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[ニュース]2016.1.25
3・20「Krush.64」K-1甲子園2015王者・西京春馬がKrushのリングで世界に挑む!プロ無敗・18歳のエリアス・マムーディと激突
    
 1月25日(月)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、3月20日(日)東京・後楽園ホール「Krush.64」の追加対戦カードが発表された。
 マムーディは2013年にアマチュアムエタイ・キックボクシングの世界タイトルを獲得している18歳の新鋭。176pの長身とプロ戦績15戦15勝(10KO)無敗を誇り、K-1 WORLD GP-55kg初代王座決定トーナメントに出場したルイ・ボテーリョに勝った実績が光る。また父親・叔父・兄がムエタイファイターで父と叔父がトレーナーという格闘技一家に生まれ、現在も高校に通う"高校生ファイター"という一面も持つ選手だ。

 K-1甲子園王者としての初戦で、同じ10代・世界の強豪を迎え撃つことになった西京は「K-1甲子園の一夜明け会見で『強い外国人選手とやりたい』言ったら、こんなに早く組んでもらえて、びっくりしました。でもここで負けたら意味がないので、勝って『Krush.64』を盛り上げたいと思います」と意気込みを語る。

 マムーディとボテーリョの試合映像をチェックし「-55kgとは思えないくらい背がデカかった。蹴りが得意で、リーチが長くて手足も長くてやりづらそう」と話す西京。今回が自身初の国際戦となるが「外国人選手はどんな感じなんだろう?と思いながら戦いたい。でも外国人が相手だからと言って別になんとも思わないです」と強気な言葉を残す場面も。「マムーディは本当に強い選手なんで、ここで僕がマムーディを倒せば、上の選手たちとも比べてもらえると思います」とマムーディ戦を飛躍のきっかけにするつもりだ。

 同大会では-55kg王者・堀尾竜司と挑戦者・寺戸伸近のタイトルマッチが組まれており、同じ-55kgの西京にとっても意識するところ。会見に同席した宮田充Krushプロデューサーも「堀尾×寺戸と同じ日に(西京×マムーディを)組んだところは見て欲しいポイントです。西京選手の試合はタイトルマッチの前に行われて、もし素晴らしい内容であれば、お客さんから『西京が次の挑戦者だ』という声も出てくるはず。そのくらいの相手を用意したと思うし。2016年はK-1で-55kgの試合が組まれることもあると思います。今年高校生を卒業して一人前ファイターになれるかどうか? どのくらい爆発できるか? が西京選手の今後にかかっていると思います」とメッセージを送った。

 宮田プロデューサーの言葉を受けて、西京は「Krushに出るのも1年以上ぶりで、今回がK-1甲子園で優勝して一発目の試合です。僕が『Krush.64』で一番盛り上げたいと思います!」と力強く宣言。西京はマムーディとの10代対決を制して、ブレイクのきっかけを掴むことが出来るか?
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