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[ニュース]2022.5.20
「Krush.137」5.21(土)後楽園 王者・新美貴士「命がけで戦って相手を倒しにいく。それがチャンピオンというもの」vs挑戦者・玖村修平「新美選手対策はばっちり。あとは気持ちで戦う」
    
 5月20日(金)都内にて、開催を明日に控えた「Krush.137」後楽園ホール大会の前日計量と記者会見が行われた。
 メインイベントでKrushフェザー級タイトルマッチを戦う王者・新美貴士と挑戦者・玖村修平は両者とも計量をパスし、揃って記者会見に臨んだ。

 2人が対戦するのは2020年11月の『Krush.119』でのフェザー級王座決定トーナメント準決勝以来、約1年半ぶり2度目。この試合に勝利してフェザー級王者となった新美は、順調に防衛を重ねて今回が4度目の防衛戦となる。一方の玖村は新美に敗れたあと、K-1のスーパーファイトを主戦場に戦い、4戦3勝1敗と勝ち星を積み上げてきた。今回はベルトとリベンジをかけた一戦になる。

 会見に同席したKrush EVANGELISTの石川直生さんは、この一戦について「新美選手が身に付けた今のスタイルは玖村選手との試合が初お披露目でした。そこから新美選手は快進撃を続けてKrushのベルトを巻きました。玖村選手は新美選手へのリベンジの機会を待ちながら実力を磨いてきました。そこから両者ともに勝ちも負けも含めてトップの選手との試合を続けて1年半前よりもさらに強くなっています。明日の試合の勝者はベルトと共に群雄割拠のフェザー級の中でさらに突き抜けた存在になっていくと思います」と両者に期待を寄せる。

 前戦=4月のK-1では椿原龍矢に判定負けを喫しており、今回再起戦となる新美は「相手どうこうというのもありますが、しっかり自分を磨いてきました」とコメント。Krushでの防衛戦は昨年12月の篠原辰樹戦にKO勝利して以来だが「どの防衛戦でも試合に挑む心境は変わりません。守りに行くというより、しっかり倒しに行く気持ちなのでそこは変わりません」と防衛戦でも気持ちが守ることなく、倒しにいくと宣言した。

 対する玖村は「Krushのチャンピオンになる準備をしてきました。明日、新美選手にKrushの舞台でリベンジするために、この1年半ぶりの想いを全力でぶつけます」とリベンジに自信満々。「新美選手はどんなに打たれても前に出てくるので、それに負けず僕も前に出ます。苦しい試合になるかと思いますが、3分3Rしっかり打ち合って、倒れない新美選手を倒します」と新美スタイル攻略も万全だ。

 王者・新美が4度目の防衛に成功し絶対王者ぶりを見せ付けるか? それとも挑戦者・玖村が悲願のベルト奪取とリベンジを達成するか?

新美貴士
「明日は自分の力を全て出し切って倒しにいきたいと思います。(計量で向き合った時にどんな印象を受けた?)玖村選手も自信がありそうだなと思ったのですが、明日は僕が必ず勝ちます。(タイトルマッチに向けて、どんなことを意識して調整してきたか)相手どうこうというのもありますが、しっかり自分を磨いてきました。

(再戦ということで、前回の結果を踏まえてどんな勝ち方をしたいか)前回は勝ちましたが、今回はまた違う展開になるのかなと思います。しっかり倒して勝ちます。(4度目の防衛戦となるが、今までの防衛戦と比べて心境に変化は?)どの防衛戦でも変わりません。守りに行くというより、しっかり倒しに行く気持ちなのでそこは変わりません。

(ベルトへの愛着は?)ベルトはあって当たり前じゃないですけど、家に帰って玄関の目立つところに置いてあるので、愛着はあります。(チャンピオンとしてどういう戦いを見せるか)チャンピオンの戦いというか、勝ち負けもそうですが、命がけで戦って相手を倒しにいく。チャンピオンとはいうのはそういうものなのかと思うので、もっとそれを突き詰めていきたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日は圧倒的に勝つので応援よろしくお願いします」

玖村修平
「Krushのチャンピオンになる準備をしてきました。明日、新美選手にKrushの舞台でリベンジするために、この1年半ぶりの想いを全力でぶつけます。(計量で向き合った時にどんな印象を受けた?)調子は良さそうで自信を感じました。その自信を明日、僕が上回れるように準備してきたので、明日は勝ちに行きます。

(タイトルマッチに向けて、どんなことを意識して調整してきたか)気持ち。それだけです。(再戦ということで、前回の結果を踏まえてどんな勝ち方をしたいか)新美選手はどんなに打たれても前に出てくるので、それに負けず僕も前に出ます。苦しい試合になるかと思いますが、3分3Rしっかり打ち合って、倒れない新美選手を倒します。

(新美の独特なスタイルに対してそれを打ち破る技、戦法は完成している?)もう対策はバッチリできていると思います。あとは気持ちでいきます。(チャンピオンになっての理想像は?)このベルトは新美選手が獲って、新美選手に育てられているというか、ベルトと共に上がっていると思います。僕が獲ったらKrushをもっと大きな舞台にしたいので、もっといろんな人に広められるように、華もあって実力もあるチャンピオンになりたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日、玖村修平がKrushの歴史に名前を刻みたいと思います。応援よろしくお願いします」
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