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[ニュース]2021.2.12
「Krush.122」2.27(土)後楽園 挑戦者・斗麗、王者・新美攻略に自信!「新美選手は戦い方が面倒くさいタイプ。でも全然大丈夫かなと思います」
    
 京都・WIZARDキックボクシングジムにて、2月27日(土)東京・後楽園ホール「Krush.122」の[Krushフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・新美貴士と対戦する挑戦者・斗麗が公開練習を行った。
 昨年行われた第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントを右手首キーンベック病を理由に欠場した斗麗。右手を使えない期間も「左手と蹴りの練習をやって、出来る範囲の筋トレもやっていました」と変わらず練習を続けてきた。

 復帰戦となった昨年12月のKrush後楽園大会では欠場前と変わらぬ獰猛な動きで、稲津航大を1RでKO。「いつも対策を立ててくれているS.F.Kの寒川慶一代表の言う通りにやったら、それがハマってKOできました」と作戦通りの試合だったと振り返る。

 常々「練習通りにやれば勝てる」と語っている斗麗。練習メニューそのものは「朝から走って夜はジムでシャドー、ミット打ち、サンドバック、対人練習という感じです」と特別なものではないが、基本的な練習をもとに寒川代表と対戦相手の対策練習を重ね、“世界一”になるための練習を重ねている。

 対戦相手の新美とは2019年8月のK-1大阪大会で対戦し、判定勝利を収めている。斗麗が欠場したトーナメントを豊富なスタミナと圧倒的な手数で制しているが「めちゃ前にガンガン来て、面倒くさいタイプ。でも自分が下がらへんかったら全然大丈夫かなと思ってます」と自信は揺るがない。

 ここで勝てば斗麗にとってプロとして初の王座戴冠となるが「ベルトをもらえたらうれしいですけど、僕が目指しているのはそこじゃない。K-1のベルトを目指しているので、ここはしっかり勝たないかんなと思います」と、あくまで目標はK-1のベルトだ。

「K'FESTA.4 Day.1」3.21(日)東京ガーデンシアター大会では王者・江川優生と挑戦者・椿原龍矢によるK-1フェザー級タイトルマッチも行われる。もちろん斗麗も江川vs椿原のことは意識しており「同じフェザー級やし、今後どちらとやるにしても負けたくない。試合内容も含めて(江川vs椿原には)全部負けたくない」と対抗意識を燃やしている。

 最後にファンにメッセージを求めると「いつも通りしっかり僕が勝つんで楽しみにしておいてください。みんなの前でベルトを巻くんで応援よろしくお願いします」と言い切った斗麗。その強気な発言通り、圧倒的な強さでKrushのベルトを巻くことが出来るか?

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