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[ニュース]2016.1.30
HIROYA、日本トーナメントでリベンジと飛躍をきっかけを掴む!「トーナメントで優勝することが今後の格闘技人生において大事になると思います」
    
 3月4日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-65kg日本代表決定トーナメント〜」。トーナメント出場選手インタビュー第6弾はトーナメント1回戦で寺崎直樹と対戦するHIROYAだ。
――昨年末はRIZIN出場があり、総合格闘家の西浦"ウィッキー"聡生選手に見事なKO勝利を収めました。あの試合はHIROYA選手にとってどんな試合でしたか?

「4月に木村("フィリップ"ミノル)選手に負けて、ほんとにもう『この先どうしよう?』みたいな感じで悩んでいました。ずっと練習もしない時期もあったんですけど、それからRIZINの話をいただいて。もう一度環境を改めて、気持ちも切り替えてやろうと思いました。それでフィジカルトレーニングを始めたり、自分で思うように練習をして、それがしっかりハマって、試合で自分を出せたかなと思います」

――木村選手に負けた直後は進退についても考え込んでいたのですか?

「そうですね。(格闘技を)辞めたいなぁってずっと思ってましたね(苦笑)」

――HIROYA選手は15歳でK-1デビューして、それからずっと人に見られる場所で試合を続けてきました。それが精神的にしんどくなっていた部分もあったのでしょうか?

「自分ではそういうものはないと思っていたんですけど、やっぱりあったのかなとも思いました。でもやっぱり物事を軽く考えることが自分にとって一番いいというのをRIZIN出場で見つけましたね」

――確かにRIZINの試合では身体が仕上がっていて、動きも非常に良かったと思います。新しく自分を見せることが出来たということは感じましたか?

「感じましたね。このやり方が自分に1番良いんだっていうのがしっかり当てはまったというか。気持ち的な部分が減量とかすべての面に影響していて、本当に凄いきつい練習をしたかというと全然そうじゃないし、フィジカルトレーニングだったり(練習を)分担して、色々なチームワークとかも考えて。自分の思うようにやらせてもらって、それが本当に良かったからだと思います」

――結果ももちろんKOで倒せたことで手応えを掴めたのではないですか?

「やっぱり倒せたこともそうなんですけど、相手の試合の映像もかなり見て研究するようにしていて、そしたら試合中に焦ることがなかったです。それが自分の中では一番のポイントというか、良かったなというのは感じました」

――すごく良い弾みをつけて、今回のトーナメント出場につながりました。会見でもお話されていたように、ずばりトーナメントのテーマはリベンジですか?

「そうですね。トーナメント出場選手を見ても負けている選手が多いので、リベンジして勝つこと。そしてリベンジすることももちろんなんですけど、やっぱり今回このトーナメントで優勝することが自分の今後の格闘技人生において、すごい大事になると思うので負けられないですね」

――一回戦で対戦する寺崎選手も過去に一度敗れている相手です。

「寺崎選手とは一度対戦して悪夢を見ているので、寺崎選手は会見で僕のことを応援していたと言っていましたが、もう一度戦えて本当にうれしいです」」

――今回のトーナメントはHIROYA選手が再び輝くためには絶好のチャンスなのではないですか?

「はい。RIZINでは良い姿を見せることが出来ましたけど、K-1のリングではなかったんで。やっぱりK-1のリングでしっかり見せて『HIROYAが戻ってきた!』『HIROYAは強いんだ!』ということをアピールしたいですね」

――年末の試合を経て、色んな人がまたHIROYA選手に注目すると思うのですが、ファンのみなさんにはどんなHIROYAを見せたいと思いますか?

「年末の試合がなかったら『HIROYAがトーナメントに出るの?』という声もあったと思うですけど、年末に倒せたおかげでそれも多少は減ったのかなとは思います。今まで僕は自分の力が出せた!という満足のいく試合があんまりなかったんですね。それが年末の試合では、試合内容には完全に満足してるわけじゃないんですけど、自分でやってきたことがしっかり出せたかなって思える試合でした。その感覚を掴めたっていうのは大きいですし、同じやり方をして順調に仕上げれば身心ともに最高の状態で仕上がって、トーナメントもいけるんじゃないかなって思ってます」
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