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[ニュース]2016.10.11
10・15「Krush.70」挑戦者・岩崎悠斗、伝統の-63kgのベルトを獲って新たな歴史の幕を開ける!「王者の大蔵選手と熱い試合を繰り広げて、自分の存在をアピールしたい」
    
 10月15日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.70」の[Krush-63kgタイトルマッチ]で王者・佐々木大蔵と対戦する挑戦者・岩崎悠斗のインタビューを公開!
――試合に向けての仕上がりはいかがですか?(※インタビューは公開練習後の囲み取材のもの)

「練習で追い込んでいるので疲れは溜まっているのですが、それなりの動きが出来ているので、疲労が抜けた時にどれだけ動けるか楽しみです」

――8・20Krush名古屋大会での瑠輝也戦はハイレベルな接戦の末に判定勝利でしたが、改めてあの一戦を振り返ってもらえますか?

「瑠輝也選手はリーチもあって身長も高くてやりづらかったのですが、作戦通りに動けました。自分としてはここを超えさせたくなかったし、勝ててホッとしました」

――前回の試合は約1年4カ月ぶりのKrush参戦でしたが、どんなところが成長したと思いますか?

「最近はトップクラスの選手とやったり、タイ人ともやって、技術はもちろん、気持ちの面でも強くなっていると思います。まだまだ僕もこれからだと思っているし、試合する度に強くなっている自信もあります。その反面、反省点もありますが、そこがのびしろかなと思います」

――そして今大会では佐々木選手の持つ-63kg王座への挑戦が決まりました。最初にオファーを受けた時の心境を聞かせてください。

「オファーを受けた時は正直驚きましたね。でも名古屋大会が終わったあと、僕が考えていた以上に試合の評価が高くて、いざ防衛戦が決まったらやってやるぞという気持ちの両方がありました」

――もちろんKrushで戦うことになった以上、-63kgのベルトは狙っていたわけですよね。

「はい。名古屋大会に出場が決まった時点でチャンピオンの(佐々木)大蔵選手のことは頭に浮かべていて、-63kgのベルトを狙いに行く気持ちで取り組みました」

――佐々木選手がベルトを獲った第4代-63kg王座決定トーナメントはどのようにご覧になっていたのですか?

「僕も声がかかるのを待っていたのですが、あの時はトーナメントに出ることが出来ませんでした。出場メンバーは強い選手ばかりで、決して甘くみているわけではないですが、僕が出ていたらベルトを獲れていたと思うし、最終的にトーナメントを優勝した選手からベルトを獲ればいいと思っていました」

――佐々木選手とは2015年4月に対戦して判定勝利している相手ですが、どんな印象を持っていますか?

「1年半前に佐々木選手と対戦した時、試合をやる前は技をかけて逃げるタイプだと思っていたのですが、実際に試合をしたら気持ちの強い選手で甘くないと思いました。本当に気持ちの強い選手だと思います」

――第4代王座決定トーナメントで佐々木選手が優勝することも予想していましたか?

「初は泰斗選手と平本(蓮)選手の勝った方が優勝すると思っていたんですけど、僕は大蔵選手の優勝もあると思っていました。決勝で平本選手と試合することになった時も、僕は大蔵選手が勝つんじゃないかと思って見ていました」

――では過去に自分が勝っていることはあまり意識していませんか?

「佐々木選手は(元-65kg王者)寺崎直樹選手にも勝っているし、過酷なトーナメントを勝ってチャンピオンになった選手です。僕が対戦した時とは全然違う選手だと思って戦います」

――なるほど。もちろん岩崎選手もこの1年半で自分がやってきた試合には自負とプライドがありますよね。

「あります。だからこそ次のタイトルマッチは前回とは違う試合を見せられたらいいなと思います」

――改めてKrush-63kgのベルトにはどんな想い入れがありますか?

「Krushの中でも-63kgは色んなストーリーがある伝統のベルトなので、そこに関われるだけでもうれしいことですし、僕はそのベルトを巻いてからがスタートだと思っています。ここをしっかり獲って新たなスタートを切りたいと思います」

――最後のどんな試合をしてチャンピオンになっていたいと思いますか?

「大蔵選手と熱い試合を繰り広げて、自分の存在をアピールしたいと思っています。楽しみにしていてください」
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