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[ニュース]2016.10.19
12・18 「Krush.71」 -70kg でKO必至のハードパンチャー対決が実現!タイトル再挑戦を目指す山崎陽一とトップ戦線への浮上を目論む藤村大輔が初対戦
    
 10月19日(水)東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、12月18日(日)東京・後楽園ホール「Krush.71」の追加対戦カードが発表された。
 7・18「Krush.67」で-70kg王者ジョーダン・ピケオーの持つベルトに挑戦するも、2RKO負けを喫した山崎陽一。約5カ月ぶりの再起戦でA-BLAZE×KICK GYMの藤村大輔と対戦することが決まった。藤村は昨年8月の名古屋大会でKrushに初参戦。K-1後楽園大会やプレリミナリーファイトにも出場経験があるファイターだ。

 会見で山崎はピケオーとのタイトルマッチを「出来たことと出来なかったことがあった」と振り返り「ずっと継続して練習していることの精度を上げたり、あの試合で感じた壁や上手く行かなかったところを修正して、練習を続けています」と再起戦へ向けて準備を続けてきたという。

 一方、Krush後楽園大会・初登場となる藤村は「-70kgを代表するシルバーウルフの山崎選手と戦うことが出来て光栄です」と挨拶。「山崎選手は自分が格闘技を始めた頃から知っていて、強い選手がいるんだなと思って見ていた選手です」と話しつつ「僕も選手として強くなっているし、今は対戦相手としか見ていない。山崎選手と戦うことを光栄に思うけど絶対に勝つ」と強い口調で続けた。

 両者に対戦相手の印象を聞くと、奇しくも2人は「バランスが良くてパンチャーの感じがある」(藤村)、「僕もバランスが良くてパンチの手数もある選手」(山崎)と話し互いに「自分とは噛み合う相手」と口を揃える。

 まさに-70kgのKO必至・ハードパンチャー同士の対戦となったが、山崎は「ずっと一緒にやってきた塚越(仁志)がチャンピオンになって、改めて自分もベルトを獲りたいと思った。今回は内容と勝ち方にこだわってきっちり勝つ」とタイトル再挑戦を誓い、藤村も「タイトルマッチを経験した山崎選手に挑む形だけど、僕はポジティブな性格なんで怖いもの知らずでガンガン行く」と山崎の胸を借りるつもりは一切なし。

 会見の最後には「僕は福島県の出身でKrushに出たいという子供たちも増えてきました。そういった子供たちに夢を見せるような試合をしたい」(山崎)、「静岡にもこれだけ強い選手がいるということを知ってもらって、ファンに熱い試合を届けたい」(藤村)と“地元愛”のこもった言葉でメッセージを送った。-70kg戦線で存在感を見せるのはどちらだ?
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