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[ニュース]2016.10.4
10・15「Krush.70」松野祐貴、今回のトーナメントは最初で最後の大勝負「今までチャンスが来なくて悔しかった。絶対にこのトーナメントでベルトを獲る」
    
 10月15日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.70」の[第5代Krush-60kg王座決定トーナメント一回戦]で佐野天馬と対戦する松野祐貴のインタビューを公開!
――試合そのものが久々になりますが、今回のトーナメントのオファーを受けた時はどんな心境でしたか?

「やっと、オファーが来たかと思いました」

――松野選手は今までKrushで戦ってきて、なかなかタイトルに絡む機会がなかったですが、他の選手が王座決定トーナメントやWILD RUSHリーグに出場しているのを見て、悔しさなどありましたか?

「凄く悔しかったです。自分と成績やキャリアが変わらない選手や自分に負けている選手が選出されていたので『なぜ自分を呼ばないのか!』と心の中でずっと思っていました」

――松野選手はずっとKrushで戦ってきましたが、Krushのチャンピオンやベルトをどんな目で見ていて、どんな想いを持っていましたか?

「Krushのチャンピオンは憧れだったのですが、今まで自分がチャンピオンとタイトルマッチで戦ったらどのような試合になるのか?という目線では見ていなかったです。でも今回のトーナメントで勝ち上がればチャンピオンになれるので現実味が出てきたと思っています」

――ベルトへの距離感が分かったからこそ、よりベルトへの現実味が出てきた、と。

「はい。Krushはランキングがないので、自分が今タイトル挑戦へ向けてどの位置にいるのか分かりづらい部分はありますが、今回のトーナメントのように勝ち上がればタイトルに絡むことができるのがKrushだと思います。だからベルトを獲りたいと思います」

――色んな選手がトーナメントに出場しますが「自分はここでは負けない」や「自分のここで勝負していきたい」というのはどこですか?

「自分は武器がないです。武器がないからこそ、オールマイティーに試合ができることが武器だと思っています。それに加えて、自分は身長が高いのでリーチを活かした戦いを見てもらいたいです」

――試合を休んでる間も練習は続けてきたと思うのですが、自分のここが変化したと思う部分やここが1番伸びていると思う部分はどこですか?

「フィジカルです。試合を休んでいる間はフィジカルトレーニングばかりしていて、その影響で体重もかなり増えました。だから減量するのは大変ですが、今まで減量はスムーズに出来ていたので、体重が少し重くなったぐらいが丁度いいかなとも思っています」

――フィジカルトレーニングを取り入れたのは、一発の攻撃力やパワーをつけたいというのが目的だったのですか?

「はい。そうですね」

――一回戦で対戦する佐野天馬選手にはどんな印象がありますか?

「若くてスピードが速いので、そこは注意しないといけないと思っています。対戦相手からは『武器がないから大丈夫』と言われましたが、今はどのように倒すかをずっと考えています」

――佐野選手は一発の切れ味がある天才肌の印象がありますが、気をつけるべきところや対策は考えていますか?

「階級も違っていたので今まで対戦するとは思っていませんでした。だからどんな選手なのかもはっかりは分かっていません。でも今まで同門の選手を倒してきたので、大丈夫だと思います」

――松野選手は今年で30歳になります。節目の年齢でこのトーナメント出場することは凄く意味があると思うのですが、自分の中でどんな位置づけになりますか?

「自分の中では最初で最後の大勝負だと思っています。絶対にこのチャンスでベルトを獲ります」

――自分のどんな姿を見せて今回のトーナメントを勝ち上がっていきたいですか?

「試合は勢いも大事ですが、自分にとって試合は計算で勝負するものだと思っています。だから佐野選手を計算します。そして弱点を見つけて倒します」

――それでは最後にファンの皆様へメッセージをお願いします。

「決勝まで頑張って勝ち上がりたいと思っていますので、応援よろしくお願いいたします」
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