今年9月、K-1勢として初めてMMAルールでRIZINに参戦し、ベネットと対戦した木村。自身初のMMAルール挑戦となった一戦は、まさかの7秒TKO負け。屈辱の敗戦から3カ月、年末RIZINの舞台でベネットと再びMMAルールで対戦することが決まった。（※29日・31日どちらの大会で行うかは調整中）

　3カ月という短いインターバルでのリベンジマッチが組まれた木村は「あのクソ野郎と再戦が決まって、めっちゃ興奮してエキサイトしているし、もう一回、あのクソ野郎とぶつかって叩き潰せると思うと興奮しています」と挨拶。

「前回の試合でMMAファイターからひどいことも言われたけど、そういう批判を受けて自分のドロドロした汚い部分が湧き出てきたので、それを試合で見せたい」と反骨心をむき出しにし「お前らじゃこの世界を引っ張れねえよって。俺じゃないとこの世界を引っ張れないし、俺が勝ってこの世界のど真ん中に立ちたいと思います。とにかくもう一回、あのクソ野郎を捻り潰してやりたい」と木村らしさを爆発させた。

　会見ではベネットからのコメントも読み上げられ、ベネットからは「なんで木村とリマッチしなきゃならないんだ、やつはこの間7秒で寝かしつけてやったばかりだ。またやりたいなんて、よほどおねんねするのが好きなんだろう」や「まぁ前回は役立たずなセコンド（ヴァンダレイ・シウバ）がいたから、今回はセコンドの言うことなんて聞かずに自分の本能で戦ってみろよ、そうすれば10秒くらいはもつんじゃねえか？」と挑発的なコメントが続いた。

　これに対して木村は「都合のいいことに（前回の試合は）あんまり覚えてない」「ヴァンダレイとは試合直前に少し話したくらい」と反撃。「こうして僕の気持ちもハートも熱いうちに早いタイミングで再戦が組まれたことに感謝している。前回以上に熱い激闘を見せたい」と気持ちを切り替え、ファンに激闘を約束した。