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[ニュース]2016.10.4
戸邊隆馬、K-1という憧れの舞台と新設フェザー級で必ず輝く!「11月3日は過酷なトーナメントになる。そこで僕の生き様を見せることができると思います」
    
 11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN 〜初代フェザー級王座決定トーナメント〜」(※-57.5kgから名称変更)。トーナメント出場選手インタビュー第2弾は一回戦でエリアス・マムーディと対戦する戸邊隆馬だ。
――今回、初代フェザー級王者決定トーナメントの出場のオファーを受けた時はどんな心境でしたか?

「最初は凄くビックリしましたね。凄く嬉しかったし、それと同時に『僕でいいのかな?』という想いもありました。でもトーナメントのメンバーに選んでもらったということは、もっと自分に自信を持っていいという気がして、自分に対する期待も自信も今回の試合で出していきたいと思います」

――K-1にはスーパーファイトでも参戦経験(2015年1月)がありますが、それ以降は出場がありませんでした。今回K-1の階級が細分化され、フェザー級(-57.5kg)で試合をしたいという気持ちはありましたか?

「ありましたね。昔、-57.5kgで試合してた頃があって、減量も-55kgの時よりもきつくなく、体調も身体も心も順調にいけてたので、今回フェザー級ができて僕はチャンスだなと思いました」

――階級がフェザー級に変わることによって、コンディションや気持ちの面、身体の仕上がりは違いますか?

「はい。-55kgの時は練習に対する気持ちもあるんですけど『減量しないと…』という気持ちもあって、試合が近づくにつれて減量メインの練習になってしまうこともありました。それがフェザー級になることによって、なくなると思うので、もっと全力で練習できると思っています」

――改めて戸邊選手はK-1というものに対してどんな想い入れがありますか?

「小さい時からTVで見ていて、憧れの舞台ですね。そこにプレミナリーファイト(2014年11月)と前回のスーパーファイトと2回試合させてもらって、自分としてはそこまでいい試合が出来ていないので、今回の試合でK-1という憧れの舞台でいい結果を出したいと思っています」

――過去2回出場した時と比べて、自分の変わった点やこういうところを見せたいというのはどこですか?

「過去2回のK-1での試合と前回のKrushでの試合(2016年1月)は精神状態が不安定でした。自分の試合に対する気持ちの部分で、誰が見ても分かるぐらいに『ちょっと違うな』という感じで試合をしていたので、それをきっかけに精神的なトレーニングも加えました。今は凄く精神的にも充実していて、最高の状態を作れるのではないかと思います」

――ずばり身も心も変わったのですね。

「そうですね。その変わりようが自分でも分かります。トーナメントに出ている全選手が僕よりも実績を残していますが、ここで新しい戸邊隆馬を見てもらいたいと思います」

――一回戦で対戦するマムーディにはどんな印象を持っていますか?

「長身で手足が長くてリーチを活かした選手だと思います。ほとんど負けなしで怖いもの知らずの素晴らしい選手だと思いますが、その手足の長さ・リーチを関係なく突っ込んで殴り合いがしたいと思っています」

――戸邊選手の試合はいつも激しくて会場が沸く印象があります。今回もそのような試合を見せて結果を出したいですか?

「自分では殴り合いたいとか血を出してとかは求めてないのですが(苦笑)、自分のそのままを出せればいいかなと思います」

――トーナメントは1日3試合になりますが、戦いたい相手や気にしている選手などはいますか?

「外国人の映像はまだそこまで見てないのですが、やっぱり日本人選手とやりたい気持ちがあります。一回戦を勝って準決勝で小澤(海斗)選手、決勝戦は神戸(翔太)選手か武尊選手で。特に武尊選手は今活躍していて、武尊選手がデビューした頃から凄くやりたいなと思っていた相手なので、決勝で殴り合いたいと思います」

――武尊選手は今注目されていて、新生K-1を引っ張る存在ですが、武尊選手に対してはどんな感情がありますか?

「結果も出していて凄いなと思っているだけです。僕が武尊選手になろうとしてもなれるわけではないですし、僕は僕なりのスタイルでやっていきたいので、僕自身を見ててくださいって感じです」

――最後に戸邊選手がK-1フェザー級初代王者決定トーナメントに出場することを楽しみにしているファンの皆様へ一言お願いします。

「11月の試合は過酷なトーナメントになると思いますが、そこで僕の生き様を見せることができるのではないかと思います。来られる方は会場で見てほしいです。ぜひ期待しててください」
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