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[ニュース]2022.7.30
「Krush.139」7.30(土)後楽園 森坂陸「明日は勝って当たり前の試合。KO出来るか出来ないか、自分との勝負です」竹内将生「Krushにアジャストした自分を見せる」vs久保一馬「キャリアに差があるけど自分が勝つ。テーマは下剋上です」
    
 7月29日(金)、都内・GSPメディアセンターにて、開催を明日に控えた「Krush.139」後楽園ホール大会の公開計量と前日記者会見が行なわれた。
 8.11K-1福岡大会ではK-1フェザー級世界最強決定トーナメントも行なわれるが、今大会でもフェザー級のワンマッチが3試合組まれており、フェザー級はK-1でもKrushでもその注目度は高い。そんな中、第6試合ではKrushフェザー級ワンマッチの亀本勇翔vs森坂陸が行なわれる。しかし、亀本が体重オーバーで再計量となり会見は出席。1人で会見に出席した森坂は、減量の大変さを訴えつつ、「前回も再計量とかあったんで、2回も同じことをされるのは気持ち的には悲しいですね」と不機嫌モード。

 亀本には4年半前の2018年1月「Krush.84」で負けているが、Krush EVANGELISTの石川直生さんに「両者共に別人です。森坂選手は1戦ごとに体重もパワーも上げて、楽しい面白いように進化を見せてくれました」と語られた通り、本人も「勝って当たり前の試合だと思っているんで、KO出来るか出来ないか、自分との勝負だと思っています」と、自信を見せていた。

 一方、第5試合で行なわれるKrushフェザー級ワンマッチ、竹内将生vs久保一馬の一戦は、「多彩な技術を持つ竹内選手を久保選手が大きな上半身からの攻撃でどれだけ崩していけるかがポイント」というのが石川さんの紹介した見どころだ。

 竹内はこれがKrush2回目の参戦だが、初参戦となった4月「Krush.136」で森坂に負け、この試合までK-1ルールへのアジャストに取り組んできたという。そのモチベーションとなっているのは所属ジムの名を上げること。竹内が所属するエイワスポーツジムでは最近、森田奈男樹がKrushで、奥脇奈々がK-1女子大会で白星を上げた。竹内も「僕もまずこの試合に勝って、エイワスポーツジムの強さをアピールしていきたいなと思っています」と2人に続くことを宣言していた。

 対する久保は今回がキャリア11戦目。これが43戦目となる竹内とは実績に差があるものの、逆に大きなチャンスとも言える試合だ。久保自身もそのつもりで、「自分がここで勝つことで下剋上が出来ればと思っています。テーマは下剋上です」と目をギラつかせる。「またフェザー級でトーナメントが行われることがあったら、そこに呼んでもらえるように、今回絶対に勝ちたいと思います」と、下剋上の野望を露わにしていた。

森坂陸
「今回減量がキツくて、前回もキツかったんですけど、やはり1試合1試合重ねるごとにドンドンキツくなっていって、今回過去一キツかったです。そんな中、僕も減量中に何回もぶっ倒れそうになったにも関わらずちゃんと落としてきて。まあ落とすのはプロなので当たり前なんですけど、相手もああやって…前回も再計量とかあったんで、2回も同じことをされるのは気持ち的には悲しいですね。まあでも、明日の試合は絶対にするんで皆さん、楽しみにしていてください。

(悲しい気持ちだということだが、試合へのモチベーション的な影響は?)特にないんですけど、今回勝って当たり前だと思っていて、別に試合することへのモチベーションが下がったわけではないんですけど、相手に対して残念だなっていうそれだけの感じですかね。(K-1で8月にフェザー級のトーナメントがあって、K-1・Krush共に注目される階級。そこを踏まえてどんな試合を見せてアピールしたい?)やっぱり僕は倒せないことが多いんで、KOはいつももちろん狙っているんですけど、ちゃんとKO出来るような選手になって、KO決着で試合を出来るようにしたいというか、それが目標です。

(ファンの皆さんへのメッセージは?)相手が再計量でちゃんとクリア出来るか分からないですけど、僕はやることは変わんないんで。4年半前に負けてますけど、勝って当たり前の試合だと思っているんで、KO出来るか出来ないか、自分との勝負だと思っています。まあ気持ちでは俺のほうが強いと思うんで、皆さん、僕だけに注目していてください。よろしくお願いします」

竹内将生
「エイワスポーツジムの竹内将生です。前回、4月に森坂選手に負けちゃったんですけど、こうしてチャンスを作ってくださったK-1 JAPAN GROUP、中村プロデューサーに感謝しています。ありがとうございます。またチャンスが巡ってきたので、ここはしっかり勝って、キャリアは確かに僕のほうがあるかもしれないんですけど、ここのルールでのキャリアは今回で2戦目という形なので、今回Krushにアジャストした竹内将生を見せられたらと思っています。よろしくお願いします。

(計量で向き合ってみてどんな印象を受けた?)僕はめちゃめちゃいい体だなって思いました。凄え体ですね。(K-1で8月にフェザー級のトーナメントがあって、K-1・Krush共に注目される階級。そこを踏まえてどんな試合を見せてアピールしたい?)エイワスポーツジム勢で森田奈男樹選手と、K-1の女子大会に出場した奥脇奈々選手、今この2人が勝って勢いをつけてくれているんで、僕もまずこの試合に勝って、エイワスポーツジムの強さをアピールしていきたいなと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日こそクラッシュします。よろしくお願いします」

久保一馬
「この試合はさっき石川さんも言ってたように何倍ものキャリアの差があるんですけど、自分がここで勝つことで下剋上が出来ればと思っています。テーマは下剋上です。よろしくお願いします。(計量で向き合ってみてどんな印象を受けた?)めちゃめちゃキャリアがある選手で、ベルトとかも巻いていると思うんですけど、そんな強そうじゃなかったです。

(K-1で8月にフェザー級のトーナメントがあって、K-1・Krush共に注目される階級。そこを踏まえてどんな試合を見せてアピールしたい?)自分はまだキャリア的にも結果出したわけじゃなくて、トーナメントとかも呼ばれたことないんで、ここでキャリアのある竹内選手に絶対に勝って、久保一馬っていう存在をアピールして、またフェザー級でトーナメントが行われることがあったら、そこに呼んでもらえるように、今回絶対に勝ちたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日は本当にその日一番熱い試合をするんで、久保一馬に注目よろしくお願いします。絶対勝ちます」
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