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[ニュース]2016.10.8
朝久裕貴、父が創った格闘術と朝久流養我でK-1でもインパクトを残す!「稽古は食事と同じくらい当たり前。毎日8時間練習していますし、今夜試合になっても大丈夫です」
    
 11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN 〜初代フェザー級王座決定トーナメント〜」(※-57.5kgから名称変更)。トーナメント出場選手インタビュー第6弾はリザーブファイトで大滝裕太と対戦する朝久裕貴だ。

――今回、フェザー級王座決定トーナメントのリザーブファイトという形で、K-1に初出場が決まりました。最初にオファーが来た時はどんな心境でしたか?

「自分の適性階級が出来て、とても嬉しかったです。それでK-1に出たいと思っていたら、オファーをいただいたので、K-1で暴れたいという気持ちに変わりました」

――弟の朝久泰央選手はK-1のプレリミナリーファイトでの試合経験がありますが、会場でK-1の雰囲気を体感して、どんなことを感じましたか?

「いつも戦っている後楽園ホールとは少し雰囲気が違う感じでしたし、自分もK-1の舞台で戦いたいなと少し憧れながら見ていました」

――朝久選手が格闘技を最初に始めたのは何歳の時で、何がきっかけだったのですか?

「5歳から空手を始めました。父(朝久篤)が道場(朝久道場)の館長だったので、父に憧れて空手を始めました」

――それからはずっと空手・格闘技一筋なのですか?

「そうですね。スポーツクラブや部活に入ったこともないですし、10歳からキックボクシングを始めてから今に至ります」

――格闘技の稽古や練習は当たり前の感覚ですか?

「一日の食事と同じぐらいに当たり前になってますね」

――ご実家が道場ですが、一年のうちに休みなどはあるんですか?

「ほとんどないですし、毎日8時間練習してます」

――毎日8時間ですか!

「基本的には練習メニューを分けてやるんですが、ぶっ続けて練習をやる時もあります」

――今の話を聞いてもそうですし、朝久選手はファイトスタイルも独特ですよね。一般的にはやらないような特別な練習もあるのですか?

「朝久道場には“朝久流養我(あさひさりゅうようが)”というものがあって、その練習をメニュー通り続けています」

――お父さんが作った格闘術を幼い頃から今までずっと練習しているわけですね。

「細かい練習内容や技術の正式な名前は僕は分からないですのが……そういった形で練習しています」

――朝久選手が自分のここを見てほしいや自分の武器にしている部分はどこですか?

「パンチと蹴りを全て使えて、どの技もトップスピードでかなりの威力で出せるところです。K-1やKrushには蹴りが強い選手、パンチが強い選手……色んな選手がいますが、僕はパンチも蹴りもどちらも強いし、3分3Rぐらいなら余裕で動き続けられるので、そこを見て欲しいですね。しかもいつ試合があってもいいように準備をしているので、今夜試合になっても大丈夫ですし、明日でももちろん大丈夫です」

――対戦相手の大滝選手にはどんな印象を持っていますか?

「僕がKrushのリングに上がる前から最前線で勝ち続けているファイターという印象です」

――大滝選手を攻略・倒すイメージは出来ていますか?

「はい。何か攻撃が当たればいけると思います」

――今回K-1に出場することによって、多くの人が朝久選手を見ると思いますが、そういった人たちにどんな試合を見せたいですか?

「僕のことを知ってる人も知らない人ももちろんいますけど、僕の試合を見て『もう一回見たいな』と思ったり『本戦のトーナメントにも食い込んでほしい』と思ってもらえると嬉しいです。また九州と言ったら朝久道場と言われるぐらい派手に戦いたいと思います」

――最後に朝久選手の試合を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「今回、僕はK-1のリングに初めて出ることになりますが、見てくれた皆さんの記憶に残って『もう一度見たい!』と思われるような熱い試合をしたいと思います」
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