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[ニュース]2017.1.20
「Krush.74」3.3(金)後楽園 -53kg次期挑戦者決定戦は年齢差16歳!出貝泰佑「精神面・経験値に差がある」VS軍司泰斗「試合翌日が卒業式なんで1Rで倒す」
    
 1月20日(金)東京・大久保のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、3月3日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.74」の追加対戦カードが発表された。
 -53kg王者・武居由樹への挑戦権をかけて、出貝泰佑と軍司泰斗の次期挑戦者決定戦が決まった。(※タイトルマッチ時期は王者・武居と調整の上に決定)

 出貝は元Bigbangスーパー・バンタム級王者の肩書を持ち、昨年からKrushに参戦。Krushでは2戦2敗と結果を残せておらず、今回は復活のビッグチャンス到来となった。

 一方の軍司はK-1甲子園2016 -55kgで見事に優勝。「Krush.72」1.15後楽園では笠見玲慈を1RKOしており、早くも今年2戦目を迎える。

 また出貝・34歳、軍司・18歳という年齢差16歳という顔合わせで、会見でも両者は対照的なコメントを残した。

 会見当日に高校の期末テストを終えたばかりの軍司は「出貝選手はなんでもできる選手だけど、怖い技は何もないんでKOで勝ちたい。今の自分はパンチで倒せるんでパンチで倒したい」とキッパリ。

 さらに試合翌日の3月4日が高校の卒業式ということで「卒業式で顔が腫れていたら恥ずかしんで1RでKOする」と大胆不敵に言い放った。

 一方の出貝は「去年は本来の動きができなくて、見ている人に心配されました。でも自分は原因が分かっているので、それを克服するようにトレーニングをして、今は調子がよくなってきています。そういう中でこの話をいただき、自分の力を出すチャンスだと思いました」と挨拶。

 16歳年下の軍司のことを「若くて勢いがあるというイメージ。KOで勝っているんでパンチも蹴りもできる。攻撃力が強いと思っているので気を付けています」と分析した上で「自分は年齢がいっている分、経験値がある。精神面や試合のキャリアにも違いがあるし、試合運びの経験値は差が出ると思います」と年齢・キャリアのアドバンテージをフルに生かすつもりだ。

 また軍司の「試合翌日が卒業式で顔を腫らしたくないので1RKOする」宣言についても「絶対に卒業式前に顔を腫らしてやろうと思います」と譲らなかった。

 タイトル挑戦について「これに勝ったらタイトルマッチなのでKOで勝って次につなげる」という軍司に対し、出貝は「武居選手はサウスポーなので今回の試合とは別物。そこまでタイトルマッチは考えなくてもいい。今回に集中して勝って、それから次の試合までに力をつければいい」。

 軍司が勢いに乗って一気にベルトに手をかけるか? それとも出貝が経験・キャリアを駆使して軍司を料理するか?
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