[ニュース]2016.10.21
横山巧、去年の悔しさをバネに悲願のK-1甲子園王者へ!「僕はお客さんがいればいるほど燃えるタイプ。K-1甲子園で優勝して有名になりたい」
横山巧、去年の悔しさをバネに悲願のK-1甲子園王者へ!「僕はお客さんがいればいるほど燃えるタイプ。K-1甲子園で優勝して有名になりたい」
11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN 〜初代フェザー級王座決定トーナメント〜」(※-57.5kgから名称変更)。K-1甲子園2016出場選手インタビュー第3弾は-60kg決勝で西京佑馬と対戦する横山巧だ。
――準決勝までを振り返って、どんなトーナメントだったと思いますか?
「1回戦は結構いい動きが出来て、KOできたんですけど、準々決勝・準決勝は、自分では全然納得いかない結果になってしまって、見ていたお客さんに申し訳ないなと思いました」
――K-1甲子園には2年連続出場になりますが、今年のK-1甲子園に向けて意識して取り組んできた練習はありますか?
「自分の負けた試合を何回も見て、悪い所はほとんど直してきました。悪い所を直すためにひたすら練習して、追い込んで追い込んで、常に自分の負けた相手の顔をイメージして、ずっとサンドバックを打ち込んでましたね」
――それぐらい去年のK-1甲子園での負けは悔しかったんですね。
「悔しかったです。僕自身、6年ぶりに負けたので…。でもあの負けがなかったら自分は強くなれなかったと思います」
――悔しい想いをした昨年よりも、間違いなく今の自分の方が強いという自信はありますか?
「そうですね。気持ち的にも強くなりましたね」
――決勝戦で戦う西京佑馬選手にはどんな印象を持っていますか?
「西京選手は凄く有名じゃないですか。そこで自分が喰っちゃえば自分が有名になれるのでぜひ食べてやりたいですね」
――西京選手が勝ち上がってきて「よしっ!」と思いましたか?
「西京選手が来ることは分かっていましたし、自分の中では予想通りでした。当日も西京選手の全試合を見て『こういう癖があるのか』などずっと研究していました」
――横山選手がK-1甲子園に懸けてる想いは人一倍強いですか?
「そうですね。K-1甲子園で優勝するとかなり有名になるじゃないですか。自分は有名になりたいので、ここは絶対獲りたいですね」
――横山選手が格闘技を最初に始めたのは何歳の時で、何がきっかけだったんですか?
「小学校4年生の時にお父さんに連れられて空手を始めたんですけど、その時は全然興味がなかったです。でもその年の10月に初めて空手の大会に出て、そこで勝っちゃったんです。それで格闘技への熱が入っちゃいました」
――小さい頃からずっと格闘技が好きだったわけではないんですね。
「全然違いますね(笑)。僕は野球をやりたくてお父さん・お母さんに言ったんですけどやらせてもらえなくて。そこで自分から『なんかやりたい』と言ったら、『空手行くか』ってお父さんが言ったので空手を始めることになりました」
――ご両親が格闘技好きだったんですか?
「決してそういう感じではないと思います。格闘技というよりも武道をやらせたかったみたいで、礼儀などをしっかりしておかないと、と思っていたみたいです」
――なるほど。小さい頃が暴れん坊で、それをやめさせるために格闘技を…ではないんですね(笑)。
「はい。全然違います(笑)」
――最初は空手からスタートして、後々キックボクシングを始めた感じですか?
「そうですね。空手をやっていくうちに、だんだん練習相手がいなくなっちゃって、中学2年生の時にキックボクシングジムに行ったんです。そうしたら空手で自分が辛いと思ってやっていたような練習が準備運動で(苦笑)、本格的に練習がスタートしたら、それのさらに倍の辛い練習があって。それでそこのキックボクシングジムに行くようになりました」
――試合でもずっと勝ち続けていたのですか?
「いや、そんなことはないです。空手を初めて3カ月くらいで出た大会で優勝してからは、ずっと負け続けていました。でも中学に入って一般部の仲間入りをしてからはずっと勝ち続けて、高校2年生まではアマチュア・プロ含めて無敗でした。それで去年のK-1甲子園に出場して、自分は優勝する自信があったんですけど、2回戦で負けてしまって…。そこでものすごく悔しい想いをしました」
――横山選手自身、自分の強みと思う所はどこですか?
「技が多いところですかね。僕は蹴りもあってパンチもあるので、どんな相手でも対応できると思います」
――空手時代から技が多彩なスタイルだったんですか?
「そうでもないです。空手時代はガムシャラに前に出るタイプだったんですけど、中学になってから自分で頭で考えて、試合ができる
ようになっていきました。『相手がこう来たら、こう返す』だったり、そういうものを段々と身につけていきました」
――横山選手は既にプロのリングも経験していますが、格闘技をやるからには、早くプロになって活躍したいと思っていたのですか?
「最初はプロになる気は全然なかったんです。でも中学3年生の時の春にアマチュアの全国大会でたまたま優勝しちゃって『中学生で優勝するのは凄い』って感じになったんです。それで『もしかしたら俺、結構強いんじゃないかな』と自信がつきました。で、同じ年の秋にも全国大会があって、僕は勝ち逃げしたくて出たくなかったですけど(笑)、親父に『春に優勝したんだから、ここでも優勝しなくちゃダメだ。秋の大会にも出ろ』と言われて。そしたら秋の大会でも優勝して、『プロでもやってみないか?』と声をかけてもらってプロデビューすることになりました」
――先ほどは「K-1甲子園で優勝して有名になりたい」という言葉もありました。格闘家としては、どんな目標がありますか?
「ちびっ子たちが自分に憧れてくれるような選手になりたいですね。『横山選手に憧れて格闘技始めました』と言ってもらえるような、誰もが目指してくれる選手になりたいです。あとはやっぱり高みを目指したいですね。『自分が世界で一番強い男だぞ』と言えるようにもなりたいです」
――好きな選手や目標にしている選手はいますか?
「自分が目指しているのはブアカーオ選手です。ブアカーオ選手のスタイルって完璧じゃないですか。パンチだったり、蹴りだったり、フォームも綺麗で、僕もオールマイティな選手になりたいです。で、好きな選手は武尊選手です。やっぱりかっこいいんで(笑)」
――今年6月の「Krush.66」でKrushデビュー(KO勝ち)もされていますが、大勢の観客の前で勝利して歓声を浴びるのは気持ちいいですか?
「はい!僕はお客さんがいればいるほど燃えるタイプなのですよ。なので応援されればされるほど自分は強くなれる気がします」
――最後に決勝戦への意気込みを一言お願いします。
「今回は絶対勝って、しっかり有名になるので、ぜひ僕のファイトを見ていただきたいと思います!」
「1回戦は結構いい動きが出来て、KOできたんですけど、準々決勝・準決勝は、自分では全然納得いかない結果になってしまって、見ていたお客さんに申し訳ないなと思いました」
――K-1甲子園には2年連続出場になりますが、今年のK-1甲子園に向けて意識して取り組んできた練習はありますか?
「自分の負けた試合を何回も見て、悪い所はほとんど直してきました。悪い所を直すためにひたすら練習して、追い込んで追い込んで、常に自分の負けた相手の顔をイメージして、ずっとサンドバックを打ち込んでましたね」
――それぐらい去年のK-1甲子園での負けは悔しかったんですね。
「悔しかったです。僕自身、6年ぶりに負けたので…。でもあの負けがなかったら自分は強くなれなかったと思います」
――悔しい想いをした昨年よりも、間違いなく今の自分の方が強いという自信はありますか?
「そうですね。気持ち的にも強くなりましたね」
――決勝戦で戦う西京佑馬選手にはどんな印象を持っていますか?
「西京選手は凄く有名じゃないですか。そこで自分が喰っちゃえば自分が有名になれるのでぜひ食べてやりたいですね」
――西京選手が勝ち上がってきて「よしっ!」と思いましたか?
「西京選手が来ることは分かっていましたし、自分の中では予想通りでした。当日も西京選手の全試合を見て『こういう癖があるのか』などずっと研究していました」
――横山選手がK-1甲子園に懸けてる想いは人一倍強いですか?
「そうですね。K-1甲子園で優勝するとかなり有名になるじゃないですか。自分は有名になりたいので、ここは絶対獲りたいですね」
――横山選手が格闘技を最初に始めたのは何歳の時で、何がきっかけだったんですか?
「小学校4年生の時にお父さんに連れられて空手を始めたんですけど、その時は全然興味がなかったです。でもその年の10月に初めて空手の大会に出て、そこで勝っちゃったんです。それで格闘技への熱が入っちゃいました」
――小さい頃からずっと格闘技が好きだったわけではないんですね。
「全然違いますね(笑)。僕は野球をやりたくてお父さん・お母さんに言ったんですけどやらせてもらえなくて。そこで自分から『なんかやりたい』と言ったら、『空手行くか』ってお父さんが言ったので空手を始めることになりました」
――ご両親が格闘技好きだったんですか?
「決してそういう感じではないと思います。格闘技というよりも武道をやらせたかったみたいで、礼儀などをしっかりしておかないと、と思っていたみたいです」
――なるほど。小さい頃が暴れん坊で、それをやめさせるために格闘技を…ではないんですね(笑)。
「はい。全然違います(笑)」
――最初は空手からスタートして、後々キックボクシングを始めた感じですか?
「そうですね。空手をやっていくうちに、だんだん練習相手がいなくなっちゃって、中学2年生の時にキックボクシングジムに行ったんです。そうしたら空手で自分が辛いと思ってやっていたような練習が準備運動で(苦笑)、本格的に練習がスタートしたら、それのさらに倍の辛い練習があって。それでそこのキックボクシングジムに行くようになりました」
――試合でもずっと勝ち続けていたのですか?
「いや、そんなことはないです。空手を初めて3カ月くらいで出た大会で優勝してからは、ずっと負け続けていました。でも中学に入って一般部の仲間入りをしてからはずっと勝ち続けて、高校2年生まではアマチュア・プロ含めて無敗でした。それで去年のK-1甲子園に出場して、自分は優勝する自信があったんですけど、2回戦で負けてしまって…。そこでものすごく悔しい想いをしました」
――横山選手自身、自分の強みと思う所はどこですか?
「技が多いところですかね。僕は蹴りもあってパンチもあるので、どんな相手でも対応できると思います」
――空手時代から技が多彩なスタイルだったんですか?
「そうでもないです。空手時代はガムシャラに前に出るタイプだったんですけど、中学になってから自分で頭で考えて、試合ができる
ようになっていきました。『相手がこう来たら、こう返す』だったり、そういうものを段々と身につけていきました」
――横山選手は既にプロのリングも経験していますが、格闘技をやるからには、早くプロになって活躍したいと思っていたのですか?
「最初はプロになる気は全然なかったんです。でも中学3年生の時の春にアマチュアの全国大会でたまたま優勝しちゃって『中学生で優勝するのは凄い』って感じになったんです。それで『もしかしたら俺、結構強いんじゃないかな』と自信がつきました。で、同じ年の秋にも全国大会があって、僕は勝ち逃げしたくて出たくなかったですけど(笑)、親父に『春に優勝したんだから、ここでも優勝しなくちゃダメだ。秋の大会にも出ろ』と言われて。そしたら秋の大会でも優勝して、『プロでもやってみないか?』と声をかけてもらってプロデビューすることになりました」
――先ほどは「K-1甲子園で優勝して有名になりたい」という言葉もありました。格闘家としては、どんな目標がありますか?
「ちびっ子たちが自分に憧れてくれるような選手になりたいですね。『横山選手に憧れて格闘技始めました』と言ってもらえるような、誰もが目指してくれる選手になりたいです。あとはやっぱり高みを目指したいですね。『自分が世界で一番強い男だぞ』と言えるようにもなりたいです」
――好きな選手や目標にしている選手はいますか?
「自分が目指しているのはブアカーオ選手です。ブアカーオ選手のスタイルって完璧じゃないですか。パンチだったり、蹴りだったり、フォームも綺麗で、僕もオールマイティな選手になりたいです。で、好きな選手は武尊選手です。やっぱりかっこいいんで(笑)」
――今年6月の「Krush.66」でKrushデビュー(KO勝ち)もされていますが、大勢の観客の前で勝利して歓声を浴びるのは気持ちいいですか?
「はい!僕はお客さんがいればいるほど燃えるタイプなのですよ。なので応援されればされるほど自分は強くなれる気がします」
――最後に決勝戦への意気込みを一言お願いします。
「今回は絶対勝って、しっかり有名になるので、ぜひ僕のファイトを見ていただきたいと思います!」