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[ニュース]2017.1.21
「K-1 WORLD GP」2.25代々木 イブラヒム・エル・ボウニ、オランダの若き猛獣がやってくる!「日本のファンにスぺクタルな試合を見せて、あっと驚かしてやりたいね」
    
 2017年2月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜初代ライト級王座決定トーナメント〜」。スーパーファイト出場選手インタビュー第5弾は上原誠と対戦するイブラヒム・エル・ボウニだ。
――K-1出場が決まった時の心境を教えてもらえますか?

「最初はとてもビックリしたよ。でも世界中から大勢の素晴らしいファイターたちが集まるK-1で戦えることを聞いてとても光栄に思った。俺は小さい頃、K-1で活躍するバダ・ハリやメルヴィン・マヌーフを見て育ってきたからね」

――K-1というイベントにはどんなイメージを持っていますか?

「K-1は今も昔も格闘技界に大きな影響を与えるビッグプロモーションだ。全ての選手が一度は戦いたいと思う場所で、俺自身も素晴らしい団体だと思っている。それに日本のみんなは分からないと思うけど、日本のファンは世界中でも有名なんだ。ちゃんと試合を見て、選手のことを分け隔てなく評価してくれるってね。だから俺も日本で自分のスキルを披露できるチャンスが出来たことが嬉しいし、きっと日本のファンにも俺の試合を楽しんでもらえると思う」

――ボウニ選手が格闘技を始めたきっかけを教えて下さい。

「格闘技を始めたのは11歳の時だね。兄貴が俺に何もせずフラフラして時間を無駄にして欲しくないと思って、俺をジムに連れてきたんだ。それが格闘技を始めるきっかけだね」

――今の練習環境・状況を教えて下さい。

「格闘技を始めた頃からずっとリドアン・エル・アスロウティに指導してもらっている。彼はキックの世界チャンピオンにもなっていて、トレーナーとしてだけでなく、俺や俺の家族のよき友人でもある。練習しているジムはとてもレベルが高く、みんなで俺をとても良くサポートしてくれる。そのおかげでトレーニングに集中することができるし、世界の強豪たちと戦うこともできる」

――どんな選手とスパーリングしているのですか?

「普段はジムのメンバーとスパーリングするんだけど、時には他のジムから選手を呼ぶこともある。いい選手は必ずしも有名という訳ではないけど、みんなが知っている選手で言えばマヌーフ、バダ・ハリ、グーカン・サキとスパーリングしたことはあるかな」

――これまでどんなイベント・どんな国で試合をしてきたのですか?

「オランダではWFLを中心に色々な団体で試合をしていて、クロアチア、モルドバ、ルーマニア、チェコ、中国でも試合をしたことがある。最後の試合は過去にK-1でも試合しているジャバット・ポトラックを1RでKOした試合だよ」

――ボウニ選手はオランダで“Mr.Cool”と呼ばれているそうですが、なぜそう呼ばれるようになったのですか?

「どれだけ相手にプレッシャーを掛けられている時でも、いつも冷静にクールに戦うからだね」

――今回、セコンドで来日するメルビン・マヌーフはボウニ選手にとってどんな存在ですか?

「マヌーフは素晴らしいファイターであり、昔から尊敬している存在だよ。今では彼は俺の格闘技のパートナーであり、よき友でもある。リング内外ともに経験豊富で色々なことを俺に教えてくれるよ」

――自分のどこをK-1のファンに見てもらいたいですか?

「ファンのみんなが楽しめるスペクタクルな試合を見せるつもりでいる。俺は勝つために日本に行くんだ。日本のファンのみんなをあっと驚かせてやりたいね」

――対戦相手の上原誠選手の印象を教えてください。

「きっと彼は良い選手なんだろうし、俺はすべての選手に敬意を持っている。何故ならこのレベルに来ることがは容易ではないことを知っているからだ。正直、彼がどんな選手かは詳しく知らないが、それはリングの上で拳を交えた時に分かることだよ」

――上原選手は日本のヘビー級で最強と言われていますが、そういう相手と戦うことをどう思いますか?

「ということは、俺がマコト・ウエハラを倒せば、俺が日本で最強のヘビー級ということになるんだな!ハハハハ!!!」

――ボウニ選手は自分がK-1で活躍して、再びK-1のヘビー級を盛り上げたいという気持ちはありますか?

「もちろんだ。K-1のリングに立つ人間は誰もがそのチャンスを掴みたいと思っているはずだ」

――K-1・日本で戦う上での目標を教えてください。

「俺は勝つために日本に行くが、ただ勝つための試合をするのではなく、スペクタクルな試合をして勝つ。そして日本のファンの皆に素晴らしいショーを見せ続けるよ」

――それでは最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「日本という素晴らしい国に行くことが出来て、とても光栄に思っている。世界でも有名な日本のファンのみんなに会えることを楽しみにしている。ドーモ、アリガトー!!」
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