代理戦争」出身で、まだ1年というキャリアの若者だが、「フェザー級のトーナメントに出ている人はみんな強いと人ばっかで、出てない人も強い選手はたくさんいるんですけど、結局俺が一番強い」と、トーナメント制覇に自信を見せていた。
中村プロデューサーが、「過去の王者=武尊・小澤・西京・江川に遜色ない試合をしてベルトを争ってほしい」と期待をかける8人。この中から新たなスターは誕生するのか?
新美貴士
「前回の試合で負けちゃったんでまさかオファー来るとは思ってなかったので、めっちゃうれしかったです。強い選手ばかりがこのトーナメントに参加しているんで、自分が優勝するって思っている人は多分少ないと思うんですけど、信じてもらっている人のためにも、死ぬ気で勝ち抜いて、全てを懸けてこのベルトを奪いに行きたいと思います。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)パンチが強い。で、アグレッシブな選手かなって、それだけですね。(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)決まった時は本当にうれしくて。このベルトを獲るためにデビュー前からずっとやってきたので、素直にうれしかったです。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)予想外の人と、この人が出るだろうなって感じの人でしたね。
(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)気持ちですかね。これから心技体全部勝りたいと思います。(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)まあ上がってくる選手は玖村選手と斗麗選手かな、と。みんなそう思っているかもしれないですけど、何が起きるかわからないし、誰が上がってきても倒すだけです。(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)まだどんなチャンピオンになるとか考えてないですけど、絶対的な強さを持ったチャンピオンですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)全てを犠牲にしてでも、このベルトを絶対獲りに行くので、絶対獲ります。応援よろしくお願いします」
林勇汰
「遅刻してしまって本当に申し訳ないです。すいません。復帰戦でいきなりチャンスもらえたんで、気合い入れてがんばります。応援よろしくお願いします。(ファンの皆さんへのメッセージは?)復帰戦で1年ぶりぐらいの試合になるんですけど、絶対ベルト獲るんで応援お願いします」
玖村修平
「去年K-1の大きな大会に出させてもらって、その後に網膜剥離という大きな怪我をしてしまって、約1年ぶりの試合になります。今回からフェザー級に階級を上げて、このトーナメントが始まるということで、このベルトを死ぬ気で獲って、スーパー・バンタム級王者の弟と一緒にKrushのベルトを獲りたいと思います。応援よろしくお願いします。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)サウスポーで背が低い印象です。までこういう背が低くてパンチを振り回してくる相手と試合したことないんで、僕も楽しみです。みなさんにも、僕が今まで戦ったことないタイプと戦って、『玖村はこういう試合をするんだ』っていう試合をしたいと思っているんで、楽しみにしていてください。
(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)スーパー・バンタム級でずっとベルトを目指していて、ベルトには届かなかったんですけど、フェザー級で新しい挑戦をしようと思った時にこのオファーをもらいました。フェザー級で僕はこのベルトを巻くしかないなと思っています。ここにいるメンバーは強いと思いますけど、やってきた相手も違いますし、経験が違うと思うんで、僕が獲らなきゃいけないと思っています。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)フェザー級でみんなやっている選手なんで、予想通りかなっていう感じで、僕が新しくフェザー級に上げて、このメンバーを全員倒して、かき回したろうかなと思っています。
(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)気持ちだったりテクニックだったりそうなんですけど、みんな気持ちは絶対に言うと思うんで。逆に『がんばります』だったり、『絶対勝ちます』『優勝します』という単純なコメントしかみんな言ってないんで、せっかくこうやって会見が開かれて、自分の意見を言う場で誰もが言うようなことを言っているような選手には負けたくないです。僕がしっかりこのトーナメントで優勝して、このベルトに相応しい選手になりたいと思っています。
(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)このベルトを獲るために出てくる相手は全員誰でもいいんですけど、こうやって会見とかでも試合もそうですし、一番華があって実力もある斗麗選手と決勝で当たれば盛り上がる試合になるんじゃないかなと思うんで、しっかり盛り上げてこのベルトを獲りたいと思います。
(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)強いとか、K-1のチャンピオンと戦いたいというのは当たり前なんで。それは大前提で、実力はもちろん、華もあってこのKrushをしっかり盛り上げられるチャンピオンに、Krushと言えば玖村という選手になりたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)僕も大きな怪我をして、1年ぶりの試合になって、この1年間、怪我してどんな思いでやってきたか。今まで僕の映像を見てきた人とか、応援しくれてた人は、1年前と全然違うなって、変わったなって、凄いサプライズになりたいなと思っているので注目していてください」
秀樹
「今回トーナメントに選んでもらえて凄くうれしくて、選ばれたからには全力でやって優勝します。この中で一番負けん気が強いと思っているんで、優勝するつもりでやります。以上です。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)テクニックもあって、ガンガンくるんで、それに負けないように自分もやるだけです。(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)決まった時に思ったのが、もう優勝するしかないなと思いました。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)特に何も思わなかったです。
(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)気持ちとタフさです。(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)俺は岡嶋形徒選手ですね。デビュー戦で岡嶋形徒くんが俺と当たって、俺が負けてるんで、リベンジしたい気持ちがあります。(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)やっぱ強いなと思われるチャンピオンですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)番狂わせしたいと思うのでよろしくお願いします」
森坂陸
「トーナメントに呼んでいただいて凄いうれしいということと、呼ばれたからには優勝したい……というよりは、自分にも戦いたい人がいます。で、戦いたい人はトーナメントに勝ってチャンピオンにならないと絶対戦えない相手なんで、しっかり勝ちます。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)斗麗選手はオールマイティーで、今凄いノっている選手かなと思っています。めちゃくちゃ強い印象ですね。
(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)トーナメントに呼んでいただいたことはうれしくて。ただ、メンバーがちょっと予想外だったんで、意外なメンバーだなと思いました。で、自分が勝てばおもしろいなと思います。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)階級を上げてきて一発目の選手がトーナメント出場かと思ったのと、一回戦を乗り切ればあとは気持ちでいけるなと思いました。
(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)スタミナと気持ちは自分も自信があるんですけど、やりづらさですかね。相手の思うようにさせないのが自分の得意なところだと思っているんで、そこで勝てたらなと思っています。(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)誰と戦いたいとか、あまり考えてないんですけど、自分が戦いたい選手っていうのもK-1王者の江川選手で、自分の立ち位置からは言える立場じゃないですけど、3年前に一度やっている身としてはもう一度自分から挑戦したいという気持ちがあります。そのためにもこのトーナメント勝たないと絶対に届かないことはわかっているんで、とりあえずこのトーナメントは絶対勝って、自分も江川選手と戦いたいです。
(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)今までの人たち、今までのチャンピオンたちとはちょっと違うチャピオンだと思われたいです。(ファンの皆さんへのメッセージは?)誰も自分が優勝するとは思ってないと思うんですけど、自分の得意なところである相手がやりづらいようにというか、相手にいつもの動きをさせないところを武器にして、ちょっとなんか今までとは違った感じのチャンピオンになれたらなと思います」
斗麗
「今回、地元・関西で試合したかったんですが、トーナメントの選手は強い選手ばかりで、過酷なトーナメントになるなと思ったんで、僕はこちらを選びました。僕は世界一強くなるために、このK-1 JAPAN GROUPで戦っています。強くなるためには一番険しい道が一番早道やと思うんで、ここをしっかり勝って、来年江川チャンピオンに挑戦したいと思っています。全員力づくで引きずり下ろします。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)森坂選手に限らず、このトーメントに出ている選手は、世界一の団体が選んだ相手なんで楽な試合は一つもないと思っています。でも、僕の邪魔する相手をシンプルに叩き潰すだけなんで、楽しみにしていてください。
(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)このトーナメントは僕が優勝しないとおもしくろくないんで。来年、僕は江川チャンピオンとやりたいです。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)僕はトーナメントのメンバーを見た瞬間、行けるなと思いました。(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)僕も玖村選手と一緒で、『がんばる』とか『優勝する』とか当たり前やと思うんで。僕は身体は負けないんで。あと技術もスイッチできる人もいないんで、次の試合もめっちゃスイッチして倒すんで楽しみにしていてください。
(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)僕は誰が勝ってくるとか、誰が上がってくるとかわからないんですけど、このトーナメントは僕が江川チャンピオンに挑む、江川チャンピオンと戦うための力をつけるためのトーナメントだと思っているんで、ここをしっかり勝って、江川チャンピオンに挑戦したいです。(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)僕には絶対に勝てないというチャンピオンになりたいと思います。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)皆さん素晴らしい選手ですし、過酷なトーナメントなるなと思うんですが、このトーナメントで勝って、しっかり江川チャンピオンにたどり着きます。狩りの続きを始めます。ご期待ください」
林京平
「湘南の京平です。絶対にKrushのベルトを獲りたいので、がんばって努力してベルトを獲れるようにします。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)若くていい波に乗っている選手です。(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)今年絶対にベルトを巻きたいと思ってたんで、『やったー!』と思いました。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)誰でも良かったんでベルトを獲ります。(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)自分もちょっとわかんないです。でも、まあしっかり勝ちます。
(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)本当にどうしてもどうしても今回ベルトを獲りたいと思っています。誰が来ても、いいんですけど、勝ちます。(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)とにかっくベルトを巻ければと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)絶対にベルトを獲りたいと思っているんで、強いメンバーがいっぱいいますけど、がんばって努力して獲れるようにしますんで、一回戦も勝ちますんで、応援よろしくお願いします」
岡嶋形徒
「トーナメントには凄い強い人がたくさんいますけど、勝ちます。以上です。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)林選手はいい選手だと思います。(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)決まったなあって感じです。しっかりベルト獲って、K-1のベルトに挑戦しようと思っています。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)全員倒して普通に勝ちます。(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)自分が勝っている部分ですよね? ちとわかんないですね。
(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)誰が上がってくるかわからないんで、とりあえず一回戦を勝ちます。(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)誰よりも強いチャンピオンになります。(ファンの皆さんへのメッセージは?)フェザー級のトーナメントに出ている人はみんな強い人ばっかりで、出てない人も強い選手はたくさんいるんですけど、結局俺が一番強いんで。全員倒すんで応援よろしくお願いします」
Krushフェザー級王座はこれまで武尊、小澤海斗、西京春馬、そして江川といったK-1のリングでも活躍しているスター選手たちが巻いてきたベルトだ。その価値あるベルトを巡る戦いの火蓋を切る一回戦は、新美貴士vs林勇汰、玖村修平vs秀樹、森坂陸vs斗麗、林京平vs岡嶋形徒の4試合に決定した。
先月の7.11「Krush.114」後楽園ホール大会で岡嶋に敗れている新美だが、中村拓己K-1プロデューサーも「トーナメントを勝ち抜くポテンシャルを秘めている」と認める実力者。新美自身も「このベルトを獲るためにデビュー前からずっとやってきた」と言うほど、Krush王座への想いは強く、「全てを犠牲にしてでも、このベルトを絶対獲りに行く」と悲壮な覚悟を見せていた。
対する林勇汰は諸般の事情で会見に遅刻。途中から駆けつけ「本当に申し訳ないです」と謝罪から入ったが、「復帰戦でいきなりチャンスもらえたんで、気合いを入れてがんばります」と意気込んだ。兄は現K-1ライト級王者の林健太。昨年11月16日の「Krush.108」で玖村将史のKrushスーパー・バンタム級王座に挑戦して以来の試合となるが、階級を上げて一発目の試合で兄に続いて王者になるチャンスを掴んだ。
会見の中でも印象的なコメントを残したのがK-1のリングも経験している玖村だ。玖村は現Krushスーパー・バンタム級王者である弟の将史と同様、スーパー・バンタム級で活躍していたが、こちらも階級を上げての挑戦で、網膜剥離からの復帰戦となる。玖村は「玖村兄弟でKrushのベルトを獲りたい」と兄弟王者を目指す一方、「他の選手とは今までやってきた相手も違いますし、経験が違うと思うんで、僕がこのベルトを獲らなきゃいけない」と王座奪取を宣言。他の選手のコメントを聞きながら「『がんばります』だったり、『絶対勝ちます』、『優勝します』とか、自分の意見を言う場で誰もが言うようなことを言っているような選手には負けたくない」とプライドを滲ませていた
その玖村と対戦する秀樹は昨年デビューしたばかりで戦績も4戦しか経験していないが、中村プロデューサーが「勢いのある試合を見せてくれている。かき回す存在になってほしい」と抜擢した。自身の持ち味を「気持ちとタフさ」と語った秀樹は、「番狂わせしたい」とトーナメントでの下剋上を狙っている。
そしてこのトーナメントの優勝候補にあげられている存在が、ここまでデビュー以来5戦5勝と、無敗街道を突き進んでいる斗麗だ。斗麗の狙いはズバリ、前Krushフェザー級王者であり、現K-1フェザー級王者でもある江川の首。「このトーナメントは僕が江川チャンピオンと戦うために力をつけるためのトーナメントだと思っている」と豪語する斗麗は、「トーナメントの選手は強い選手ばかりで、過酷なトーナメントになる」と語りながらも、「僕の邪魔する相手をシンプルに叩き潰すだけ」と、目標である江川への挑戦を見据えて、トーナメントに挑む。
優勝候補・斗麗と対戦するのは“曲者”森坂だ。森坂は約3年前の「KHAOS.3」で江川に勝利してた実績を持つ。「誰も自分が優勝するとは思ってない」と謙虚に語る森坂だが「相手の思うように戦わせないのが自分の得意なところ。それを武器にして、今までとは違った感じのチャンピオンになれたらなと思います」と王座獲りを誓う。
前回出場した2月の「Krush.111」では一階級上のスーパー・フェザー級で戦った林京平は、元々フェザー級での戦いを視野に入れており、今回のトーナメントは満を持しての参戦。会見では言葉は少なかったが、「がんばって努力してベルトを獲れるようにします」と、控えめながらもベルト奪取を約束した。
対する岡嶋は昨年の9.27「KHAOS.9」でデビュー以来、4戦無敗の期待の新人だ。ABEMAの格闘リアリティショー「格闘代理戦争」出身で、まだ1年というキャリアの若者だが、「フェザー級のトーナメントに出ている人はみんな強いと人ばっかで、出てない人も強い選手はたくさんいるんですけど、結局俺が一番強い」と、トーナメント制覇に自信を見せていた。
中村プロデューサーが、「過去の王者=武尊・小澤・西京・江川に遜色ない試合をしてベルトを争ってほしい」と期待をかける8人。この中から新たなスターは誕生するのか?
新美貴士
「前回の試合で負けちゃったんでまさかオファー来るとは思ってなかったので、めっちゃうれしかったです。強い選手ばかりがこのトーナメントに参加しているんで、自分が優勝するって思っている人は多分少ないと思うんですけど、信じてもらっている人のためにも、死ぬ気で勝ち抜いて、全てを懸けてこのベルトを奪いに行きたいと思います。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)パンチが強い。で、アグレッシブな選手かなって、それだけですね。(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)決まった時は本当にうれしくて。このベルトを獲るためにデビュー前からずっとやってきたので、素直にうれしかったです。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)予想外の人と、この人が出るだろうなって感じの人でしたね。
(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)気持ちですかね。これから心技体全部勝りたいと思います。(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)まあ上がってくる選手は玖村選手と斗麗選手かな、と。みんなそう思っているかもしれないですけど、何が起きるかわからないし、誰が上がってきても倒すだけです。(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)まだどんなチャンピオンになるとか考えてないですけど、絶対的な強さを持ったチャンピオンですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)全てを犠牲にしてでも、このベルトを絶対獲りに行くので、絶対獲ります。応援よろしくお願いします」
林勇汰
「遅刻してしまって本当に申し訳ないです。すいません。復帰戦でいきなりチャンスもらえたんで、気合い入れてがんばります。応援よろしくお願いします。(ファンの皆さんへのメッセージは?)復帰戦で1年ぶりぐらいの試合になるんですけど、絶対ベルト獲るんで応援お願いします」
玖村修平
「去年K-1の大きな大会に出させてもらって、その後に網膜剥離という大きな怪我をしてしまって、約1年ぶりの試合になります。今回からフェザー級に階級を上げて、このトーナメントが始まるということで、このベルトを死ぬ気で獲って、スーパー・バンタム級王者の弟と一緒にKrushのベルトを獲りたいと思います。応援よろしくお願いします。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)サウスポーで背が低い印象です。までこういう背が低くてパンチを振り回してくる相手と試合したことないんで、僕も楽しみです。みなさんにも、僕が今まで戦ったことないタイプと戦って、『玖村はこういう試合をするんだ』っていう試合をしたいと思っているんで、楽しみにしていてください。
(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)スーパー・バンタム級でずっとベルトを目指していて、ベルトには届かなかったんですけど、フェザー級で新しい挑戦をしようと思った時にこのオファーをもらいました。フェザー級で僕はこのベルトを巻くしかないなと思っています。ここにいるメンバーは強いと思いますけど、やってきた相手も違いますし、経験が違うと思うんで、僕が獲らなきゃいけないと思っています。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)フェザー級でみんなやっている選手なんで、予想通りかなっていう感じで、僕が新しくフェザー級に上げて、このメンバーを全員倒して、かき回したろうかなと思っています。
(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)気持ちだったりテクニックだったりそうなんですけど、みんな気持ちは絶対に言うと思うんで。逆に『がんばります』だったり、『絶対勝ちます』『優勝します』という単純なコメントしかみんな言ってないんで、せっかくこうやって会見が開かれて、自分の意見を言う場で誰もが言うようなことを言っているような選手には負けたくないです。僕がしっかりこのトーナメントで優勝して、このベルトに相応しい選手になりたいと思っています。
(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)このベルトを獲るために出てくる相手は全員誰でもいいんですけど、こうやって会見とかでも試合もそうですし、一番華があって実力もある斗麗選手と決勝で当たれば盛り上がる試合になるんじゃないかなと思うんで、しっかり盛り上げてこのベルトを獲りたいと思います。
(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)強いとか、K-1のチャンピオンと戦いたいというのは当たり前なんで。それは大前提で、実力はもちろん、華もあってこのKrushをしっかり盛り上げられるチャンピオンに、Krushと言えば玖村という選手になりたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)僕も大きな怪我をして、1年ぶりの試合になって、この1年間、怪我してどんな思いでやってきたか。今まで僕の映像を見てきた人とか、応援しくれてた人は、1年前と全然違うなって、変わったなって、凄いサプライズになりたいなと思っているので注目していてください」
秀樹
「今回トーナメントに選んでもらえて凄くうれしくて、選ばれたからには全力でやって優勝します。この中で一番負けん気が強いと思っているんで、優勝するつもりでやります。以上です。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)テクニックもあって、ガンガンくるんで、それに負けないように自分もやるだけです。(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)決まった時に思ったのが、もう優勝するしかないなと思いました。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)特に何も思わなかったです。
(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)気持ちとタフさです。(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)俺は岡嶋形徒選手ですね。デビュー戦で岡嶋形徒くんが俺と当たって、俺が負けてるんで、リベンジしたい気持ちがあります。(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)やっぱ強いなと思われるチャンピオンですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)番狂わせしたいと思うのでよろしくお願いします」
森坂陸
「トーナメントに呼んでいただいて凄いうれしいということと、呼ばれたからには優勝したい……というよりは、自分にも戦いたい人がいます。で、戦いたい人はトーナメントに勝ってチャンピオンにならないと絶対戦えない相手なんで、しっかり勝ちます。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)斗麗選手はオールマイティーで、今凄いノっている選手かなと思っています。めちゃくちゃ強い印象ですね。
(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)トーナメントに呼んでいただいたことはうれしくて。ただ、メンバーがちょっと予想外だったんで、意外なメンバーだなと思いました。で、自分が勝てばおもしろいなと思います。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)階級を上げてきて一発目の選手がトーナメント出場かと思ったのと、一回戦を乗り切ればあとは気持ちでいけるなと思いました。
(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)スタミナと気持ちは自分も自信があるんですけど、やりづらさですかね。相手の思うようにさせないのが自分の得意なところだと思っているんで、そこで勝てたらなと思っています。(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)誰と戦いたいとか、あまり考えてないんですけど、自分が戦いたい選手っていうのもK-1王者の江川選手で、自分の立ち位置からは言える立場じゃないですけど、3年前に一度やっている身としてはもう一度自分から挑戦したいという気持ちがあります。そのためにもこのトーナメント勝たないと絶対に届かないことはわかっているんで、とりあえずこのトーナメントは絶対勝って、自分も江川選手と戦いたいです。
(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)今までの人たち、今までのチャンピオンたちとはちょっと違うチャピオンだと思われたいです。(ファンの皆さんへのメッセージは?)誰も自分が優勝するとは思ってないと思うんですけど、自分の得意なところである相手がやりづらいようにというか、相手にいつもの動きをさせないところを武器にして、ちょっとなんか今までとは違った感じのチャンピオンになれたらなと思います」
斗麗
「今回、地元・関西で試合したかったんですが、トーナメントの選手は強い選手ばかりで、過酷なトーナメントになるなと思ったんで、僕はこちらを選びました。僕は世界一強くなるために、このK-1 JAPAN GROUPで戦っています。強くなるためには一番険しい道が一番早道やと思うんで、ここをしっかり勝って、来年江川チャンピオンに挑戦したいと思っています。全員力づくで引きずり下ろします。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)森坂選手に限らず、このトーメントに出ている選手は、世界一の団体が選んだ相手なんで楽な試合は一つもないと思っています。でも、僕の邪魔する相手をシンプルに叩き潰すだけなんで、楽しみにしていてください。
(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)このトーナメントは僕が優勝しないとおもしくろくないんで。来年、僕は江川チャンピオンとやりたいです。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)僕はトーナメントのメンバーを見た瞬間、行けるなと思いました。(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)僕も玖村選手と一緒で、『がんばる』とか『優勝する』とか当たり前やと思うんで。僕は身体は負けないんで。あと技術もスイッチできる人もいないんで、次の試合もめっちゃスイッチして倒すんで楽しみにしていてください。
(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)僕は誰が勝ってくるとか、誰が上がってくるとかわからないんですけど、このトーナメントは僕が江川チャンピオンに挑む、江川チャンピオンと戦うための力をつけるためのトーナメントだと思っているんで、ここをしっかり勝って、江川チャンピオンに挑戦したいです。(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)僕には絶対に勝てないというチャンピオンになりたいと思います。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)皆さん素晴らしい選手ですし、過酷なトーナメントなるなと思うんですが、このトーナメントで勝って、しっかり江川チャンピオンにたどり着きます。狩りの続きを始めます。ご期待ください」
林京平
「湘南の京平です。絶対にKrushのベルトを獲りたいので、がんばって努力してベルトを獲れるようにします。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)若くていい波に乗っている選手です。(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)今年絶対にベルトを巻きたいと思ってたんで、『やったー!』と思いました。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)誰でも良かったんでベルトを獲ります。(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)自分もちょっとわかんないです。でも、まあしっかり勝ちます。
(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)本当にどうしてもどうしても今回ベルトを獲りたいと思っています。誰が来ても、いいんですけど、勝ちます。(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)とにかっくベルトを巻ければと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)絶対にベルトを獲りたいと思っているんで、強いメンバーがいっぱいいますけど、がんばって努力して獲れるようにしますんで、一回戦も勝ちますんで、応援よろしくお願いします」
岡嶋形徒
「トーナメントには凄い強い人がたくさんいますけど、勝ちます。以上です。(トーナメント一回戦の対戦相手の印象は?)林選手はいい選手だと思います。(王座決定トーナメントの話が来た時、出場が決まった時にどう思った?)決まったなあって感じです。しっかりベルト獲って、K-1のベルトに挑戦しようと思っています。(自分以外の出場メンバーを見てどう思った?)全員倒して普通に勝ちます。(他の出場選手と比べて、自分のここは誰よりも勝っていると思うものは何?)自分が勝っている部分ですよね? ちとわかんないですね。
(決勝で戦いたい相手・戦うと予想している相手は?)誰が上がってくるかわからないんで、とりあえず一回戦を勝ちます。(Krushフェザー級は過去に錚々たるメンバーがベルトを巻いてきた。このトーナメントに優勝して、どんなチャンピオンになりたい?)誰よりも強いチャンピオンになります。(ファンの皆さんへのメッセージは?)フェザー級のトーナメントに出ている人はみんな強い人ばっかりで、出てない人も強い選手はたくさんいるんですけど、結局俺が一番強いんで。全員倒すんで応援よろしくお願いします」