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[ニュース]2016.10.3
10・15「Krush.70」渡辺武、過去の悔しさをすべてトーナメントにぶつける!「毎試合自分が伸びていることが実感できている。全力でベルトを獲りに行く」
    
 10月15日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.70」の[第5代Krush-60kg王座決定トーナメント一回戦]で明戸仁志と対戦する渡辺武のインタビューを公開!
――今回のトーナメントの出場のオファーを受けたときはどんな心境でしたか?

「最近は-58kgでやっていたので-60kgは久しぶりですが、空位になっている-60kgで王座決定トーナメントを行うということでチャンスだと思いました」

――このようなチャンスは何度も巡ってくるものではないと思います。オファーを受けた時は「もうやるしかない」と思いましたか?

「はい。2年前の-60kgのWILDRUSHリーグですごく悔しい思いをしたので、ここでその悔しさをぶつけたいと思います」

――渡辺選手は今までチャンスがありながら、それを活かせなかったり、思うように勝ててなかったこともあったと思います。それは自分の中で引っかかっていますか?

「そうですね。(ベルトは)-60kgでやり残したことだと思うので、-60kgにもう一度挑戦したいと思います」

――ここ最近の自分の試合を振り返って、良かった点・悪かった点など感じているものはありますか?

「WILDRUSHリーグが終わって、新しいトレーナーと新しい練習を始めたのですが、それがすごく合っていて、毎試合自分が伸びていることが実感できています。30歳を過ぎましたけど今まさに強くなっている途中だと思っています」

――新しいトレーナーに教わるようになったのは、WILDRUSHリーグで結果が出せなかったことがきっかけですか?

「はい。タイミングと縁があってやることになりました」

――自分自身ではどこが1番変わって、伸びていると感じていますか?

「昔はがむしゃらに何も考えていない練習をしていましたが、だいぶ人の意見を聞き入れるようになったので、正しい練習をできるようになったと思っています」

――過去を振り返って、ここが良くなかったから勝てなかった、もっとこうすればよかった。それが分かるようになってきましたか?

「そうですね。今までは頑固に自分の考えだけでやっていたところがあったのですが、少し丸くなったので周りの意見を聞けるようになったと思います」

――一回戦で対戦する明戸仁志選手にはどんな印象がありますか?

「パンチ力があって、気持ちが強い印象です。ただ自分とはいい試合ができると思うので全力で挑みたいと思います」

――明戸選手の試合で印象に残っている試合や記憶に残っている場面はありますか?

「名古屋の試合でダウンを取られて、逆転KO勝ちした試合(VS平塚大士)です。気持ちがすごく強く出ている試合だと思いました」

――明戸選手は完全にKOをしないと立ち上がってきて一発で逆転してしまうタイプですよね。

「前回、僕が久々に勝った試合(VS伊藤健人)も判定だったので今回はKOしないといけないと思っています」

――改めて-60kgのベルトそしてKrushのベルトに対してはどんな想いを持っていますか?

「僕はデビューしたのが-60kgだったので、この階級には縁があるなと感じています」

――このチャンスに懸ける想いは強いですか?

「目標は優勝することです。全力で挑みます」

――長丁場の戦いで色んな選手が参戦するトーナメントですが、優勝するには何が1番必要だと思いますか?

「トーナメントですが1日でやるわけではないので、1試合1試合研究して、大事にこなして対策を立てて全力でやることです」

――自分が他の選手と比べて負けてない部分はどこですか?

「スピードと手数です」

――今回トーナメントの出場が決まってBoochBeatの先輩たちからはどんな言葉をかけられましたか?

「周りからは『挑戦した方がいいよ』と前向きに言われました」

――それでは最後に試合を楽しみしてくれているファンの皆様へ一言メッセージをお願いできますか?

「前回、久々に勝てたのが判定だったので、今度はKOで勝ってその勢いで優勝して、ベルトを巻くことを目標にしています。よろしくお願いします」
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