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[ニュース]2016.10.4
10・15 「Krush.70」 -63kg 王者・佐々木大蔵、初防衛戦の気負いやプレッシャーはない!「岩崎選手にリベンジすることしか考えていません」
    
 10月4日(火)、10月15日(土)東京・後楽園ホール「Krush.70」の[Krush-63kgタイトルマッチ]で挑戦者・岩崎悠斗と対戦する王者・佐々木大蔵が公開練習を行った。
今年1月から行われた第4代-63kg王座決定トーナメントを制して、悲願の王座戴冠を成し遂げた佐々木。6・12「Krush.66」での決勝戦(平本蓮に判定勝ち)から約4カ月、過去に判定負けを喫している岩崎を挑戦者に迎えて初防衛戦を行うことになった。

 試合まで2週間を切り、佐々木は「試合1週間前で追い込みが終わるのですが、いつもと変わらず追い込めています。ばっちり仕上がっていますね」。現在は先日発表された新チームKREST(クレスト)の所属として新しい環境で練習を続けているが「今までと変わらず、渡辺雅和代表の指導のもとで練習を続けています」という言葉通り、2分1Rのミット打ちでは渡辺代表が持つミットに鋭いパンチを叩き込んでいった。
 挑戦者の岩崎については「他団体のチャンピオンでもあり、チャンピオンらしい選手でリスペクトしています。初防衛戦に相応しい相手だし、僕も成長できる相手だと思っています」と佐々木。

 岩崎とは2015年4月に対戦し、約1年半ぶりの再戦となるが「岩崎選手も強くなっていると思いますが、僕自身も変わっているし、強くなっていると思う」と前回とは違う試合になると予想し「(岩崎は)地力がある選手だと思うので、その地力の部分で勝れば試合も自分のペースに持っていける。1R目から、という感じですね」とアグレッシブに攻めるつもりだ。
 王座決定トーナメントを含め、自身初の4連勝をマークしている佐々木は「一試合一試合戦っていく中で連勝が続いて、自信を持てるようになりました。練習仲間も強い相手ばかりなので、その環境にも自信があるし、一日一日強くなっている実感がある」と己への自信と日々の成長を感じている。

 また鬼門と言われる初防衛戦を前にしても「先輩や周りの仲間たちが初防衛戦に臨む姿を見てきて、どういう気持ちで戦えばいいかの目は養われていると思います」と不安や気負いはなし。「初防衛戦は厳しいと言われるし、プレッシャーもあるけれど、その試合がリベンジマッチになったのはラッキーなところもある。今は防衛戦のことは意識せず、岩崎選手にリベンジすることしか考えてません」と純粋に岩崎に勝つことだけに集中している。

「チャンピオンになる選手は若い時から負けなしの選手が多いけど、僕は負けや苦しい時期も経験してきました。そんな僕にしかできないチャンピオンとしての魅せ方があると思います。チャンピオンロードの第一章をたくさんの方たちに見ていただきたいし、KRESTの佐々木大蔵としての一戦目をしっかり勝ちたいと思います」と、佐々木は自分にしかできないチャンピオン像を追求すると宣言。

 これまで様々な歴史を作ってきた伝統のKrush-63kgのベルトを巻く者として、佐々木はどんな姿を見せるか?
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