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[ニュース]2016.10.9
武尊が全試合KO宣言、小澤は執念の鬼になる、戸邊・神戸は格闘技人生をかける!スカイツリーイベントに過去最多のファンが集結
    
 10月8日(土)東京スカイツリータウンR・ソラマチイーストヤード5F、J:COM Wonder Studioにて「GAORA SPORTS presents「GAORA SPORTS presents『K-1 WORLD GP 2016 JAPAN 〜初代フェザー級王座決定トーナメント〜』11.3代々木大会・大決起集会!」が行われた。
 このイベントはタイトルの通り、11・3代々木大会に出場する主要ファイターたちが続々と登場し、K-1公式サポーターの関根勤さんらと共に熱いトークを展開。大会前恒例のイベントとなっているが、イベント関係者によると、これまでのスカイツリーイベントでは過去最高の観衆が集まった。

 イベントは9・19代々木大会のスーパー・フェザー級(-60kg)世界最強決定トーナメントを制した卜部功也の優勝報告からスタート。功也はトーナメントでの戦いを振り返ると共にライト級(-62.5kg)への階級転向についても触れ「ライト級転向は挑戦。さらに強くなった僕を見せたい」と新たな戦いに臨む心境を打ち明けた。

 続いて11・3代々木大会のスーパーファイト出場選手たちが意気込みを語った。

 今大会からウェルター級(-67.5kg)に階級を上げて牧平圭太と対戦する久保優太は「僕はウェルター級で世界を獲ることを目指しているので今回は絶対に落とせません」と勝利宣言。対する牧平も「久保選手は天才と呼ばれたり、本当に強い選手だと思います。でも僕は自分の気持ちと自分を信じて戦うことで、そういった相手の強さを超えます」と打倒・久保に闘志を燃やした。

 日本人選手の苦戦が続くスーパー・ウェルター級(-70kg)で強豪サニー・ダルベックに挑む城戸康裕は「ダルベックには誰も日本人が勝ってない。本当に強いですから。(観衆に)俺いける?(いける!というファンの声を聞いて)頑張ります(笑)」と城戸らしい言葉で日本人初のダルベック超えをファンに約束。

 約8カ月ぶりの再起戦でオランダのファワッド・セディッキと対戦する左右田泰臣は「自分の固定概念を壊して、新しい自分の姿を見せたい」とニュースタイルでの再出発を誓った。

 そして初代フェザー級王座決定トーナメントに出場する日本人4選手がトーナメントのブロックごと(小澤海斗と戸邊隆馬、神戸翔太と武尊)に分かれて登場。小澤は武尊への敵意をむき出し、武尊は2階級制覇に意欲を見せ、戸邊と神戸はそれぞれトーナメントというビッグチャンスにかける想いを語った。

小澤海斗
「決勝でアイツ(武尊)をブッ飛ばさないと気が済まない。トーナメントはただ努力しても勝てないんで、俺はこのトーナメントで執念の鬼になります。見てて。絶対に獲ります」

戸邊隆馬
「11月は今までの格闘技人生で最高で最大の舞台だと思います。なのでこのトーナメントには僕の格闘技人生をすべてかけて(ベルトを)獲りに行きます。」

神戸翔太
「今はもうベルトには執着してないんで、完全燃焼して11月3日で格闘技人生が終わってもいいような、そのくらいすべてを出し切りたいと思います」

武尊
「周りから(小澤と)ライバルとか言われるんですけど、別にライバルだとは思っていないんで。決勝まで上がってきたら秒殺します。今回のトーナメントは全試合KOでベルトを獲りたい…獲るんで応援よろしくお願いします」

 イベントの最後はK-1ガールズを交えて関根さんと全選手による写真撮影となったが、トークコーナーで「対戦する可能性がある相手とは一緒にいたくない」と話していた小澤は姿を現せず。トーナメント出場選手たちが静かに火花を散らしたイベントとなった。
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