ニュース
[ニュース]2016.10.8
10・15 「Krush.70」 -67kg 王者・渡部太基、防衛戦ではなく王座決定戦のつもりでベルトを獲る!「しっかり倒してベルトが自分の腰に戻ってくるのがベストです」
    
 10月15日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.70」の[Krush-67kgタイトルマッチ]で挑戦者・塚越仁志と対戦する王者・渡部太基のインタビューを公開!
――試合に向けての仕上がりはいかがですか?(※インタビューは公開練習後の囲み取材のもの)

「試合の2週間前なんで、いつも通り疲れは溜まっていますけど、動きは悪くないですね」

――1・17「Krush.62」で牧平圭太選手に勝ってKrush-67kgのベルトを獲ったあとは、4月・6月とK-1に出場して-70kgの試合が続きました。-70kgで戦ったことで、どんなプラスがありましたか?

「-70kgで戦う身体を作っていたので、筋量は増えたかなと思いますね。それでパワーもついたと思うし、スピードを意識して練習してきたので、スピードもついてきました。-70kgよりも、もっといいパフォーマンスが出来ると思います」

――パワーだけでなくスピードを意識した練習をしていたのはなぜですか?

「-70kgで試合するうえで、相手がパワーで来るなら、こっちはスピードで勝負しようと思って練習していました。K-1でもウェルター級(-67.5kg)という自分の適正階級が出来たので、スピードは-67kgでも通用するように意識してやっています」

――試合に向けて練習していて、-67kgという体重は動きやすいですか?

「そうですね。やっぱり自分に合った体重だと思うし、今が一番動けているし、今が一番強いと思います」

――戦い方や技術面で意識して取り組んでいることはありますか?

「自分のダメなところを直す意識はあるし、新しくボクシングの練習も取り入れて、ボクサーともスパーリングしてきました。6月の試合から4カ月あったんで、色んな練習を取り入れました」

――公開練習でもパンチがメインのミット打ちでしたが手応えは感じていますか?

「そうですね。でも今は疲れている時期なので、疲れが抜ければもっといい動きができるので、そこは期待してもらいたいです」

――改めて挑戦者の塚越選手にはどんな印象を持っていますか?

「気持ちの強いファイターだと思います。去年一度戦ってみて、殴っても殴っても向かって来るし、実際に2回ダウンを取ったあとも向かってきたんで。僕も逆転勝ちが多いから、あまり人のことは言えないけど(塚越は)穴もあってポカもする。そこからやり返して強い選手だと思います。でも今回、自分はポカをしないでしっかり倒したい。出来れば圧倒的な勝ち方をしたいですね」

――ずばり初防衛戦のテーマは“圧勝”ですか?

「今回はタイトルマッチですけど、僕にベルトを守る想いはない。やっぱり試合は相手を倒してナンボだし、しっかり倒してベルトが僕の腰に戻ってくれば一番ベストかな、と。ベルトのことを考えると“獲られたくない”とか考えちゃいますが、ベルトのことは全く考えていない。王座決定戦のつもりで、守る気持ちは一切ないです。絶対に倒します」

――それでは最後にこの試合を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをいただけますか?

「同じ大会でタイトルマッチが2試合あるんですけど、僕的には面白くないというか、俺のタイトルマッチだけでいいだろと思っています。『渡部に任せておけば間違いない』『渡部の試合だったら安心だ』と思ってもらえるような試合をするんで、そこも期待してください」
Krushトップページへ戻る