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[ニュース]2016.12.22
3・3「Krush.74」-58kg王者・小澤海斗「Krushのベルトは俺のもの。俺が負けるわけがない」、挑戦者ユン・チーは「全力でベルトを奪い取る」
    
 12月22日(木)大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、2017年3月3日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.74」-58kgタイトルマッチの対戦カードが発表された。
 8月のKrush名古屋大会で初防衛に成功した-58kg王者・小澤海斗。2度目の防衛戦では中国のユン・チーと対戦することになった。

 チーは6月のK-1代々木大会で小宮山工介からダウンを奪って勝利。11月の初代K-1フェザー級王座決定トーナメントでは一回戦で神戸翔太をKOし、準決勝では武尊相手に大会ベストバウトと言える壮絶な打ち合いを繰り広げている。

 会見では挑戦者チーのコメントが読み上げられ、続いてベルトと共に会見に出席した王者・小澤が防衛戦に向けての意気込みを語った。

小澤海斗
「今回は防衛戦だけど、このベルトを手放したくないし、俺のものなんで絶対に渡さない。この中国人をぶっ倒して、こいつ(ベルト)を絶対に守ってやろうと思っています」

ユン・チー
「日本のみなさん、こんにちは。中国大東翔クラブのユン・チーです。来年3月にKrushに参戦し、‐58kgのタイトルマッチに挑戦できることが本当にうれしいです。

 チャンピオンの小澤海斗選手はとても実力のある強い選手ですが、全力を尽くしてベル
トを奪い取りに行きます。自分がKrushのチャンピオンになり、中国にベルトを持って帰ることを強く信じています。

 日本のファンの皆さん、ユン・チーの活躍を期待してください。そして3月3日はぜひ会場に来て、私を応援してください。ユン・チー ヨウ ユン・チー!」
(※中国でユン・チーには「運気」という意味もあり「ユン・チーには運気がある」というメッセージ)

 続く質疑応答で小澤はチーが挑戦者に決まったことについて「挑戦者は誰でもいい。俺はこのベルトは渡さないだけ」とキッパリ。「(チーは)パンチ主体の選手だけど、俺の方がすべてで勝っている。負けるわけがない」と強気に言い放つ。

 小澤にとっては11月の初代K-1フェザー級王座決定トーナメント決勝で宿敵・武尊に敗れて以来の試合で「これはあんまり言いたくないけど、負けてくよくよしている部分もあった(苦笑)。でもこれからは前しか見ないことにしている。武尊へのリベンジ? 俺のファンもそれを待っているし、俺は(武尊に)勝つまでやり続けるつもり」。

 またKrushには約7カ月ぶり、後楽園ホールには実に約1年ぶりの登場となる小澤は「俺はデビュー戦もKrushだし、Krushへの思い入れは強い。このベルトを持っている俺がKrushを盛り上げようと思っている。俺のファンは俺だけ見てろ、以上」と俺がKrushの主役だと言わんばかりに語った。

 王者・小澤がKrushのリングで存在感を示すか? それとも挑戦者チーがその強打で小澤を粉砕するか?
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