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[ニュース]2016.10.11
第4代-65kg王者・山崎秀晃が膝の負傷で王座返上、2017年初旬から王座決定トーナメント開催へ
    
 10月11日(火)東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、第4代Krush-65kg王者・山崎秀晃の王座返上が発表された。
 山崎は昨年11月に第3代王者NOMANにKO勝利して同王座を獲得。11月にKrushの公式戦がなかったため、12月大会で初防衛戦を行う予定だったが、9月のK-1代々木大会でのゴンナパー・ウィラサクレック戦で膝を負傷。

 後十字靭帯損傷(こうじゅうじじんたいそんしょう)および外側側副靭帯損傷(そとがわそくふくじんたいそんしょう)で全治3カ月と診断され、年内の試合出場が困難となったため本日付けで王座返上の運びとなった。

 会見に出席した山崎は怪我の状況と王座返上について以下のコメントを残した。

「この度、防衛戦を1回もせずに王座返上という形になってしまい、申し訳なく思っています。中澤純選手からは『戦ってみたい』と名前を出してもらって、僕もやってみたいと思ったのですが、膝の状況がよくないので、タイトル返上を発表させていただきました。

 またチャンスがあればKrushにも出ていきたいですし、K-1でゲーオ・ウィラサクレックとのタイトルマッチが流れてしまいましたが、あくまでそこを目指して、さらにワンステップ踏み出せるように頑張っていきますので、注目よろしくお願いしたします。

(怪我の状況は?)1Rにローをカットしたときに膝がずれた感覚があって、良くない印象のまま判定までいってしまいました。大きいくくりでは完敗だったので、一から出直したいと思います。今、膝の靭帯が損傷しているので走ることはできません。歩ける分には歩けるようになったのですが、装具がないと危なっかしい状況です。

(復帰のめどは?)年内はゆっくりしようと思いますが、年始から身体を作っていきます。自分としては1日でも1分でも早く試合がしたい気持ちですが、今自分が出来ることはリハビリしかありません。現実を考えれば(復帰戦は)春くらいになると思いますし、来年またいい試合が出来るようにつなげていきたいと思います

 なお会見に同席した宮田充Krushプロデューサーによれば、年内に-65kgで試合を控えてる選手たちもいるため、次の王者を決める戦い=第5代王座決定トーナメントを2017年初旬にはスタートさせたいとのこと。今後、トーナメントの詳細が発表される予定だ。
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