明日のセミファイナル（第9試合）は岡嶋形徒vs松山勇汰によるスーパー・フェザー級次世代対決だ。岡嶋は格闘代理戦争出身で、フェザー級時代にはKrushでタイトルマッチも経験した。しかし直近5試合では1勝4敗と負け越しており、心機一転、今回からスーパー・フェザー級で再出発を果たす。

　新階級での試合に向けて「2.5kg重いだけなんですけど、しっかり身体を作って、減量もできました。いいパフォーマンスができると思います」と岡嶋。「新しい階級一発目でいい相手を用意してもらったんで、しっかり倒して勝ちたいと思います」と静かに闘志を燃やした。

　対する松山はK-1甲子園2020-60kg王者で、デビュー当初はフェザー級で活躍。岡嶋よりも一足早くスーパー・フェザー級に階級を上げ、現在は2連勝と好調だ。スーパー・フェザー級で戦ううえで、松山は「一番必要なのはフィジカル。普段の練習プラスアルファしてフィジカルを徹底的に作り上げてきました」。今回の岡嶋戦を「ここでどういう試合をするかでどのくらいまで上に行けるか決まってくる」と位置付けている。

　注目のスーパー・フェザー級次世代対決を制するのは岡嶋か？それとも松山か？

岡嶋形徒
「今回から階級を上げて、新しい階級で試合をするんですけど、一発目をしっかり倒して勝ちたいと思います。（調整やコンディションは？）2.5kg重いだけなんですけど、しっかり身体を作って、減量もできました。いいパフォーマンスができると思います。（対戦相手の印象は？）天才系ですね。なんでもできてすごい選手だなと思います。

（どんなことを意識して練習してきた？）最近は変に技術を覚えて、昔の勢いや自分の良さがなくなっていたと思うので、前みたいに自分の戦い方をぶつけるスタイルを意識して練習してきました。（過去に同じスーパー・フェザー級で名勝負を繰り広げた武尊vsレオナ・ペタスの代理戦争でもあるが？）そこまで意識していないのと…代理戦争は引っ張りすぎだと思います（笑）。（ファンへのメッセージ）新しい階級一発目でいい相手を用意してもらったんで、しっかり倒して勝ちたいと思います」

松山勇汰
「今回6戦目で（フェザー級で）タイトルマッチを経験しているの岡嶋選手と試合が決まりました。ここでどういう試合をするかで、どのくらいまで上に行けるか決まってくると思います。めちゃくちゃ楽しみにしている。（調整やコンディションは？）一カ月くらい時間をかけて丁寧に減量しましたし、計量とミスることはないと思っていましたが、ホッとした気持ちです。今からリカバリーに専念してやってやるぞという気持ちに切り替えたいです。（対戦相手の印象は？）気持ちでどんどん前に出てくる選手だなという印象です。

（どんなことを意識して練習してきた？）何を狙うという練習はしていないですけど、今の自分に一番必要なのはフィジカルだと思っています。普段の練習プラスアルファしてフィジカルを徹底的に作り上げてきました。（過去に同じスーパー・フェザー級で名勝負を繰り広げた武尊vsレオナ・ペタスの代理戦争でもあるが？）RESTは選手が多くて、前回もそうでしたし、これから先何回もあると思います。（ファンへのメッセージ）バッチバチに身体もコンディションも仕上げてきました。やってみないと分からないですが、試合が楽しみです。面白い試合になると思うので楽しみにしていてください」