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[ニュース]2020.8.26
「Krush.118」10.17(土)後楽園 スーパー・ライト級タイトルマッチ、王者・佐々木大蔵に挑むのはPODの有望株・中野滉太!「一人でも多くの方に面白い試合だったと言わせたい」(佐々木)vs「佐々木選手と熱い試合をして、しっかり倒してベルトを獲りたい」(中野)
    
 8月26日(水)都内にて、10月17日(土)に開催される「Krush.118」後楽園ホール大会の第1弾カードの発表記者会見が行なわれた。
 同会見で発表されたのは、Krushスーパー・ライト級タイトルマッチの王者・佐々木大蔵vs挑戦者・中野滉太だ。佐々木は7月11日の「Krush.114」後楽園ホール大会で近藤拳成を撃破し、スーパー・ライト級王座の初防衛に成功。7.21「Krush.115」後楽園ホール大会で瑠久との同世代対決を鮮やかなKO勝利で制した中野と、2度目の防衛戦を行うことになった。

「Krush.115」後の一夜明け会見では佐々木とのタイトルマッチについて、「一戦一戦目の前にある試合を大事にしていけば、そういう道も自然と開ける」と控えめに語っていた中野だが、早くもタイトルへの挑戦が決定。「キャリアも成績もまだまだなんですけど、胸を借りる気持ちでしっかり倒しに行きたいと思います」と意気込みを語った。佐々木について「キャリアも全然上でテクニックもあって、カウンターもうまい、全てにおいて完璧な選手」と控えめな中野だが、「決まったからにはしっかり佐々木選手と熱い試合をして、しっかり倒してベルトを獲りたい」と、Krushのベルトへの想いも強い。

 自身が所属するPOWER OF DREAMは、武居由樹、江川優生、シナ・カリミアンらと今注目の歴代K-1の王者をや現王者たちが出している。「ウチも先輩方がチャンピオンばっかりで、自分も早くそこに追いつかなきゃいけない」と、武居や江川に続いて、チャンピオンになる意思を表明した。

 迎え撃つ佐々木だが、初防衛戦の拳成に続き、再び21歳という若き挑戦者を迎え撃つことになった。「中野選手と瑠久選手がやる煽り映像でも、両者Krushのベルトへの想いを語っていたので、中野選手と聞いて違和感はなかった」と、中野の挑戦は望むところ。自身が所属するKRESTと中野の所属するPOWER OF DREAMは、お互いにK-1やKrushの王者を抱える、現在のK-1 JAPAN GROUPを代表するジムだ。ファンからは当然KRESTvsPOWER OF DREAMという図式で見られることもあり得る。しかし、佐々木は「中野選手という一人の男と対峙できるのが凄く楽しみ」と、中野とのタイトルマッチが個人闘争であることを強調。「KRESTvsPOWER OF DREAMということじゃなくて、佐々木大蔵vs中野滉太でおもしろかったと一人でも多くの方に言わせてみたい」と、あくまで若き挑戦者の一人として、中野を迎撃する。

中野滉太
「まずこのタイトルマッチを組まれたことを凄くありがたく思います。佐々木選手にはキャリアも成績もまだまだなんですけど、胸を借りる気持ちでしっかり倒しに行きたいと思います。応援よろしくお願いします。(それぞれ対戦相手の印象は?)佐々木選手はキャリアも全然上でテクニックもあって、カウンターもうまい、全てにおいて完璧な選手かなと思います。(一夜明け会見では『一戦一戦戦っていけばタイトルマッチにたどり着く』と発言していて、のんびりと構えていたような感じだが、今回タイミング的には?)一夜明け会見の時に言ったように、一戦一戦組まれていけば、自然と近づけるかなと思ったんですけど、そこはK-1の人たちに評価していただいて決まったと思いますし、決まったからにはしっかり佐々木選手と熱い試合をして、しっかり倒してベルトを獲りたいなと思っています。(佐々木選手と言えば安定感と言われているが、それに対して何で戦う?)うまく戦おうとは思ってないので、胸を借りてしっかり倒しに行こうと思います。

(KRESTvsPOWER OF DREAMという図式になったことについては?)ウチも先輩方がチャンピオンばっかりで、自分も早くそこに追いつかなきゃいけないと思いますし、KRESTの選手も凄く強い方が多いので、今度の試合は凄いおもしろいのかなと思います。(ファンの皆様へのメッセージは?)先程から佐々木選手が個人の戦いということで、自分もチャンピオンと戦えるっていうだけで幸せなことなんで凄い楽しみです。中野滉太vs佐々木大蔵、10月17日を楽しみにしていただけたらなと思います。熱い試合をするので、よろしくお願いします」

佐々木大蔵
「今、こういう情勢の中、またこうして試合ができることをうれしく思うと共に、7月11日に試合をしてから、スパンとしては早いのかなという形なんですけども、僕としてはドンドンドンドン試合を重ねていきたいと思っているので、またこうして試合ができることを、そして後楽園ホールで、そして中野選手とできることを楽しみに、またこの会見を通じて、さらに身が引き締まる思いですね。(それぞれ対戦相手の印象は?)中野選手も凄くテクニックがあって、パワーもあって、当て勘もある選手だなと個人的には思いますね。(次の挑戦者が中野選手と聞いた時のインスピレーションは?)中野選手と瑠久選手がやる煽り映像でも、両者Krushのベルトへの想いを語っていたので、まあすんなりと言うと上から目線ですけど、中野選手と聞いて違和感はなかったですね。

(前回の試合前にはアートを見せたいという発言があったが、今回のテーマは?)いやあ、佐々木大蔵はもう、常にアートを見せたいと思っていますね。対戦相手がいるから試合が成り立つわけで、対戦相手によって全く同じものを見せるアートは見せられないですし、本来その時々で試合は違うものだと思うので、自分でも凄く楽しみで、自分がどういうアートを見せられるのか。そしてアートと言ってもらえるような試合だったとお客さんに納得してもらえるような、本当に期待をいい意味で裏切れるような試合を、中野選手と見せていきたいなと思いますね。

(KRESTvsPOWER OF DREAMという図式になったことについては?)チームの図式に関して、ファンの方や周りの方からそういう目で見られるんじゃないかなというのはあったんですけど、僕は中野選手という一人の男と対峙できるのが凄く楽しみだし、僕もKRESTにいて、チャンピオンベルトを巻くまで、周りの同世代の選手たちがベルトを巻いている姿を見て、『クソッ!』という気持ちで毎日の日々を送っていました。そういう想いをしてきたから、中野選手の今置かれている立場、想いまでは分からないですけど、僕はそういった気持ちはあるんじゃないかなと思うので、10月17日はその熱い想いが見られるし、僕はKRESTvsPOWER OF DREAMということじゃなくて、佐々木大蔵vs中野滉太でおもしろかったと一人でも多くの方に言わせてみたいですね。

(ファンの皆様へのメッセージは?)この会見を通じて、また凄くモチベーションが一段とアップしたので、そういった姿を10月17日までさらに高めて、中野選手といい試合、いい意味で皆さんの期待を裏切れるような試合をして、後楽園ホールを揺らせられるようにがんばっていきたいと思います。よろしくお願いします」
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