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[ニュース]2016.10.21
牧平圭太、久保優太を倒すことだけを考えて生きている!「ここで勝って自分が変わらないと格闘家として先はない」
    
 10月21日(金)東京・代官山にある「Reebok CrossFit Daikanyama by HALEO」にて、11月3日(木・祝)国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN 〜初代フェザー王座決定トーナメント〜」(※-57.5kgから名称変更)のスーパーファイトで久保優太と対戦する牧平圭太が公開練習を行った。
 牧平は昨年7月の初代スーパー・ウェルター級(-70kg)王座決定トーナメント以来のK-1参戦。今回は牧平自身も自分の適性階級だと話すウェルター級(-67.5kg)で、久保と対戦することになった。

 試合まで2週間を切り「久保選手という強い相手と試合が決まって、2カ月間しっかり追い込めています」と語る牧平。7月のKrush後楽園大会では山際和希に不覚をとったが「あの試合をきっかけに身体を作り直し、気持ちも入れ替えて練習を続けている」という。
 具体的に何が変わったか?という質問に、牧平は「すべてにおいてです」と一言。「練習も私生活もすべて含めて、今まで気付けなかったことに気付いて練習を続けています。練習量も作り直して、自分に足りないものを(Krush-70kgで活躍する)山内佑太郎さん、中島貴志先生(キックボクシングアカデミーROOTS代表)に指導してもらって、自分自身、変われているのかなと思います」と続ける。

 この日は「今、自分が週3回やっているHALEOでのトレーニングの一部を見てもらいたい」と、牧平を指導するPRIDEウェルター級GP2006王者・三崎和雄と山内が見守る中、ランとミット打ちを繰り返す練習を公開。後半になるにつれ牧平の動きが落ちてくると、三崎・山内の両名が檄を飛ばして牧平を鼓舞するなど、緊張感漂う中での公開練習となった。
 対戦相手の久保について「印象は穴がない。見れば見ればほど強い選手だと思う」と話す牧平だが「ここで勝って自分が変わらないと格闘家として先はない」と久保戦にかける想いは大きい。「試合が迫れば迫るほど、この試合が大事だという気持ちを感じるし、この2カ月間、久保選手を倒すことだけを考えて生きてきた」と打倒・久保にすべてをかけている。

 またかつて自身が保持していたKrush-67kgのタイトルマッチとして渡部太基(王者)VS塚越仁志(挑戦者)が後楽園ホールを揺るがす死闘を演じたことにも触れ「嫉妬しかないですね(苦笑)。自分がいない悔しさも感じたし、あの試合を観てモチベーションになった」という。
 インタビューの最後に牧平は「K-1は昔からの夢で、憧れの場所です。僕は不器用で天才でもない泥臭い選手かもしれませんが、そういう選手でも夢を与えられる一人になりたいし、夢を与える試合をしたい」とファンにメッセージ。そして「今回は壁をぶち破るというテーマがある」と、ジム内に描かれた「壁を壊す」イラストの前で写真撮影を行った。

 牧平は久保優太という大きな壁を打ち壊し、K-1ウェルター級の主役になることが出来るか?
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