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[ニュース]2017.2.1
「K-1 WORLD GP」2.25(土)代々木 ゴンナパーが公開練習で破壊力十分のパンチとローキックを連発!「自分には卜部功也をKOする力がある。一回戦はKOで終わらせる」
    
 2月1日(水)東京・三ノ輪のウィラサクレック・ムエタイジム本部にて、2月25日(土)東京・2月25日(土)国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜初代ライト級王座決定トーナメント〜」のトーナメント一回戦で卜部功也と対戦するゴンナパー・ウィラサクレックが公開練習を行った。
 昨年9月のK-1代々木大会でゲーオ・ウィラサクレックの代打出場でK-1デビューを果たしたゴンナパー。大会直前のスクランブル発信だったにも関わらず、本来は一階級上の山崎秀晃の足をローキックで破壊して勝利を収め、大きなインパクトを残した。

 今回は自分のベストウエイトと言えるライト級での参戦で、公開練習では代名詞ともいえる強烈なローとパワフルなフックを連発。改めて攻撃力の高さを見せつけた。

 試合まで4週間を切り「今、体調はどんどんよくなっている。現時点での仕上がりは60%だけど、大会当日までに100%に持っていく。トーナメントでは全力を尽くして戦うよ」と語ったゴンナパー。タイ人ファイターは寒さに慣れておらず、日本での冬場の試合でコンディションを崩す選手も多いが「自分は何年も日本に住んでいるから、日本の冬には慣れているよ」と不安はない。

 今回は1日3試合を戦う過酷なワンデートーナメントで、ゴンナパー自身も「ムエタイで1日2試合戦ったことはあるけど、1日3試合は初めて」。蹴りを得意にするゴンナパーだけに蹴った自分の足を負傷するリスクもあるが「自分は試合で全力を尽くすだけだし、3試合戦う準備も続けているから問題ないと思う。左足がダメなら右足で蹴るし、両足がダメならパンチで行くよ」と言ってのけた。

 
 トーナメント一回戦で対戦するのは卓越したディフェンス能力を誇り“アンタッチャブル”(※「触ることができない」を意味)の異名を持つ卜部功也。ゴンナパーも「いい選手だと思うし、スピードが速い印象がある」と分析しつつ「それでも自分のパンチと蹴りを当てていく。どこかのイベントで功也が『ゴンナパーはそこまでではない』と言っていたそうだけど、その言葉を覆させるよ」と不敵に語る。

 さらに「功也をKOできるかどうかは50/50だけど、自分には上手くハマれば功也をKOできる力があると思っている。トーナメントをどんな試合で勝ちあがっていくかは分からないけど、とりあえず一回戦はKOで終わらせるよ」とKO勝利を予告した。

 準決勝・決勝の勝ち上がりについて聞くと「トーナメント全選手の試合映像はチェックしている。ただ誰が勝ち上がってくるかは予想できない。みんないいコンディションで当日を迎えるだろうし、多少は運も影響するからね」とゴンナパー。そのうえで功也と共に印象に残った選手として別ブロックにエントリーしているウェイ・ルイの名前を挙げた。

 同門で先輩のゲーオがK-1で成功した姿を見て、ゴンナパーにも「このトーナメントで優勝して祐目になりたい。そしてムエタイをもっと日本でも広めたい」という夢があり、「日本のファン、そしてタイのファンのみなさん、私のことを応援してください。当日は全力で戦います」と日本そしてタイのファンにメッセージ。ゲーオに続いてK-1のリングで夢を掴むことができるか?

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